イトーキ×名古屋らしさをアートで表現!名古屋オフィスが「ITOKI NAGOYA DELA」としてリニューアルオープン
人材獲得競争時代にヒトを惹きつけエンゲージメントを高める《 新たな働き方 “その先へ“ に挑戦するオフィス。》
地方における人材不足の現状と魅力的な職場づくりの必要性
地方が直面する人材不足は年々深刻化しており、リクルートワークス研究所「未来予測2040(※1)」によると2040年には全国で1,100万人余の労働供給が不足すると言われています。なかでも愛知県における2040年の労働不足率は、人口の多い上位10県(東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉・千葉・兵庫・福岡・北海道・静岡)(※2)において3番目に高い結果となっており、地場企業は企業成長や競争力の根源となる地域内外の優秀な人材の獲得や定着を促すための魅力的な職場づくりが求められています。
(※1)リクルートワークス研究所「未来予測2040-労働供給制約社会がやってくる-」(2023)
https://www.works-i.com/research/works-report/item/forecast2040.pdf
(※2)総務省統計局 都道府県推計人口(2023)
リニューアルの目的と狙い
イトーキは『明日の「働く」を、デザインする。』をミッションステートメントに掲げ、あらゆる働く場において、常に新しいオフィスやワークスタイルを提案してきました。名古屋オフィスは2020年まで固定席・フリーアドレスによる運用を行っていましたが、2021年に活動に応じて働く場所を自ら選択する「ABW(Activity Based Working)(※3)」を導入。社員の自己裁量を最大化し、ウェルビーイングなオフィスを目指してきました。
昨年2023年には、ABW実践を検証するワークショップを社内で開催し、成果と課題を抽出。急速に移り変わる社会情勢に対応しながら変化できる働き方の実現、社員が生産性や幸福を実感しながら自然と足を運びたくなる「挑戦の場」「学びの場」「幸せを感じる場」の実現を目的に、この度大規模リニューアルを実施しました。
リニューアルプロジェクトにおける合言葉は “Try, Try, Try” 。社員一人ひとりがワークスタイルやワークプレイスの創り手として積極的に新しい働き方を試し、挑み、高め合うチャレンジカルチャーと一体感を創造します。最先端のワークスタイルの導入と空間DXを通じて社員のエンゲージメント向上と生産性向上に繋げると共に、実践を通じた知見をもとに地域のお客様へ更なる付加価値提案を強化してまいります。
(※3)オランダのワークスタイル変革コンサルティング企業 Veldhoen + Company の研究により作られた考え方で、イトーキは同企業とABWのビジネス展開について業務提携を結んでいます
新オフィスの愛称は「DELA(デラ)」
DELAはフランス語の「DELA(=その先へ)」と「DESIGN(デザイン)」「LEARNING(学び)」「ART(アート)」の頭文字を組み合わせた造語です。新オフィスコンセプト『新たな働き方「その先へ」に挑戦するオフィス。』を象徴する名称です。また、名古屋の方言である「でら(凄い)」という意味も込められています。
主な特徴
①自由に、クイックに、ワークスタイルをアレンジできる “STUDIO“ スペース
大通りに面したオフィス半分のエリアを、社員一人ひとりが主人公として自由に使えるスタジオのようなワークスペースにしました。日常作業やミーティングに加え、お客様来館時やイベント時には可動式什器によりフレキシブルにレイアウト変更できる空間です。同スペースには大型LEDディスプレイも設置し、プレゼンテーションや研修会などリアルオフィスならではの体験を可能にしています。
②働き方を革新する40種類以上の最新プロダクトを体感できるワーキングショールーム
本拠点はオフィス機能に加えお客様へ空間や製品をご提案するショールーム機能も有しており、定番のオフィスチェア・テーブル・備品什器から、ハイブリッドワークに対応する空間DX製品、間仕切りの建材製品、海外ブランド製品まで、40種類以上の最新プロダクト及びソリューションを一挙にご覧いただけます。特にテクノロジーを活用した空間DX製品は、リアルとオンラインを繋ぎハイブリッドワーク環境下でのコミュニケーションの快適性と質を高めます。実際に社員自らが製品を使いながら働いているため、空間全体のコーディネートから実務での使用シーンまでイメージを持っていただきやすいショールームとなっています。
③名古屋×イトーキらしさをあしらったオリジナルのオフィスアート
オフィス環境にアートを取り入れることで、知的で感性的な刺激を与え心理的ストレスを軽減し、クリエイティビティを最大化させる(※4)仕掛けを施しています。出入口付近の壁一面に描かれている作品は名古屋出身福岡在住のアーティスト・ペインターであるWOK22氏によるもので、名古屋の市花「百合」がモチーフになっています。タイトルは飛躍・成長・挑戦を示唆する “BEYOND” 。ありそうでなかった新発想の製品を世に送り出し新たなスタンダードを確立していく、というメッセージが込められています。また、イトーキのロゴマークであるストロークフォルムを通じて上昇志向とオフィスワーカーの個性や多様性、力強さや団結力を表現しています。
【WOK22氏プロフィール】
名古屋出身福岡在住のグラフィックアーティスト、ペインター。雲や触手のモチーフを好んで描き、自分の頭の中にあるポップでダークな部分を様々な手法で表現しています。2023年 adidasからCAMPUS 00S WOK22をリリース。2021年のSoftbank HAWKSファイト!九州ユニフォームデザインや、STUSSY、Herschel、PARCO、adidas、ONE PIECEアートプロジェクトなどへアートワーク提供するなど活動は多岐にわたります。コミッションワークのみならず、近年ではタイ、韓国、台湾、フィリピンなど国外での表現活動の幅を広げています。
(※4)イトーキのグループ会社である「アートプレイス株式会社」は、アートによるプレイスメイキングを企業理念に掲げ、オフィスアート事業等を展開しています
https://www.itoki.jp/press/2021/2108_artplace.html
ITOKI NAGOYA DELAは、自社を「働く」環境投資の実証実験の場として発信し、Work Style Designを推進することで、人的資本の最大化に貢献してまいります。
ITOKI NAGOYA DELA概要
名称 | ITOKI NAGOYA DELA(イトーキ・ナゴヤ・デラ) |
住所 | 〒460-0008 名古屋市中区栄4-15-32 日建住生ビル1F |
面積 | 816平米(247坪) |
所属人数 | 59名 |
見学可能時間 | 9:00~17:00 (完全予約制) ご予約はこちらから |
【イトーキのオフィス関連事業について】
株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。
コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、オフィスワーカーが"集合して働く"環境づくりのための製品・サービスのほか、在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの"分散して働く"環境を支える商品、さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。
【アートプレイスについて】
アートプレイス株式会社は、1983年創業の株式会社タウンアートを前身とし、公共施設や医療・教育施設へのアートプロデュースを主軸とした事業を行ってきました。2021年5月にイトーキグループに新しく加わり、オフィスアート事業を加え、民間施設へのアート展開に事業を拡張してまいりました。現在ではコミッション業務に加えて、オフィスでのアート展覧会やトークイベントやワークショップ等のソフトプログラムにも力を入れています。社名にはすべての「場」をアートによりクリエイティブで豊かな場に変えていくことに貢献したいという思いを込めています。
会社名称:アートプレイス株式会社
代表者:代表取締役アートディレクター 工藤安代、代表取締役副社長 岡田直之
所在地:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-2-7-5F
URL: https://www.artplace.co.jp
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