穴吹デザイン専門学校の学生約70名を対象にボードゲームを活用したプロジェクト管理講座を実施しました
98%の学生が「楽しくプロジェクト管理を学べた」と回答。普段交流がないクラスや学科の垣根を超えた交流を実現
世界で128万人が利用するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を提供する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本正徳、以下 ヌーラボ)は、2024年5月27日(月)に広島県広島市にキャンパスを置く穴吹デザイン専門学校の商品企画デザイン学科・グラフィックデザイン学科の1年生約70名を対象に、ボードゲームを活用したプロジェクト管理の講座を実施しました。
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■ 「ボードゲームを活用したプロジェクト管理講座」の開催目的
穴吹デザイン専門学校は「デザイナーがデザイナーを育てる環境」を特徴とした広島県の専門学校です。中でも商品企画デザイン学科・グラフィックデザイン学科は、卒業後はアートディレクターやWebデザイナー等の職種に就く学生も多くいます。そのため教員の方々は、学生たちが他の職種の人と協力しながら仕事を進めていく経験を、授業を通じて培ってほしいと考えています。
一方、授業のカリキュラムの中では、実践的なデザイン等を学ぶ授業はあっても、協働でプロジェクトの進め方や進捗管理について学ぶためのコンテンツはありませんでした。今回の講座では、ヌーラボが開発したボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」を使い、参加者がそれぞれが役割を全うしながらチームで1つの目標に向かって仕事を進めることで、プロジェクト管理を学びます。複数名で仕事を進めていく上で必要な「コミュニケーション」や「計画性」の重要性を、ゲーム体験をしながら身につけてもらうことを期待しています。
■ プロジェクト管理講座の流れ
(1)ゲームのルール確認
学生約70名は、4〜5人で構成される全16チームに分かれ、まずはゲームのルールを確認しました。「プロジェクトテーマパーク」にはプレーヤー個人に対して勝敗の概念はなく、チームとしてのプロジェクトの「成功」と「失敗」のみが存在します。「期日までにテーマパークを完成させる」というプロジェクトに沿って、チーム一丸となってゲームを進めます。
(2)ゲームプレイ
ゲームでは一人ひとりに「役割」が与えられます。リーダー以外にも多様な「役割」があることで、リーダーを支えるフォロワーシップも学んでもらいます。「役割」に加えそれぞれが持っている「やる気」の量や、途中で起こる天気に左右される「イベント」、さらにそこへ「サイコロ」という運の要素が加わり、複雑性が高く予測が難しいプロジェクトが進んでいきます。
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学生の皆さんは、ルールのキャッチアップが早く、開始から10分も経たないうちに、拍手や残念がる声がところどころで上がりました。2回目のプレイでは全16チーム中のうち9チームがプロジェクトを「成功」で終えるという、これまでの講座の中でも類を見ない成功率でした。入学したばかりでクラス・学科を超えた交流はこれまでにほとんどなく、初対面といってもいいほどの関係性だったにも関わらず、チームを称え合う姿も見せながら、和気あいあいとゲームを進めてくださいました。
ゲーム終了後には振り返りを行い、プロジェクトにおいて大切なことは何だったのか共有し合いました。
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(3)ゲーム開発者が教える「プロジェクト管理のコツ」について
最後に、このボードゲームの開発者である砂川から「プロジェクト管理のコツ」をお伝えしました。砂川は普段、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を開発しているエンジニアです。
砂川からは、「本来なら失敗できないプロジェクトだが、ゲームを通してたくさん失敗してほしい」「真剣に失敗してもらうためにも楽しく遊べるゲームを作った」と、ボードゲーム開発の意図を伝えました。また、「失敗を通して、上手くなることを上手くなってほしい」というメッセージをお伝えし、講座を締めくくりました。
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■ 参加した学生の声
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単純なコミュニケーション能力だけでなく人を見る力、洞察力も大事だと学ぶことができたのがよかったです。相手の役割を把握して、話し合いを通して相手と意見のすり合わせをすることは、今後デザインの仕事をする上で重要だと思います。
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慎重派や失敗を恐れずどんどん行動するタイプなど、多様な人がいる中で話し合うことは難しいのだと学びました。
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自分の強みであるスキルを仕事に用いることが、モチベーションの維持にも向上心にも繋がることに気づきました。
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砂川さんのお話にあった「面白くないことには真剣になれない」という言葉が頭に残っています。楽しむ気持ちを忘れないようにしようと思いました。
■ 穴吹デザイン専門学校 講師の方々のお声
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コロナ禍以降、授業がオンラインに移行したことで、学校の授業からは「グループワーク」が姿を消しました。最近では、オフラインの授業が主体になってきたものの、グループワークを用いた授業の量は、コロナ禍以前の水準まで戻っていません。そんな環境下だったからこそ、今回の講座は専攻に分かれる前の2学科の1年生全員に受講してもらいました。プロジェクト管理だけでなく、ヌーラボという「会社」やそこで働く「人」との出会いから学んだこともあったのではないかと思います。何よりも嬉しかったのは、いつも静かすぎるくらいの教室で、初めて「静かにしよう!」と注意するくらい盛り上がったことです!(笑)これをきっかけに学生同士の活発なコミュニケーションが生まれ、より楽しい学校生活を送ってもらえることを願います。
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学生は2年間を通してたくさんの課題と向き合います。中には与えられた課題と期日に対し、「間に合わなかった」「データが消えてしまった」と言い訳をしてしまう学生もいます。しかし、実際に就職して現場に出てみると、言い訳ができない・思った通りに進まない現実に直面することになるのです。このような「課題」「プロジェクト」をうまく進行管理するためのノウハウを伝える授業はありませんでした。
プロジェクトテーマパークを通して学ぶ良さは、「楽しいから何度でもやりたくなる」ということだと思います。学生でもわかりやすい難易度で、楽しくプロジェクト管理に入門できたのではないでしょうか。
■ 本件に関するお問い合わせ
ヌーラボは、一人でも多くの学生が「プロジェクト管理」を学ぶことを通して、チームで協働するための役割認識や素晴らしさに気づき、“このチームで一緒に仕事できてよかった”と感じてもらえるような支援を行っています。
大学をはじめとした教育機関での講座実施についてのお問い合わせは、「お問い合わせ」より「広報・取材等について」を選択いただき、ご連絡ください。
■「“進んでるね!”で、チームは進む。」プロジェクト管理ツール「Backlog」について
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・Backlog サービスページ:https://backlog.com
「Backlog」は、3つの強みを有するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
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業界・業種を問わずお使いいただける親しみやすいデザインと操作性
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タスク管理のみならず、Wiki、Git、ガントチャートなどの豊富な機能がオールインワン
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人数無制限のため、価格を気にせずチームメンバーを招待可能
2005年のリリース以降、多くのチームのコラボレーション促進に貢献してきました。現在、クラウド版 / オンプレミス版の2種類を提供し、世界で120万人以上のユーザーにお使いいただいています。
導入事例は「導入事例「Backlog」の記事一覧」からご確認ください。
◼︎ヌーラボが提供するサービスについて
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ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」、オンライン作図ツール「Cacoo」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。
・プロジェクト管理ツール「Backlog」:https://backlog.com
・オンライン作図ツール「Cacoo」:https://cacoo.com
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass
■ 株式会社ヌーラボについて
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本社 |
福岡県福岡市中央区大名一丁目8-6 HCC BLD. |
東京事務所 |
東京都千代田区神田三崎町三丁目6-14 THE GATE 水道橋 7F |
京都事務所 |
京都府京都市下京区突抜二丁目360 |
代表者 |
橋本正徳 |
ウェブサイト |
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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