「マーガレット」「別冊マーガレット」は創刊60周年! 『ベルサイユのばら』や『花より男子』、『君に届け』など、ヒット作を創出。日本の少女まんが文化を牽引してきたまんが誌の周年イヤーに特別企画続々。
両誌のアニバーサリーイヤーをお知らせするプレスリリース第1弾は「マーガレット編」でお届け。記念号「マーガレット」12号は5月19日に発売。ひろちひろ氏の新連載、歴代表紙のシール付録など目玉企画多数!
株式会社集英社(本社:東京都千代田区)が発行する少女まんが雑誌「マーガレット」と「別冊マーガレット」は、今年2023年に創刊60周年を迎えます。1963年4月に集英社初の週刊少女まんが誌として「マーガレット」が、その後12月に「別冊マーガレット」が誕生。以来、時代を生きる少女たちの心情に常に寄り添い、魅力的なキャラクターや物語を生み出し続けてきた両誌の歩みは、少女まんが史そのものでもあります。両誌はこのアニバーサリーイヤーに歴史を改めて振り返り、これから先も優れた作品を届け、新たな挑戦を続けていく決意を固くしています。本リリースはその第1弾として、創刊60周年記念号となる12号を5月19日(金)に発売する「マーガレット」をクローズアップ。歴代の代表作品や、ひろちひろ氏の新連載『きみとバラ色の日々』の開始など、記念号にふさわしいスペシャルコンテンツのご紹介を中心にお届けします。ぜひご注目ください。
「マーガレット」とは…
「マーガレット」、「別冊マーガレット」が誕生した昭和30年代は、東京オリンピックの開催や海外旅行の解禁によって日本人の視野が開け、国際感覚が養われた時代。また、番組が週単位で編成されるテレビの普及で、生活が週単位化し、雑誌もまた週刊誌化を要望されていました。「マーガレット」は時代のニーズを捉え、カラー口絵、グラビア、2 色ページ、活版ページに写真小説、ファッション、料理、そしてまんがと、少女向け“総合週刊誌”として1963年4月に誕生しました。 その後、少女コミック誌としての地位を確立。さらに1988年にはリニューアルし、月2回刊に。現在に至るまで、中高生を中心とした敏感世代に向けて、愛と夢をテーマにした作品を届け続けています。
「マーガレット」の歴代の代表作品
読者のあこがれや共感を呼ぶヒロインたちとともに少女まんが界の最前列を60年間走り続けてきた同誌の、昭和から現在に至るまでの代表作品を、各作品が飾った歴代号のカバー画像と共にご紹介いたします。
【基本情報】毎月5日・20日発売/月2回刊/B5判/定価420円(10%税込)
【連載作品】『ピンクとハバネロ』(里中実華・著)、『センチメンタル キス』(小森みっこ・著)、『四畳半のいばら姫』<佐藤ざくり原作・吉田夢美(むつみ)作画>、『どうせ泣くなら恋がいい』(日下あき・著)等。
『アタック No.1』 <浦野千賀子(うらのちかこ)・著>
「週刊マーガレット」1968年1号~1970年50号で連載。ヒロイン鮎原(あゆはら)こずえがバレーボール部のキャプテンとなって部を全国優勝に導く姿、高校でのインターハイ、世界選手権に出場する様を描き、少女まんが誌の「スポーツまんが」ブームを牽引。ライバル早川みどりとのキャプテン争いや、ボーイフレンドの死などの数々の苦難が描かれ、魔球を繰り広げる“スポ根もの”の代表作です。アニメ化され、バレーボールの大流行の火付け役にもなりました。<紙版>ホーム社漫画文庫・全7巻<電子版>MC(マーガレットコミックス)全12巻
『ベルサイユのばら』<池田理代子(いけだりよこ)・著>
「週刊マーガレット」1972年21号~1973年52号で連載。18世紀のフランス革命を舞台に、フランス王妃マリー・アントワネットとフランス国王軍の近衛隊の将校で男装の麗人オスカルらの人生を描く、史実を基にした歴史ロマン作品。登場人物たちが運命に翻弄されながらも自分の意志や愛を貫く姿が熱烈に支持され、アニメや映画化の他、宝塚歌劇団によって舞台化もされ、社会現象となりました。「マーガレット」2014年13号~2018年5号に掲載された40年ぶりの続編『エピソード編』も話題に。<紙版>MC全14巻(⑪~⑭はエピソード編)・<電子版>MC「ベルサイユのばら(エピソード編)」全4巻・<紙版・電子版>集英社ガールズコミックス(A5判)「ベルサイユのばら 完全版」全9巻※書影はエピソード編
『エースをねらえ!』<山本鈴美香(やまもとすみか)・著>
