エクサ、ハイテク・産業機械・素材/自動車サプライヤー/工事・プラントエンジニアリングの3業種に対応したSAP® Cloud ERP テンプレート「EMSA™(エムサ)」を提供開始
~Fit to Industryアプローチで「標準化」と「差別化」を両立。日本のモノづくり特有のプロセスで持続的な競争優位性を確立~
株式会社エクサ(本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい、代表取締役 社長執行役員:林 勇太、以下 エクサ)は、中堅モノづくり企業で加速するクラウドシフトに対応するため、SAP® Cloud ERP テンプレート「EMSA™(エムサ)」(以下、EMSA)の提供を開始しました。
EMSAは、SAP Cloud ERPの標準機能をベースに、日本のモノづくり企業の業種特有の業務プロセスや導入検討時に必要となる構成要素をあらかじめ整理・体系化したエクサ独自のテンプレートです。これにより、企業は検討初期段階から導入後の具体的な業務イメージを把握でき、優位性のあるビジネスモデルを迅速に実現可能となります。
■ 背景:中堅モノづくり企業におけるERP導入の"具体化"の難しさ
近年、データやAIに基づく新たな経営スタイルへの変革にチャレンジする気運の高まりを背景に、ERP領域ではSaaS型であるSAP Cloud ERPの採用が中堅・中小企業にも広がっています。一方で、モノづくり企業では業種ごとに業務プロセスや運用前提が大きく異なるため、ERPが提供する標準機能のみでは変革後の具体的な業務イメージが描きにくく、検討プロセスの長期化や意思決定の遅延につながるケースが発生しています。
こうした背景を踏まえ、エクサは「標準化」と「差別化」の戦略的両立を狙い、Fit to Industryアプローチでお客様の課題を解決します。エクサがこれまで各業界で培ってきた深い業務知見や導入ノウハウを最大限に活かし、日本の製造現場に合わせた代表的な業務モデルを体系的に整理し、あらかじめ設定済みの状態で提供するテンプレートが「EMSA」です。
■ SAP Cloud ERP テンプレート「EMSA(エムサ)」の概要
EMSA(EXA Manufacturing Standard Accelerator)とは、モノづくり企業(Manufacturing)における業務の標準化(Standard)と導入の加速(Accelerator)を実現するエクサ独自のテンプレートです。
最大の特長は、SAPアプリケーションは徹底してクリーンに維持(Clean Core)しつつ、企業の競争力となる独自プロセスを周辺ソリューションとの連携や拡張で実現する点にあります。単なるノウハウ提供にとどまらず「動く機能」を提供するアプローチにより、効率的な導入と高い専門性の両立を実現します。
本テンプレートには、JFEグループをはじめとする数多くの製造現場で培った豊富な知見を凝縮しており、第一弾として、エクサの強みが最も活きる以下3業種へ展開し、優位性の高いビジネスモデルの実現に寄与します。
-
ハイテク・産業機械・素材:
「見込生産」と「受注生産」が混在するハイブリッドな計画管理を標準実装。先行手配した部品の自動引当により、多様な顧客要求への迅速対応と在庫の最適化を実現します。
-
自動車サプライヤー:
「見込生産と在庫引当の統合管理プロセス」を標準提供し、OEMからの需要変動に即応。リアルタイムな実績収集と、厳格なロット・シリアル番号管理の仕組みとの連動を図り、強靭な現場力を構築します。
-
工事・プラントエンジニアリング:
工事単位での原価・収益管理を徹底。前受金や進捗基準の請求プロセスをテンプレート化し、「ブラックボックス化」を打破してプロジェクト収益をリアルタイムに可視化します。
EMSAは、このように各業種特有の課題解決に焦点を当てたテンプレートとなっています。
■ 今後の展開
今後の展開として、提供価値を段階的に最大化する3つのフェーズからなる開発ロードマップを描いています。2026年度から2027年度にかけてサービスを拡張していき、製造業DXの加速に貢献いたします。
Phase 1:SAP Cloud ERP基盤の確立(スピード導入)
独自の導入メソッドとEMSAを軸に、SAP環境の迅速な立ち上げを実現します。
Phase 2:リアルタイム経営の具現化(経営と現場の垂直統合)
MESやスケジューラー等の製造現場層までをシームレスに統合し、経営から現場までがデータで直結する「一気通貫」の経営基盤へと進化させます。
Phase 3:デジタル基盤との連携深化(ビジネス成長の加速)
PLM(設計)やCPQ(見積)といった競争優位の源泉となる仕組みと連携し、持続的な事業成長を牽引するデジタル基盤を構築します。
この実現に伴い、蓄積されたデータをAIが解析することで、経営層には「データに基づく将来予測」を、現場には「生産計画や見積の自動化」を提供します。
変化の激しい市場におけるお客様の競争優位性の確立と持続的な成長に貢献してまいります。
■ エクサコメント
株式会社エクサ 執行役員 SAP事業推進担当 細 和久
製造業におけるERP導入では、業種特有の業務前提を踏まえた検討が不可欠であり、標準機能の比較だけでは導入後の運用イメージを具体化することが難しいケースが多く見られます。今回提供を開始したEMSAは、業種ごとの業務モデルを起点に導入検討を進められる環境を提供することで、検討プロセスの早期具体化を支援するものです。またモノづくり企業様とともに長年培ってきた経験とノウハウをもつエクサのエンジニアが、AIを軸としたデジタル技術を相棒に、スピード感をもったお客様への経営基盤の導入を支援してまいります。
※「EMSA」は株式会社エクサが商標登録出願中のサービス名称です。
【関連ソリューション】
製造業向けコアソリューション SAP S/4HANA Cloud
https://www.exa-corp.co.jp/solutions/sap_s4hana_cloud/
【会社概要】
株式会社エクサは、JFEスチールを母体とし、キンドリルジャパンを親会社に持つITサービス会社です。先進技術を活用したDXを推進し、「共創型サービスインテグレーター」として上流のコンサルティングから開発・構築、運用・保守までの各種サービスを総合的に提供しています。
ホームページ URL:https://www.exa-corp.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エクサ
〒220-8560
神奈川県横浜市西区みなとみらい 4-4-5 横浜アイマークプレイス 2F
E-mail:sol-promo@exa-corp.co.jp
© 2026 SAP SE. All rights reserved.
SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他の商標情報および通知については、https://www.sap.com/copyright をご覧ください。
※本記事の記載内容は掲載当時のものとなっております。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
