平成30年日本民間放送連盟賞 『メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~』 テレビ部門の準グランプリを受賞!

平成30年日本民間放送連盟賞におきまして、『メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~』が、審査を勝ち抜いた8作品の中からテレビ部門の準グランプリを受賞しました。
この賞は、従来の日本民間放送連盟賞と日本放送文化大賞を一本化し、今年から新たに実施されました。質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的とするものです。
表彰は11月7日(水)に東京で開催された「第66回民間放送全国大会」の式典席上で行われ、メ~テレの依田恵美子ディレクターに記念のトロフィーが授与されました。

表彰式の様子表彰式の様子

ラジオ部門、テレビ部門のグランプリ・準グランプリ受賞者(右端がメ~テレ依田恵美子ディレクター)ラジオ部門、テレビ部門のグランプリ・準グランプリ受賞者(右端がメ~テレ依田恵美子ディレクター)


平成30年日本民間放送連盟賞 テレビ部門【準グランプリ】
『メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~』


放送:平成30年5月28日(月) 午前4時00分~午前4時55分
プロデューサー:村瀬史憲
ディレクター:依田恵美子
撮影:矢野健一郎
音声:宇都木琢
編集:鈴木建晴
音効:村上祐美
MA:犬飼小波
ナレーション:上田定行

 

内容】
今年4月、政府がいわゆるイラク日報の一部を公開した。日報には、自衛隊の駐屯地周辺で一時戦闘が拡大していたことなどが記載されていたが、このように他国の戦争で「派遣される場所は安全だ」と派遣され、現地で危険にさらされたのは、自衛隊が初めてではなかった。湾岸戦争で、日本政府がペルシャ湾へ派遣した中東貢献船「きいすぷれんだあ」が、米軍の指示で危険な海域に入り、ミサイル攻撃にさらされていたのだ。日本政府は、当時の法制度では自衛隊を海外に派遣することができず、アメリカの要請に応えるために民間船を中東貢献船として派遣した。日本政府の指揮下で安全に航行するはずだったこの船は、実際には、船の直上でパトリオットがミサイルを撃墜する事態となった。幸いにも人的被害はなかったが、攻撃を受けた事実は、当時まったく報じられなかった。外務省が機密として隠ぺいしたからだ。
その後、自衛隊を海外派遣するための法整備が進み、海外派遣は自衛隊の本来任務になり、集団的自衛権の行使容認へとつながっていく。番組では、当時、派遣に奔走した元官僚、政治家、そして中東貢献船「きいすぷれんだあ」の元船員へインタビューを敢行。民間船がミサイル攻撃にさらされた背景を探り、海外派遣を支えてきた「虚偽」と「隠ぺい」の原点を指摘する。

【受賞コメント】プロデューサー 村瀬史憲
栄えある準グランプリに選んでいただき、スタッフ一同、望外の喜びを感じています。日本国憲法が施行されて今年で71年。この番組がめざしたのは、憲法の平和主義を抱きながら生きてきた橋本船長の涙の意味を視聴者に考えていただくことです。国家の目的を前に、ひとり一人が信念を貫くためにも、事実を知ることが大切だということを取材の中で学びました。受賞を励みに、今後も「葬られた事実」を探っていきたいと思います。

【受賞理由】
湾岸戦争時、政府により中東に派遣された民間船がミサイル攻撃の危機にさらされていたことを丹念に掘り起こした。公表しなかったことを当然のごとく語る元官僚や政治家に対し、「戦争に加担したのでは」と涙を流す民間船の元船長。国会などでの空疎な議論からは見えない「真実」がそこにはあった。審査では報道番組としてのスクープ性に加え、やはり映像の力が高く評価された。

 

「メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~」より「メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~」より

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