[Ginza Sony Park Project] アートの本場で ”MANGA” の新しい体験を求めて200人以上が行列 『MANGA in New York』エキシビションレポート
動画URL:https://youtu.be/1QNxOJ7sDDw
アートの本場で異例の200人以上の行列が発生!
世界有数のアート街として知られるニューヨークのチェルシー地区。ギャラリーがひしめき合い、世界の最新のアートシーンを牽引するこの場所で開催した「MANGA in New York」。オープン初日から日に日に来場者数は増え、会期後半の週末にはギャラリーの外に約130メートル、200人を超える入場待機列が発生し、最大1時間待ちの状態となりました。来場者からは「マンガの世界に入り込むような感覚があって、すごく面白い」「Hapticsの床がすごかった」「アート、そしてテクノロジーとインタラクティブ要素のブレンドを楽しみました」などのコメントが寄せられ、今までにないMANGA体験を存分に楽しんでいただけました。
「MANGA in New York」は、さまざまな表現手法で現代のアート界を賑わせている6組のアーティストとともに制作した6つのオリジナルストーリーのマンガに、ソニーのテクノロジーを掛け合わせたエキシビションでした。たとえばマンガの中で森をさまようシーンでは、におい制御技術(※1)で森林の香りを再現したり、床のHaptics技術(※2)とプロジェクション映像によって、マンガの中に登場する浸水した部屋の中を歩いているような疑似触覚を体験できたりなど、それぞれのマンガが持つ世界観をよりエンハンスし新たな体験を生み出す、クリエイティビティに満ちたエキシビションをお届けしました。
※1 におい制御技術 Tensor Valve™テクノロジーについて
https://www.sony.co.jp/Products/OlfactiveTechnologies/
※2 触覚提示技術 Haptics(ハプティクス)
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/research/projects/haptics/
MANGAの新たな価値をつくり、街にモードチェンジを起こした
今回のエキシビションは、マンガの持つ魅力である二次元のフレームワーク(絵、ストーリー、コマ割り)に徹底的にこだわり、今までにないマンガカルチャーとテクノロジーが融合した体験を提供しました。アートの本場であるニューヨーク・チェルシーの街に発生した、このMANGAのエキシビションでの盛り上がりは、Ginza Sony Park Projectが「都市の中の公園」の定義として考えている “モードチェンジを起こす場” が実現した表れであり、会場を訪れたニューヨークの人々はMANGAはアートでもあるという新たな価値を感じ取ってくれました。
ニューヨーク在住のアートキュレーター 佐藤恭子氏は、自身が編集長を務めるWebメディア「JAPAN CONTEMPORARIES」で次のようにコメントしています(一部抜粋、和訳)
「東京に本社を置くソニーは、世界のアートシーンの中心地であるニューヨークのチェルシーに公園を作り出した。
公園の本質は、街や人々にポジティブでリラックスしたエネルギーをもたらすことである。休息スペースが不足している東京・銀座につくった公園Ginza Sony Parkになぞらえて、ニューヨークのチェルシー地区にもリラックスして楽しめる公園を作ることが意図であった。マンガをテーマにすることで、シリアスなアートの世界においてもリラックスする瞬間を人に与える。
ソニーは今日、確立されたブランドとしての地位を築き上げている。(ソニー創業者のひとりである)盛田氏の先見性、配慮、次世代への信念が、ソニーの価値観の根幹をなしているのだ。
ニューヨークのチェルシーで開催された展覧会には多くの人が詰めかけ、ソニーの精神が脈々と受け継がれていることを実感した。」
※ 記事全文(英語):https://japancontemporaries.com/articles/manga-in-new-york-presented-byginza-sony-park-project/
ワークショップやライブドローイングにて、現地の人々とクリエイターとの交流
会期中、本エキシビションにも参加しているディレクター/アニメーターの平岡政展による、子ども向けのアニメーション制作体験ワークショップ「絵つなぎアニメーションワークショップ」を開催しました。参加した子どもたちが平岡氏のデモンストレーションに目を輝かせている姿や、集中して作品制作に取り組む姿はとても印象的で、子どもたちからは「初めてアニメーションにトライしたから最初は上手にできるかわからなかったけど、思ったよりも上手にできて楽しかった」「すごく楽しかった。もっと描きたい!」といった声が寄せられました。
また、同じく今回のエキシビションに参加している、世界的に活躍するイラストレーターであり漫画家の寺田克也によるライブドローイング「Katsuya Terada Live Drawing」では、寺田氏による公開制作が行われました。当日は、会場を訪れた方々が寺田氏を囲むようにして、少しずつできあがっていく作品を息をのんで見つめていました。ドローイング終了後には、寺田氏とのコミュニケーションの場も設けられ、観客からは「ニューヨークで寺田さんのライブドローイングが見れるとは思っていなかったので本当に嬉しいです!」「感動的なライブドローイングでした」といった声が上がっていました。
ニューヨークで実現した初の海外進出は、2024年完成予定の「新・Ginza Sony Park」におけるグローバルに向けたソニーのブランド発信拠点としての大きな第一歩となりました。今回の来場者アンケートで97%の方が「東京に行った際にはぜひ新・Ginza Sony Parkを訪れたい」と回答されました。私たちはその期待に応えられるような場をつくっていきたいと思います。
『MANGA in New York』概要 ※記載の日時は全て現地時間
名称:MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project
期間:2023年10月27日(金)~11月5日(日)
時間:10:00~18:00
会場:Studio 525(525 West 24th Street, NYC)
料金:入場無料
Web:https://www.sonypark.com/ginza/mangainnewyork/(日本語)
https://www.sonypark.com/mangainnewyork/(英語)
<参加アーティスト名>
一乗ひかる(イラストレーター)、寺田克也(イラストレーター/漫画家)、たかくらかずき(アーティスト)、平岡政展(ディレクター/アニメーター)、ますだみく(イラストレーター/漫画家)、millennium parade(アーティスト)
Ginza Sony Park Projectについて
Ginza Sony Park Projectは、ソニーの新しいブランドコミュニケーションの場をつくること、人々にリアルな体験を感じてもらえること、銀座をより心地よい街にすること、この三つを実現することを目指した、ソニービルをリニューアルするプロジェクトです。
1966年に建てられたソニービルの建て替えにおいて、"建て替えプロセスもソニーらしくユニークに行いたい" との思いから、建物の解体途中を公園にするという全く新しい発想で、2018年に、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」としてGinza Sony Parkを開園。年間を通して驚きや遊び心が感じられる様々なイベントやライブなどのプログラムを実施し、2018年8月のオープンから2021年9月末の閉園までの3年間で854万人ものお客さまにご来園いただきました。
現在は建て替え工事を進めており、2024年に新・Ginza Sony Parkが完成する予定です。
また2022年3月、工事中のGinza Sony Parkに隣接する西銀座駐車場の地下1階に実験的POP-UPスペース「Sony Park Mini」をオープン。わずか10坪ほどの小さなスペースにて、これまで40回近くのバラエティに富んだプログラムを開催。様々な分野のクリエイターやアーティストの作品や制作過程の鼓動を感じるプログラムをお届けしています。
Sony Park 公式Webサイト・SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/
Facebook:https://facebook.com/ginzasonypark/
YouTube:https://youtube.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark #ginzasonypark #銀座ソニーパーク #sonyparkmini
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