マーケットエンタープライズ 生成AI活用で業務効率化を実現

生成AI利用率9割超 年間75,000時間以上の削減に

マーケットエンタープライズ

株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、業務効率化や生産性向上及び社員のAIスキル向上を目的に、生成AIの積極的な活用をグループ全体で推進しております。2025年4月に実施した社内の最新アンケートでは、生成AIの業務利用率が9割を超え、年間で75,000時間以上の削減が見込まれるという結果が明らかになりました。今後もマーケットエンタープライズでは、生成AI活用の浸透度を高めることで、業務効率化と生産性向上を促進してまいります。


◾️生成AI活用推進の具体的な取組と進捗

当社は、生成AIの積極的な活用による業務効率化と生産性向上を目的とし、全社的な取組を段階的に推進してまいりました。

①社内プロジェクトの発足とナレッジ共有で浸透加速

社内公募で若手からベテランまで業務役割が異なる46名が挙手し、社内プロジェクト「生成AIプロジェクト」を発足。動画を用いながら、生成AIの活用事例や有効的なプロンプトなどのナレッジ共有が行なわれ、生成AIの業務利用浸透に繋がりました。

②生成AIを用いた有料版ツールを導入
全社員を対象にGoogle Gemini有料版ツールを導入し、日常的業務での積極的なAI活用を推奨しています。

 
③RAGを活用した業務マニュアル検索システムの試験運用開始

ネット型リユース事業のスタンダートを確立するための4冊、1,000ページ以上に及ぶオリジナルガイドブックの内容や商材・コンプライアンスに関する情報をRAGにアップロードし、情報へアクセスするまでの時間短縮に成功しました。加えて、社内規定や証明書発行手続き、転居の申請に関する情報を統合することで問い合わせを削減し、バックオフィス業務の効率化を行ないました。

④インサイドセールス研修に対話型のAIロープレを導入

Sapeet社のAIロープレシステムを導入し、インサイドセールス職の営業力強化を図るとともに、研修運営に関わる管理者負担を約30%削減いたしました。

⑤AIエージェント活用の営業アシスタント開発を開始

東大松尾研発スタートアップのWanderlust社とAIエージェントを活用した営業アシスタントの共同開発を開始いたしました。優秀なインサイドセールスのノウハウを解析し、質問の仕方やトークスキルを学べる教育・フィードバック機能を整備することで、営業スキル向上によるサービス品質や買取率の向上を目指します。

⑥Gemini活用事例を社外イベントで共有

全社的に積極的なAI活用を推進したことで、2025年4月には、Geminiの利用率が高いユーザーとして、「生成AIで業務を加速!Google Workspace with Gemini 活用事例共有 ユーザー会」から当社が招聘されました。イベントにスピーカーとして登壇し、Gemini活用事例のプレゼンを行ないました。

これらの取組に加え、オフショア開発の拠点であるMEベトナムでも、GitHub Copilotなどをシステム開発に積極的に活用するなど、日常的なAI利用の促進が進んでいます。

 
このような取組の結果、2025年4月にマーケットエンタープライズグループ社員に実施した社内アンケート(※1)では、業務時に生成AIを月に数回以上利用すると回答した社員の割合は95.18%と、非常に高い頻度での活用が確認できました。


加えて、生成AI活用推進により、着実に業務効率化が進んでおり、2025年4月には、ひと月で6,268時間もの時間を捻出することに成功しました。この時間に12をかけ、年間の効果として試算すると75,216時間もの時間がうまれる計算となります。調査を開始した2024年10月と比較すると、削減想定時間は、およそ2.4倍、新たに捻出できた時間は44,364時間となりました。

※1マーケットエンタープライズグループの社員を対象に実施(有効回答数:336件)

生成AI活用によって、業務効率化が向上することで、社員がより創造的で付加価値の高い業務に集中できる環境が整い、新たな事業機会の模索に向けた貴重な時間を確保することが可能となります。今後もマーケットエンタープライズでは、生成AIの活用範囲の拡大や、より高度な業務への活用検討を重ね、従業員がより創造的で付加価値の高い業務に集中できる環境を整備してまいります。加えて、グループ全体の業務効率化と生産性向上を促進してまいります。

■株式会社マーケットエンタープライズ

マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ940万人を達成しました。

マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://www.marketenterprise.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060
代表者名
小林 泰士
上場
東証プライム
資本金
3億3094万円
設立
2006年07月