国立劇場4年ぶりの出演 宮内庁式部職楽部の演奏で千年の芸能を堪能する
【国立劇場】5月雅楽公演『舞楽』
舞楽は音楽あり、舞あり 宮中の大エンターテインメントです!
王朝文化が花開いた平安時代、日本古来の芸能と大陸から渡来した芸能が融合する形で完成した雅楽は、千年以上の長きにわたり、宮中を中心に脈々と受け継がれてきました。
とはいえ、雅楽というものは漠然と知っていても、ご覧になったことがある人はそう多くないのでは?
「いかめしい衣裳の人がゆっくり動く舞踊」
「あれでしょ、サグラダ・ファミリアみたいな楽器をファーンと吹くやつ」
「神様が出てくる時の音楽でしょ」
「こないだテレビでちっちゃい笛を吹いてたけど、あれかしら」etc.
その高い芸術性は、日本のみならず世界でも高い評価を得ており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている、日本が誇る世界最古級の芸能なのに、それを全く知らずにいるのはもったいない。
とは言うけれど、何から手をつけていいやら、どうにもこうにも取り付く島がない・・・
そんな方たちにも、ピッタリの公演が、国立劇場5月雅楽公演「舞楽」です。
雅楽には大きく分けて二種類の上演形態があり、音楽だけを演奏するのが「管絃」、音楽と舞を演じるのが「舞楽」です。
それはまさに宮中の大エンターテインメント!
演奏は国立劇場には実に4年ぶりの出演となる宮内庁式部職楽部です。
楽部は、雅楽の代表的な継承者として、重要無形文化財「雅楽」保持者にも認定されている、雅楽演奏のエキスパート。また、今回は「舞楽」の代表的な曲をずらりと揃えました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ここ数年春秋の演奏会は開催を見合わせており、楽部の演奏を聴く機会は一般にほとんどありませんでした。
国立劇場の雅楽公演にも、実に4年ぶりの出演で、ファンにとっては待望の公演です。興味はありつつも、まだ雅楽に触れたことのない方々にとっても、またとない公演です。
我が国が千二百年受け継いできた芸能を堪能する絶好のチャンスです。
悠久の時を超えて受け継がれる舞楽を、雅楽演奏のエキスパート・宮内庁楽部の演奏で心行くまでお楽しみください。
プレスリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d47048-435-0baef2676e6071ae2d2560599cc7dd50.pdf
出演者プロフィール
宮内庁式部職楽部
千数百年の歴史をもつ雅楽の伝承を守る宮内庁式部職楽部[通称、宮内庁楽部]は、後継者の育成に加えて、雅楽の昔及をはかるために国内外での演奏会を広く行っています。
演奏は、宮中の儀式や饗宴(きょうえん:もてなすための酒宴)、春・秋の園遊会などの行事の際に行われるほか、昭和31(1956)年から文化団体や一般に公開するため、毎年春・秋の2回演奏会が開催されています。さらに、文化庁や教育委員会の要請による地方公演や、国立劇場での公演を年1回ほど開催しています。
このような宮内庁楽部の活動は日本国内だけにとどまらず、昭和34(1959)年にニューヨークの国際連合本部[国連]の総会議場で初めて海外公演を行ったのを皮切りに、世界各地で公演を行っています。
国立劇場5月雅楽公演 舞楽
左方 還城楽
右方 白浜
左方 喜春楽
右方 納曽利
令和4年5月28日(土) 午後2時開演 (午後4時終演予定)
国立劇場 大劇場(〒102-8656 千代田区隼町4-1)
【料金】
1等席 5,500円(学生3,900円)
2等席 4,500円(学生3,200円)
※障害者の方は2割引です。また車椅子用スペースがございます。
チケットのお求めは
国立劇場チケットセンター 0570-07-9900
[インターネット予約] https://ticket.ntj.jac.go.jp/
独立行政法人 日本芸術文化振興会
国立劇場
https://www.ntj.jac.go.jp/
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