第8回日本がんサポーティブケア学会学術集会会長推薦講演にて ”最優秀演題賞” 受賞『超音波を用いた新しい発毛治療』の最新研究成果を発表
〜抗がん剤による脱毛と闘う方のために〜未来への想いを約束
アンファーが連携している日本医科大学形成外科学教室アンファー抗加齢予防医学講座(高田弘弥 社会連携講座教授)は、6月に開催された第8回日本がんサポーティブケア学会学術集会(奈良県コンベンションセンター)会長推薦講演にて、『超音波を用いた新しい発毛治療』の最新の研究成果を発表し、最優秀演題賞を受賞しました。
- 発表参加にあたって
がん闘病中の患者さんやご家族が抱える心の痛みも一緒にサポートケアできないか、私たちの未来への想いを約束するために演題登録をしました。抗がん剤による脱毛と闘う方のために、安全に安心して使用できる『超音波を用いた新しい発毛治療』※1のご提案と研究成果をご報告しました。
※1 本発表は、会長推薦講演として選出された演題の一つです。
- 研究の背景
※2引用として)H. Takada, Y. Osada, M. Nakajima, A. Sakai, T. Hoshi, T. Hama, T. Koyama, H. Suzuki, and R. Ogawa: Does noncontact phased-array ultrasound promote hair regrowth?, Journal of Dermatological Science, 108, 51–54 (2022).
- 発表内容
さらに、健常者を対象に圧刺激(週に1回20分照射を16週間)による毛髪変化を評価したところ、照射側は非照射側と比較して、成長期毛割合が10.2%高く、休止期毛割合が32.1%低く、明らかに毛髪の成長が促進され、基礎研究に留まらず臨床研究においても良好な結果が得られました。非接触超音波装置は、局所で毛髪の成長を促す特性があることから、抗がん剤による脱毛に対して適用が期待できる新しい治療機器です。
- 今後の研究の展望
- 日本がんサポーティブケア学会とは
第8回日本がんサポーティブケア学会学術集会(大会長 齋藤光江・順天堂大学医学部乳腺腫瘍学講座 主任教授)は、国際がんサポーティブケア学会(MASCC)との初めての合同開催で、かつアジア初のMASCC開催も盛会裏に終わり、世界的な学術組織で日本のプレゼンスが発揮されました。
参考元:http://jascc.jp/about/aims/;
第8回日本がんサポーティブケア学会学術集会 (https://www.c-linkage.co.jp/jascc2023/index.html)
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