【国立科学博物館】「サンゲツ×国立科学博物館 コラボレーション壁紙」制作協力

標本・資料の新たな活用によって博物館をもっと身近に

 国立科学博物館(館長 篠田 謙一)は、博物館資源の多様な活用の新たな取り組みとして、このたび、株式会社サンゲツ(代表取締役 社長執行役員 安田正介)の制作する新しい壁紙シリーズにおいて、当館の標本・資料等を素材とした壁紙制作に協力しました。デザインに必要な標本・資料の画像や情報提供、研究者による科学的な観点からの監修等を行いました。身近なアイテムである壁紙を通じて、多くの方に科学系博物館の収集する標本・資料を日常の中で触れてもらうことで、科学系博物館について興味・関心を深めるきっかけとなることを期待しています。
 国立科学博物館では、企業等との連携を通じて、所蔵している標本・資料等の博物館資源の多様な活用を進めています。このたび、株式会社サンゲツ壁紙見本帳「2022-2024 リザーブ 1000」(2022年5月26日発売)に掲載される、“四六時中・サイエンスミュージアム”をテーマとした壁紙コレクション「DAY AND NIGHT SCIENCE MUSEUM」の4柄(「WHALES AND DOLPHINS」、「PLANTS」、「BEASTS」、「ROCKS」)の壁紙制作に協力しました。

 例えば「PLANTS」では、いわゆる植物柄ではなく、博物館に収蔵されている「おし葉標本」そのままがデザインに使用されています。このように、絵柄について「博物館の資料」として表現するという同社のコンセプトに共感し、デザインに必要な標本・資料の情報提供を行い、当館の動植物や地学の研究者4名が監修を担当しました。実際の標本のラベルが載っていたり、名前や産地といった情報を入れたり、学術的にも正確に表現されています。

 株式会社サンゲツ特設サイトでは、今回の壁紙制作で監修を行った研究者への、日頃担当している博物館資料や研究についてのインタビューや壁紙のテーマとなった標本・資料の背景についても詳しく掲載されています。

 普段の生活で囲まれる「壁紙」というアイテムになることで、多くの方に科学系博物館の貴重な標本・資料を目にしてもらうことができ、日頃科学系博物館と接する機会がなかった方にも、実物コレクションへの興味・関心を持つきっかけとなったり、さらに博物館の重要性や奥深さを知っていただいたりする入口になればと思っております。

【コラボレーション壁紙 特設サイト】(株式会社サンゲツHP内)5 月26日(木)より公開

DAY AND NIGHT SCIENCE MUSEUM 特設サイト:https://www.sangetsu.co.jp/pickup/kahaku/
 

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  • (参考資料) 各壁紙と監修担当した研究者及び元となった資料の紹介

〇壁紙「WHALES AND DOLPHINS」

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<監修担当>
動物研究部 脊椎動物研究グループ
田島 木綿子 研究主幹
専門:海棲哺乳類(イルカ、クジラ類)
提供資料:日本近海に生息するクジラ・イルカの研究イラスト
 






 

〇壁紙「PLANTS」

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<監修担当>
植物研究部 陸上植物研究グループ
海老原 淳 研究主幹
専門:シダ植物
提供資料:日本固有種おし葉標本のスキャン画像






〇壁紙「BEASTS」

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<監修担当>
動物研究部 脊椎動物研究グループ
川田 伸一郎 研究主幹
専門:哺乳類
提供資料:ヨシモトコレクション(陸生哺乳類剥製)の写真 








〇壁紙「ROCKS」
 

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<監修担当>
地学研究部 鉱物科学研究グループ
佐野 貴司 グループ長
専門:火山・火山岩
提供資料:日本に産出する岩石試料







※国立科学博物館が所有する様々な標本・資料を横断的に検索し、情報を調べることができるサービス<標本・資料統合データベース> http://db.kahaku.go.jp/webmuseum/
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