日本IBMが「でじたる女子活躍推進コンソーシアム」にタレント採用パートナーとして参画
女性のデジタルスキル育成と就労機会の創出を促進
女性が自分らしく働く環境を作るため、女性テレワーカーの育成と全国の企業・自治体のデジタル化支援を行う株式会社MAIA(本社:東京都港区、代表取締役:月田 有香、以下 MAIA)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口明夫、以下 日本IBM)は、この度、MAIAが主幹事を務める「でじたる女子活躍推進コンソーシアム( https://digital-women.maia.co.jp/ )」に、日本IBMがタレント採用パートナーとして参画したことをお知らせします。日本IBMのグループ会社である日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社(以下、IJDS)が主体として全国7カ所で展開する「IBM地域DXセンター( https://www.ibm.com/jp-ja/about/subsidiaries/ijds/regional-dx-center )」を中心として、ITスキルを習得した女性に対する就労機会の創出を促進します。
背景
新型コロナウイルス感染症の拡大下で女性の就業者数が減少した一方、IT分野は成長を続け、人材需要が高まっています。特に基幹系システムの刷新やクラウド化の実践を重要視する企業が増えるに伴い、基幹業務システムであるSAPやロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)開発を担う人材はより一層強く求められています。女性がITスキル、特にSAPやRPA開発のスキルを習得することは、女性の就労機会の増加だけでなく、IT人材不足の解消にも繋がります。
地域でシステム開発を行うIBM地域DXセンターでも、地域のDX人材育成に取り組む中、SAPやRPA開発の人材育成および人材確保を強化しています。そこで今回、女性が自立するための精神的・経済的支援や就労支援、SAPやRPA開発をはじめとするデジタルに関するリスキリング教育を行う「でじたる女子活躍推進コンソーシアム」へ、日本IBMがタレント採用パートナーとして参画することを決定しました。
広がる就労の可能性
日本IBMの参画により、IBM地域DXセンターを中心として実施しているシステム開発のプロジェクトにおいて、MAIAのリスキリングプログラムを修了してSAPやRPA開発のスキルを習得した女性に対して、MAIAを通じて業務を委託することで、実際の現場での就労機会の提供が可能となります。住む場所を問わず大規模なプロジェクトに関わる機会を提供することで、習得したスキルを活かしてさらなるスキルアップやキャリア形成の機会に繋げます。
日本IBMとMAIAは、女性のITスキル育成を推進することで、女性が住む場所を問わず活躍できる機会を拡大すると同時に、人材育成や雇用創出を通じて地域活性化を推進していきます。
「でじたる女子活躍推進コンソーシアム」について
女性が自立するための精神的・経済的支援、デジタルに関するリスキリング教育、多様な働き方の推進と就労支援等を通じ、女性の所得向上による日本の経済の活性化を目指していく取り組みです。2022年 5 月の設立以来、複数の自治体との提携を進め、全国規模で取り組みを展開しています。
「でじたる女子活躍推進コンソーシアム」概要
【名 称】でじたる女子活躍推進コンソーシアム
【設 立】令和4年5月15日
【代表者】株式会社MAIA 代表取締役 月田 有香
【目 的】女性の精神的・経済的自立を通じて所得向上を促進し、地域と日本の経済の活性化につなげる
【事 業】
(1)女性が自立するための精神的・経済的支援
(2)女性へのデジタルに関するリスキリング教育
(3)女性の多様な働き方の推進と就労支援
(4)女性活躍を推進する全国の企業・自治体との連携、啓発活動
(5)女性所得向上による日本の経済の活性化と政策提言
【主要構成企業及び役割】
(株)MAIA…デジタルリスキリング教育、就労促進プログラムを提供
(一社)グラミン日本…精神的自立支援、無担保少額融資による支援の提供
SAPジャパン(株)・・・デジタル人材育成/キャリアサポートプラットフォーム提供及び、就労提供企業とのエコシステム構築/拡大推進