「週刊マーガレット」1973年2・3合併号~1980年8号で連載。ヒロイン岡(おか)ひろみが新任コーチ宗方(むなかた)に見出され、厳しい特訓に耐えながら才能を開花されていく物語。リアルなテニスシーンを描きながら、青春の葛藤や苦悩をとらえた同作は、スポ根の精神性を表現して多くの読者の共感を呼びました。ライバル「お蝶夫人」こと竜崎麗香(りゅうざきれいか)との対決は有名。アニメやOVAに加え、2005年に実写ドラマ化されるなど、時代を超えて多くの映像化を果たしました。<紙版>ホーム社漫画文庫 全10巻<電子版>MC全18巻
『花より男子』<神尾葉子(かみおようこ)・著>
「マーガレット」1992年8号~2003年18号で連載。コミックスの日本国内の累計発行部数は6100万部(2023年4月現在・電子版を含む)を突破。庶民の牧野(まきの)つくしが、超お金持ちが集う名門校・英徳学園を牛耳るF4のリーダー・道明寺司(どうみょうじつかさ)とぶつかり合いながら、学園生活を送る青春ラブストーリー。持ち前の明るさと雑草魂で困難に自ら立ち向かうヒロイン像が読者の心をつかみ、テレビアニメ・映画・テレビドラマ・舞台と様々なメディアに展開されました。<紙版・電子版>MC全37巻(電子版はカラー版もあり)
『メイちゃんの執事』『メイちゃんの執事 DX』 <宮城理子(みやぎりこ)・著>
『メイちゃんの執事』は「マーガレット」2006年11号~2013年3・4合併号で連載。両親を交通事故で亡くした少女メイの前に執事柴田理人(しばたりひと)が現れ、様々な苦難を乗り越えながら「世界一のお嬢様」を目指す物語。執事とお嬢様のもどかしい禁断の恋模様や個性的なキャラクターの登場で好評を博しました。「マーガレット」2014年9号からは、続編『メイちゃんの執事 DX』が連載開始。2023年13号で完結いたします。<紙版・電子版>『メイちゃんの執事』MC全20巻、『真夜中の執事たち—メイちゃんの執事sideB―』MC全3巻、『メイちゃんの執事 DX』MC既刊19巻(6月23日完結巻である20巻が発売)
『日々蝶々』<森下suu(もりしたすう)・著>
「マーガレット」2011年24号に読切作品として掲載された後、2012年6号~2015年13号で連載。誰もが振り向く美少女であり、周囲から“高嶺の花”にちなみ「高嶺ちゃん」と呼ばれるヒロイン・柴石(しばぜき)すいれんと硬派な空手部男子・川澄(かわすみ)のピュアな恋愛を描いた物語です。同作は2人組ユニット・森下suuの初連載作品でありながらも、恋に奥手で無口、美少女であることにも無自覚という新鮮なヒロイン設定でたちまち話題となり、幅広い層から支持を集めました。<紙版・電子版>MC全12巻
『椿町ロンリープラネット』<やまもり三香(やまもりみか)・著>
「マーガレット」2015年12号~2019年8号で連載。父の借金を返済するため、不愛想な時代小説家の木曳野暁(きびきのあかつき)のもとで住み込み家政婦となった女子高校生・大野(おおの)ふみ。二人の歳の差恋愛を描いたラブストーリー。完結後は、「マーガレット」2019年12号~18号で『椿町ロンリープラネット エピソード編 ~couples~』として番外編4編が隔月連載され、主人公の周囲のキャラクターの恋愛模様が描かれました。<紙版・電子版>MC全14巻
『ピンクとハバネロ』<里中実華(さとなかみか)・著>
「マーガレット」2021年21号から現在連載中。恋愛経験もコミュ力も皆無な高校生の宮尾麦(みやおむぎ)が、ある日学年一のイケメン、黒瀬彗(くろせけい)が騎士カフェでアルバイトをしていることを知り、不愛想な彼と秘密を共有したことで始まる、ギャップ萌えの学園ラブコメディー。現在の同誌の看板作品です。「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で第6位に選出。<紙版・電子版>MC既刊5巻 最新6巻は6月23日発売。
創刊60周年記念号「マーガレット」12号について
1:ひろちひろ氏による新連載『きみとバラ色の日々』がスタート
2018年24号~2023年1号の「マーガレット」で連載された、累計発行部数180万部(紙・電子版含む)のヒット作『ふたりで恋をする理由』(MC全12巻)の著者、ひろちひろ氏による最新作が開始。ひろ氏の美麗な絵で描かれるキャラクターは、女の子はかわいく、男の子はかっこよく、とにかく魅力的! 今作は、ピュアで真面目な女の子と、ミステリアスな雰囲気のある大人っぽい男の子との、超王道ラブストーリーです。甘いだけじゃない、ちょっぴり刺激的な『きみとバラ色の日々』に、ぜひご期待ください。
■あらすじ
まわりからは「真面目」と言われがちな、望月(もちづき)のばら。恋に憧れはあるけど、初恋もまだの普通の高校2年生。新学期、先生から休んでいた生徒の補習を手伝うように頼まれる。だけどその生徒は、数々の悪い噂が絶えない学年の有名人・瀬戸原(せとはら)で…?
