<即戦力人材にアンケート>即戦力人材の約7割が「官公庁の仕事に興味あり」 官公庁で働くことへの不安点に「文化の違いになじめるか」「入省後活躍できるか」

興味のある省庁の上位に「デジタル庁」「自治体」「経済産業省」

Visional

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、官公庁の仕事に関するアンケート※1を実施しました(有効回答数:758)。
その結果、ビズリーチ会員の66.7%が「官公庁の仕事に興味がある」と回答しました。昨年実施した同様のアンケートと比べると「興味がある」と回答した方が、前回の21.7%から今回は31.5%と約10ポイント増えており※2、ビジネスパーソンの官公庁の仕事への興味が以前より高まっていることがうかがえます。
今回の調査から、民間企業では得難いスキルや経験を得ることで、自身のキャリアの選択肢を広げたいと考えるビジネスパーソンが多いことがわかり、今後さらに官民の人材交流が増えると推測されます。



興味のある省庁の上位に「デジタル庁」「自治体」「経済産業省」
官公庁の仕事に魅力を感じる一方で「文化の違い」や「入省後の活躍」について不安
ビズリーチ会員に興味のある省庁について質問したところ「デジタル庁(37.5%)」「自治体(25.3%)」「経済産業省(24.1%)」が上位に挙がりました。また、2023年4月に設置予定の「こども家庭庁(13.2%)」が10位にランクインしました。メディア等を通じて、仕事内容がイメージしやすい省庁に対して、ビジネスパーソンの興味・関心が高まっている傾向があると考えられます。
​希望する雇用形態については、「正規職員(任期なし)(69.2%)」「副業・兼業(20.6%)」「任期付き職員(8.9%)」が上位となりました。
さらに、官公庁で働く魅力については、「仕事を通じて社会貢献ができる(64.8%)」「官公庁でしかできない、インパクトの大きな仕事に関われる(55.1%)」「さまざまな人脈や情報にアクセスできる(45.3%)」が多く挙げられました。一方、働くことを検討するうえでの不安点については、「民間企業との文化の違いになじめるか(48.2%)」「中途採用で入省・入庁して活躍できるか(47.8%)」などが挙げられています。

中途採用を強化する官公庁が増えるなか、民間人材が行政でも活躍するためには、今回の調査結果でわかった不安点を払拭する取り組みが必要です。

■ビズリーチにて経済産業省・財務省の公募が本日よりスタート
ビジネスパーソンの官公庁の仕事への興味が高かったことを受け、「ビズリーチ」では、本日より経済産業省と財務省の正規職員の公募を実施します。経済産業省は、「国富の拡大(未来の日本を豊かにする)」をミッションに、産業・イノベーション、通商・貿易、資源・エネルギー等の政策分野を担っていただける方を募集します。また、財務省は、「国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継ぐ」という組織理念のもと、財政、マーケット関連、国際関連といった政策分野を担っていただく方を求めています。それぞれの領域で幅広く政策の企画立案を担う正規職員(課長補佐級・係長級)を、2022年11月8日から2022年12月5日まで「ビズリーチ」のサイト上で公募します。
公募ページリンク:
経済産業省:https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/buv0znb/ 
財務省:https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/0sqhsrt/

※1 調査概要
調査内容:官公庁の仕事に対する意識について
対象:ビズリーチ会員
年代:20代3.0%、30代16.9%、40代33.9%、50代35.9%、60代以上10.3%
年収:600万円以下19.9%、600万~750万円15.6%、750万~1,000万円34.4%、1,000万~1,250万円16.6%、1,250万円以上13.5%
調査期間:2022年9月26日~2022年10月2日
有効回答数:758
・回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
・本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。

※2 調査概要
調査内容:官公庁への転職について
対象:ビズリーチ会員
年代:20代2.5%、30代16.1%、40代33.7%、50代38.0%、60代以上9.8%
年収:600万円以下21.4%、600万~750万円18.4%、750万~1,000万円34.2%、1,000万~1,250万円13.5%、1,250万円以上12.6%
調査期間:2021年10月11日~2021年10月17日
有効回答数:995
・回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
・本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。
・「昨年実施した同様のアンケートと比べると『興味がある』と回答した方が、前回の21.7%から今回は31.5%と約10ポイント増えており」については、昨年のアンケート結果「とても興味がある」と比較しています。

■株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

これまでビズリーチでは、多くの省庁様や全国の自治体様の採用をご支援させていただいており、現在ビズリーチ経由で転職された方や、副業・兼業で採用された方が、民間企業でのご経験をもとに官公庁で活躍されています。
今回のアンケート結果では、官公庁の仕事に興味がある理由に「民間企業では得られない経験やスキルが得られるから」などが挙げられましたが、不確実性の高い現代において中長期的なキャリア形成の必要性を感じ、官公庁での仕事を通じて自身の市場価値を高めたいと考えている方が増えていると推測されます。
本日より、経済産業省様と財務省様の公募が開始されますが、ぜひご自身のキャリアの可能性を広げる機会にしていただけたら幸いです。
今後もビズリーチは、ビジネスプロフェッショナルの皆様が、官民を問わずに多様なキャリアを積むための選択肢と可能性を提供いたします。

◆今回のアンケート結果を受けて 
民間企業出身の官僚を中心に「組織のソトとナカの視点」を生かし霞が関のこれからを考える

「ソトナカプロジェクト」共同代表 西川 朋子 氏コメント
霞が関のソトで働いた後、霞が関のナカの人となった有志メンバーを中心に、霞が関の人材多様性の実現について、中途採用活性化の推進を軸に活動するのが、ソトナカプロジェクトです。
今年夏には、人事院総裁とデジタル大臣に提言を行いました。これからも提言内容の実現に向けて各省人事との意見交換・支援、中途採用者が交流できる場づくり、中途採用に関する情報発信などを積極的に行っていきます。
今回の調査結果を拝見し、官公庁で働く魅力は「ビジネスパーソンに意外と伝わっている」と希望が持てた一方、「文化の違いになじめるか、活躍できるか」という点については、実際まだまだ課題が多いのが現状で、不安を持たれるのも当然だろうと思います。採用募集の段階から、よりわかりやすく広報する必要もあります。
ただ、霞が関としても中途採用を推進する流れのなかで、改善の波が来ていることは間違いありません。変わりつつあるこのフェーズに飛び込んで、自ら変えてやろうと思われる方と、ぜひ一緒に霞が関で仕事ができたら幸いです。
今年度は、全府省庁が人材戦略の策定を検討する大切な年です。ビズリーチ様には、霞が関の人事戦略が前進する記念すべきタイミングで、貴重な調査結果を発表していただいたことに感謝申し上げます。ソトナカプロジェクト公式note:https://note.com/sotonaka

■「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
   企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/

■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/

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