話題の「探究学習」の基礎スキルを身に着ける「第9回 すらら アクティブ・ラーニング」開催
テーマ:「学ぶ」は進化する?これからの時代に求められる授業や教科を考えよう!
すららオリジナルの探究プログラムで特別な知識がなくても取り組める
将来の夢や希望を発見、学ぶことの楽しさを実感
「すらら アクティブ・ラーニング」は、日頃の授業やICT教材の「すらら」を用いて教科学習で学んだ知識を活かして、より高次の学力である「課題解決力」「コミュニケーション力」などの21世紀型スキルを身につける機会を提供するイベントとして、2015年より毎年開催しています。これまでに、延べ2300人以上の児童生徒が参加。イベント参加をきっかけに自分の興味関心に気づき、進路選択など将来の夢や希望を発見したり、学びの楽しさを実感してその後の学習が前向きになったりするなど、子どもたちの変化が楽しみと指導者や保護者から高い評価を得ています。
9回目の開催となる今回は「『学ぶ』は進化する?」をテーマに、これからの時代に求められる授業や教科を自由な発想で考え、提案してもらいます。イベント期間は約3カ月間に及び、その間参加者はすららネットの独自のチャットツールを用いたり、オンラインワークショップを通じたりなどして、地域・学年の垣根を超えて意見交換し、大きなスケールでの「探究プログラム」に取り組みます。イベントの終盤では、参加者がチームで作成したレポートを全国から募集して審査し、上位チームによる最終プレゼンテーション大会をオンラインで開催します。
2022年度から高校の必修科目となった「探究学習」
「探究基礎スキル」が小中学生からでも身につくイベント
2022年度から「総合的な探究の時間」が高校の必修科目になりました。すららネットでは教育現場での取り組みに先駆けて、知識以外の基礎力・思考力・実践力からなる「21世紀型スキル」の重要性に着目し、そのスキル獲得につながる機会を探究型イベント「すらら アクティブ・ラーニング」として提供し続けています。
すららネットでは、これまでの知見を活かし新学習指導要領(総合的な探究の時間)や OECD による21世紀型スキルなどをふまえ、探究学習に必要なスキルを独自に細分化、「すらら式探究基礎スキル」として探究学習のコンテンツ開発や、イベントプログラム開発に活用しています。
グループワークを円滑に進め、他者と協働して課題解決に取り組むために必要な探究基礎スキルが、「すらら アクティブ・ラーニング」を通じて自然に身につくようプログラムしています。
「すらら アクティブ・ラーニング」の特徴
アクティブ・ラーニング本来の目的を網羅した、3カ月間の実践的プログラム
グローバル化社会と情報化社会への変化に伴い、知識そのものではなく知識の使い方が価値をもつ時代となりました。不確実な状況下で、自分なりに考え、行動できることの重要性が高まっています。そこで「探究学習」という名で「アクティブ・ラーニング」が学習指導要領に盛り込まれました。一方で、[アクティブ・ラーニングに取り組むだけ」「話し合うだけ」という形式的な教材も多くあります。「すらら アクティブ・ラーニングは、特定の教科によらないテーマ、唯一の正解が存在しない課題、異質な他者とのICTを使った交流に3カ月間かけて取り組むことを通し、社会で働くときにも役立つ思考やコミュニケーションスキルを身につけられる、実践的な独自のプログラムです。
社会性の高いテーマ:特定の教科によらない、唯一の正解が存在しない
「すらら アクティブ・ラーニング」では、「宿題は廃止するべきか」という身近なものや「政治への関心を高め、政治参加を促進するには?」など、社会性の高いテーマを毎回設けています。単一の教科知識の習得に留まることなく、さまざまな知識を駆使し、情報を分析して多角的に課題をとらえることを狙いとしています。そして、唯一の正解が存在しないテーマを課題にすることで、互いの考えを尊重し、認め合うことも学びます。
他者とICTを使った交流:多様性とネットコミュニケーションリテラシーの獲得
「すらら アクティブ・ラーニング」には、北は北海道、南は鹿児島、時には海外在住の方も含め、全国の小学生から高校生までが一同に参加します。最初のステップは独自のSNS機能を使って、1か月間お互いの意見を議論し合います。週1回テーマに関連したお題を1つ出します。一人の意見から様々な意見が広がっていく様子が見た目でもわかり、議論の活発さが可視化できます。次のステップでは、オンラインでワークショップを行います。学年、地域、性別もバラバラに4人1組程度のチームを事務局側で組みます。ここでも1つのテーマに対してグループで議論し、時間内に考えをまとめて発表します。2つのステップを経ることで、ネットコミュニケーションリテラシーを自然と身につけることになります。また、それぞれの考えの違いなどにも気づきを得る経験を積みます。
「すらら アクティブ・ラーニング」をサポートする指導者の声
「すらら アクティブ・ラーニング」は未来に役立つ実践的な探究学習
子どもたちの学ぶことの意義への気づきと変化を実感
長崎県で20年以上塾を経営している真未来塾では、2017年から毎年「すらら アクティブ・ラーニング」に塾生たちが参加しています。児童生徒の活躍が評判となり、イベントに参加させたいという保護者の希望で入塾してくる子供たちも多くいます。さらに、塾長の小池氏は自治体で探究学習の運営方法や指導法をアドバイスするなど、活躍の場が広がっています。
小池氏はこのイベントの意義や子どもたちへの変化について次のように語ります。「10年以上前から、勉強を通して自分たちが社会にどう貢献できるか、今の勉強、今の力でどれだけ社会に貢献できるかをなげかけていきたいと考えるようになりました。でも日々の受験勉強ではなかなかそれができない。そこで『すらら アクティブ・ラーニング』に参加するようになりました。独自のプログラムを経ていく中で、子どもたちが問題を知ることの大切さ、積極的に関わること、基礎学力、そして自分たちで考えることの大切さに気付くようになったように感じます。そこから社会への関心が増し、自分の周囲の問題に主体的にかかわり始めるという変化を感じます。また大勢の人に発信することに自信がついたこともあり、学校の生徒会活動、地域行事などへ積極的に参加するようになりました。そして参加をきっかけに将来の夢や進路を見つけた子どもたちが、たくましく成長していく姿を何人も見てきました。子どもたちが将来に希望を持つようになる、実践的な探究学習がもっと広がって欲しいと思います」
【開催概要】

タイトル | 「第9回 すらら アクティブ・ラーニング」 |
開催日時 | 2023年5月19日(金)~8月19日(土) |
参加対象 | 小学生~高校生の「すらら」または「すららドリル」ユーザー |
スケジュール と 内 容 | ■スケジュール (1)5月19日(金)~6月15日(木) 専用 SNS(すららチャットマップ)でテーマにかかわる質問を配信、 参加者は自由に書き込み、意見交換 (2)6月10日(土)、17日(土):オンラインワークショップ オンライン会議ツールを使って全国の参加者と交流 (3)6月19日(月)~7月14日(金) 学校・塾でチームをつくりレポートを作成 (4)8月19日(土):最終プレゼンテーション大会(オンライン開催) レポート審査上位5チームがプレゼン。即日結果発表と表彰式開催 ※上記(1)(2)は個人参加、(3)(4)は 3~5人1組のチーム参加 ■審査員 株式会社すららネット 社員 経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長 五十棲 浩二氏 (予定) 教育ジャーナリスト/マザークエスト代表 中曽根 陽子氏
■表彰 最優秀チーム・優秀チーム・特別賞 ほか ※入賞チームには賞状・副賞を贈呈 |
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