■ひろちひろ氏コメント
<「マーガレット」創刊60周年記念号から連載を始めさせて頂くということで、とても緊張しながらも、光栄な思いでいっぱいです。マーガレットの長い歴史の中で、たくさんの少女まんが作品が読者の人生に寄り添ってきたことと思います。私の作品も、読んでくださった方の毎日が少しでも明るく楽しいものになればと願って、日々の創作を続けています。新連載『きみとバラ色の日々』も、たくさんの方に楽しんで頂けると幸いです。>
■ひろちひろ氏プロフィール
2014年、『ユメミルカタボシ』が「マーガレットまんがゼミナール」に入選しデビュー。主な作品に『年下の男の子』(MC全3巻)、『瞬間グラデーション』(MC全4巻)、『ふたりで恋をする理由』(MC全12巻)がある。『ふたりで恋をする理由』は累計発行部数180万部突破のヒットとなった。「マーガレット」12号(5月19日発売)にて新連載『きみとバラ色の日々』を開始。
【ひろちひろスペシャルイラストカード8枚組を応募者全員プレゼント】
新連載開始を記念し、ひろちひろ氏の『ふたりで恋をする理由』と『きみとバラ色の日々』のスペシャルイラストカード8枚セットを応募者全員にプレゼントします。「マーガレット」12号(紙版)に付いている応募券を郵便はがきに貼って、必要事項を記入の上、応募いただけます。
2:とじ込み付録『歴代表紙スペシャルセレクトシール』 歴代表紙が20枚のシールに!
「マーガレット」60年の歴史の中でもとりわけ多くの読者に愛されたレジェンド作品が表紙を飾った記念号を厳選。計17作品・20号分の表紙を20枚のシールにし、とじ込み付録としてお届けします。かつて読者であった大人の女性たちには思い出のヒット作を懐かしみながら再び「マーガレット」を好きになっていただきたい、作品を知らない若い読者層にはスマートフォンに貼るなどして永遠の名作たちに親しむきっかけとなってほしいという思いから、本付録が実現いたしました。
<歴代表紙スペシャルセレクトシールになる作品一覧> ※順不同
『椿町ロンリープラネット』(やまもり三香)/『メイちゃんの執事 DX』(宮城理子)/『センチメンタルキス』(小森みっこ)/『ふたりで恋をする理由』(ひろちひろ)/『ピンクとハバネロ』(里中実華)/
『ハツカレ』(桃森ミヨシ)/『うそつきリリィ』(小村あゆみ)/『月のしっぽ』(上田倫子)/『学校のおじかん』(田島みみ)/『スイッチガール!!』(あいだ夏波)/『マイルノビッチ』(佐藤ざくり)/『パフェちっく』(ななじ眺)/『ベルサイユのばら』(池田理代子)/『日々蝶々』(森下suu)/『花より男子』(神尾葉子)/『エースをねらえ!』(山本鈴美香)/『アタックNo.1』(浦野千賀子)
3:歴代人気作家&現役連載陣のサイン色紙を各1名・計21名にプレゼント
池田理代子氏、神尾葉子氏、やまもり三香氏、森下suu氏、里中実華氏、ひろちひろ氏、小森みっこ氏、ほしの瑞希氏など、「マーガレット」の60年の歩みを代表する人気漫画家21名分のサイン色紙が当たるキャンペーンを実施。
【書誌情報】
書名:「マーガレット」2023年12特大号
発売日: 5月19日(金)
特別定価: 430円 (10%税込み)
集英社刊
「マーガレット」公式HP: https://margaret.shueisha.co.jp/
マーガレット・別冊マーガレット60周年 特設サイトも公開中
電子書籍の月替わりセールの実施や、作家の色紙やデジタルギフトが当たるプレゼントキャンペーンの他、2誌の60周年を記念する特別コンテンツを公開中。「マーガレット」・「別冊マーガレット」の過去・現在の連載作家28名の、デビュー作や初期の読切など、幻の作品を無料で大公開する「読み切り作品大特集!」(https://shueisha-mc.jp/shortstory/)や、60年の歴史を、作品とともに年表上でご紹介する「マーガレット・別冊マーガレット60年の歩み」(https://shueisha-mc.jp/chronology/)は、両誌の歩みを振り返りながらお楽しみいただけます。ぜひご注目ください。
【マーガレット・別冊マーガレット60周年 特設サイト】https://shueisha-mc.jp/
【掲載期間】2023年4月4日(火)~2024年3月31日(日)
★「別冊マーガレット」の60周年施策については、改めてプレスリリース第2弾にてお知らせいたします
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