【“知の巨人” ハラリ氏、「序文」を緊急寄稿!】『ホモ・デウス』待望の文庫化! 上下巻、本日9月14日発売!
人類の「いま」の選択肢を示す、ハラリ氏の最新重大提言掲載!
株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役小野寺優)は、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の主著『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』を本日9月14日、河出文庫より刊行します(上・下巻)。ハラリ氏が2016年に著した『ホモ・デウス』は今世紀私たちが直面する衝撃の未来を描いた作品で、世界で1000万部以上発行の大ベストセラー。また今回、日本での文庫化に際し、ハラリ氏が巻頭に8ページもの「文庫版への序文」を緊急寄稿。コロナ禍、ウクライナ侵攻を受け、『ホモ・デウス』で訴えたことを検証しつつ、未来に向けての新たな重大な提言が掲載されています。是非ご注目ください。
旧来の神話や宗教、イデオロギーが斬新なテクノロジーと結びついたときに何が起きるのかを考えて書かれた『ホモ・デウス』では、「新たなエボラ出血熱が発生したり、未知のインフルエンザ株が現れたりして地球を席巻し、何百万もの人命を奪うことがないと言い切れないものの、私たちは将来そういう事態を、避けようのない自然災害と見なすことはないだろう。むしろ、弁解の余地のない人災と捉え」るはずだ、と主張し、現在世界に蔓延する新型コロナウイルスを予見しつつ、疫病や感染症への政治的対応について強い警鐘を鳴らしていました。
本作については、世界の多くの著名人・知識人から推薦の言葉が寄せられています。
カズオ・イシグロ氏「優れた作品である『サピエンス全史』よりも面白く読める、より重要な作品である」(ノーベル文学賞受賞者)
ビル・ゲイツ氏「人類にとって何が待ち受けているのか、思慮深い考察を著している」(マイクロソフト創業者)
ダニエル・カーネマン氏「あなたに衝撃を与え、楽しませ、そしてなによりも以前は考えたこともないような方法であなたを考えさせる」(ノーベル経済学賞受賞者)
山極壽一氏「科学技術の終焉か? パンドラの箱が今開く。」(総合地球環境学研究所所長)
佐々木俊尚氏「人類史と先端テクノロジーを見事に融合した傑作。」(作家、ジャーナリスト)
- 新規収録「文庫版への序文」の内容とは
戦争と貧困と病気の新時代、さらに世界秩序が揺らぐ中、人類に残された可能性を提示しつつ、賢明な選択を取ることを心から願うハラリ氏のメッセージが込められた序文です。
この序文と合わせて『ホモ・デウス』で訴えていることの重要性が、いま高まっています。「文庫版への序文」全文については、本書をお読みください。
■著者紹介 ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)
1976年生まれのイスラエル人歴史学者・哲学者。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得し、現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えている。軍事史や中世騎士文化についての著書がある。オンライン上での無料講義も行い、多くの受講者を獲得している。著書『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、『21 Lessons』(いずれも河出書房新社刊)は世界的なベストセラーとなっている。
■書誌情報
書名:ホモ・デウス 上・下巻(河出文庫)
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
訳者:柴田裕之
仕様:A6判/(上巻)360頁、(下巻)384頁/並製
発売日:2022年9月14日(水)
定価:各990円(本体900円+消費税90円)
ISBN:(上巻)978-4-309-46758-0、(下巻)978-4-309-46759-7
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467580/
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467597/
*電子書籍版も同時発売予定
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像