世界有数・国内唯一の国際的舞台芸術プラットフォーム「TPAM(ティーパム)」が2月開幕!

1995年に「芸術見本市」として東京で開始し、今回が第23回、横浜に会場を移してからは9回目の開催となる国際舞台芸術ミーティングin横浜「TPAM」が、今年も2月9日(土)~ 17日(日)にわたり開催されます。
  • TPAMについて

カセット100,1971 Photo by Nathaniel Gutierrez, Courtesy of UP Center for Ethnomusicology and Ringo Bunoanカセット100,1971 Photo by Nathaniel Gutierrez, Courtesy of UP Center for Ethnomusicology and Ringo Bunoan

■TPAMとは

TPAM (ティーパム) – 国際舞台芸術ミーティング in 横浜は、①アジアと世界の舞台芸術の最新動向を伝える公演プログラム、②国内外の重要フェスティバル・劇場・芸術文化団体から数百名の舞台芸術関係者が集まる交流プログラム、③日本の新人アーティストにとって観客開拓・海外公演のチャンスとなる公募プログラムから成る、世界有数・国内唯一の国際的舞台芸術プラットフォームです。1995年に「芸術見本市」として東京で開始し、今回が第23回、横浜に会場を移してからは9回目の開催となります。
近年はアジア・フォーカスを強化し、アジアとの国際共同製作にも参画。前回(2018年2月)のTPAMには、46ヵ国・地域から約400名、日本から約450名の舞台芸術のプロフェッショナルが参加しました。その一人一人が数百、数千、数万の未来の観客につながっています。また、ほとんどのプログラムは一般のお客様も観賞・参加可能です(前回の述べ入場者数28,203名)。

①公演プログラム「TPAMディレクション」
多様なバックグラウンドのディレクターと協力して作られる公演プログラム「TPAMディレクション」には、アジアと世界の舞台芸術シーンの最新動向を反映する作品やプロジェクトが並びます。今年のプログラムはホセ・マセダ(フィリピン、1917〜2004)作曲の100人のボランティア演奏者によるマルチメディア・パフォーマンス『カセット100』(前頁写真)で開幕。東南アジアの脱植民地史と共産主義をめぐる3カ国の作品、独立以来初の政権交代を起こした2018年マレーシア総選挙への応答、北京出身のアーティストが提案する「ポスト資本主義」の現代美術オークションなど、多様な形式のパフォーマンスを、プロフェッショナルのための国際プラットフォームならではの濃度とスピード感でご紹介します。
 

TPAMエクスチェンジの様子 撮影:古屋和臣TPAMエクスチェンジの様子 撮影:古屋和臣

②交流プログラム「TPAMエクスチェンジ」
作品のプロモーション、情報交流、ネットワーキングの機会としてプロフェッショナルに活用されているプログラム「TPAMエクスチェンジ」。職業的な目的に特化した一部のミーティング以外は、一般のお客様にもご参加いただけます。TPAMアドバイザーの平田オリザ氏、岡田利規氏やアジアのアーティストがTPAMの2015年以来のアジア・フォーカスを振り返るオープニング・シンポジウム、舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)のネットワーキングを目的としたシンポジウム「舞台芸術AiRミーティング」、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)による公開シンポジウム、横浜のアートと地域の関わりについて考える場「アートサイトラウンジ」、国際的な次世代クリエイターの育成プログラムなど、多彩なプログラムを予定しています。

③公募プログラム「TPAMフリンジ」
ジャンル不問の公募プログラム「TPAMフリンジ」では、TPAM会期中に横浜・東京エリアで実施される公演やプロジェクトをTPAM参加者と一般のお客様にご紹介。登録するアーティスト/カンパニー/オーガナイザーにとっては海外公演の機会や新しい観客層を開拓するチャンスとして、TPAMに参加するプロフェッショナルや一般のお客様にとっては新しい才能や作品を発見するチャンスとして、幅広く活用されているプログラムです。

 
  • 公演プログラムをご紹介
「TPAMディレクション」公演の中から、注目の作品をご紹介!

1.ホセ・マセダ作曲『カセット100』(1971)
民族音楽のフィールド・レコーディングがおさめられたカセット・プレーヤー(近年はMP3プレーヤーで代用)を手に、100人が空間を回遊するマセダの代表作。東野祥子、カジワラトシオ(ANTIBODIES Collective)が振付・演出を担当。(上演日時:2019年2月10日(日) 会場:KAAT神奈川芸術劇場アトリウム)
 

5台のピアノのための音楽5台のピアノのための音楽

2.ホセ・マセダ作曲『5台のピアノのための音楽』(1993)『2台のピアノと4本の管楽器』(1996)
『5台の〜』は、優れたピアニストでもあったマセダが、高橋アキたっての依頼で1990年代に初めて書いたピアノ曲。最高スペックのピアノを5台取り揃え、高橋アキ、高橋悠治ほか豪華メンバーを迎えての貴重なコンサート。(上演日時:2019年2月11日(月) 会場:KAAT神奈川芸術劇場ホール)
1・2ともに、ディレクター:恩田晃(サウンドアーティスト/キュレーター)[米国/日本]
 

ソルト©David Fajarソルト©David Fajar

3.エコ・スプリヤント[インドネシア]『ソルト』
インドネシア・北マルク県の若者たちと共に伝統的な戦いの踊りを再解釈し世界各地をツアーした『Cry Jailolo』『Balabala』に続き、3部作を完結する、振付家自身によるソロダンス作品。(上演日時:2019年2月13日(水) 会場:KAAT神奈川芸術劇場ホール)


4.ジンイ・ワン[中国/ノルウェー]『ポスト資本主義オークション』

お金だけでなく「理解」「機会」「交換」でも入札できる、オルタナティブでパフォーマティブな現代美術オークション。落札「価格」を決めるのはその作品を作ったアーティスト自身。(開催日時:2019年2月12日(火)~14日(木) 会場:横浜市開港記念会館)
 
  • 開催概要
 
名称:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2019(TPAM2019)

会期:2019年2月9日(土)~ 17日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場、Kosha33(神奈川県住宅供給公社)、横浜市開港記念会館、
   象の鼻テラス、横浜赤レンガ倉庫1号館、mass×mass 関内フューチャーセンター、
   Amazon Clubほか横浜・東京の複数会場
主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2019 実行委員会(国際交流基金アジアセンター、
   公益財団法人神奈川芸術文化財団、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、
   PARC – 国際舞台芸術交流センター)
助成:公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー
後援:外務省、文化庁、神奈川県、横浜市
提携事業:横浜ダンスコレクション2019、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)、
     アートサイトラウンジ「場づくりとアートの営み」
ウェブサイト https://www.tpam.or.jp

 

 
  • お問合せ先
TPAM事務局(PARC-国際舞台芸術交流センター)雨宮
TEL:03-5724-4660
FAX:03-5724-4661
メールアドレス:amemiya@tpam.or.jp


 

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会社概要

URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
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資本金
-
設立
1991年07月