「不確実性の時代で意思決定を下し、行動しつづけるためにいまこそミンツバーグ経営論が極めて重要だ」『H.ミンツバーグ経営論[増補版]』11月19日発売

株式会社ダイヤモンド社

 世界中の経営者から尊敬と支持を集める世界最高峰の「ビジネス思想の巨人」、ヘンリー・ミンツバーグ。その経営論の全貌を理解し、活用することを目指し、『Harvard Business Review』に掲載された全論文を収録した決定版、『H.ミンツバーグ経営論[増補版]』が11月19日に刊行されました。

ヘンリー・ミンツバーグ 著/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編訳 『H.ミンツバーグ経営論[増補版]』ダイヤモンド社 刊

 経営やマネジメントにおいて軽視されがちでありながら、実は極めて重要な「直感」「創造性」「考えるより、まず先に行動すること」。これらに軸を置くミンツバーグの経営論は、AI全盛時代においてますます必要性を増していきます。なぜなら、「事前の分析・計画」はAIがもっとも得意とする作業であり、計画通りに進まない現実においては、直感や経験を駆使しながら臨機応変に対応していくことこそが代替できない、人間の役割となっていくからです。

 本書に序文を寄せた早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)の入山章栄教授も「ミンツバーグ氏ほど、経営論において包括的な視点をバランスよく持つ人はいない。これからの『AI全盛時代』において、経営者・マネジャーが果たすべき役割を明確に示している」とその経営論を絶賛しています。

 現実の経営における戦略形成は、MBAの教科書にあるように「将来を予測し、計画を立て、その通りに実行」していくものではありません。行動を起こし、修正を重ねていくことによってのみ「本当に目指したい戦略」が浮かび上がってきます。これこそが「AI時代の経営・マネジメントに求められるもの」であり、ミンツバーグの経営論は日本の全ビジネスパーソンがいまこそ読むべき、これからの時代を生きるマネジメントの指南書となっています。

■本書の目次

序文 『H.ミンツバーグ経営論[増補版]』に寄せて 入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)
第1章 マネジャーの職務:その神話と事実との隔たり
第2章 計画は左脳で、経営は右脳で
第3章 組織設計:流行を追うか、適合性を選ぶか
第4章 戦略クラフティング
第5章 戦略プランニングと戦略思考は異なる
第6章 政府の組織論
第7章 マネジメントに正解はない
第8章 プロフェッショナル組織の「見えない」リーダーシップ
第9章 オーガニグラフ:事業活動の真実を映す新しい組織図
第10章 [インタビュー] アングロサクソン経営を超えて
第11章 参加型リーダーのマインドセット
第12章 リーダーシップはほどほどがよい
第13章 生産性志向が米国企業をダメにする
第14章 「コミュニティシップ」経営論
第15章 [インタビュー] コミュニティシップ:社会を変える第3の力
第16章 [インタビュー] 経営者に必要なのはエンゲージング・マネジメントである
第17章 [インタビュー] マネジャーの仕事は「普通の創造性」を育むことである 

著者:ヘンリー・ミンツバーグ

カナダのモントリオールにあるマギル大学クレグホーン寄付講座教授兼経営学大学院教授。著書に『マネジャーの実像』、『MBA が会社を滅ぼす』、『戦略サファリ[第2 版]』、『H.ミンツバーグ経営論』、『私たちはどこまで資本主義に従うのか』『これからのマネジャーが大切にすべきこと』などがある。経営思想界のアカデミー賞と言われるThinkers 50 で3 人目となる生涯功績賞(Lifetime Achievement Award)を受賞。

編訳:『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)

『Harvard Business Review』誌の日本語版として、米国以外では世界で最も早く、1976年に創刊。「世の中を変えるリーダーにアイデアと思考の軸を提供し、よりよい未来をつくる」というパーパスの下、毎号HBR論文と日本オリジナルの記事を組み合わせ、時宜にかなったテーマを特集として掲載。多くの経営者やコンサルタント、若手リーダー層から支持され、また企業の管理職研修や企業内大学、ビジネススクールの教材としても利用されている。

■『H.ミンツバーグ経営論[増補版]』

ヘンリー・ミンツバーグ 著

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編訳編者

定価:3,520円(税込) 発売日:2025年11月19日

発行:ダイヤモンド社 判型:A5並製・384ページ

https://www.amazon.co.jp/dp/4478123179

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
神宮前6-12-17
電話番号
03-5778-7200
代表者名
石田哲哉
上場
未上場
資本金
1億4000万円
設立
1933年05月