ブラザーインダストリーズ(U.K.)がブラザーグループ初のカーボンニュートラル工場に認定
ブラザーインダストリーズ(U.K.)は、英国、ウェールズ地方のレクサムにあるブラザー工業の製造子会社で、1985年にタイプライターの製造からはじまり、現在はブラザーグループにおけるプリンター・複合機の消耗品であるトナーカートリッジのリサイクル機能の中核を担う。また、顧客が使用したプリンター・複合機本体および消耗品の樹脂部品を取り出して新たな製品に活用するなど、資源循環に貢献している。
同社では、工場内やオフィスにおける省エネ活動の推進や、一部の社用車をハイブリッド車へ切り替えることによるCO₂排出削減に加え、発電時にCO₂を出さないCO₂フリー電力の購入などの取り組みを進めた。さらに、残りの排出量をカーボンクレジットで相殺したことにより、このたびスコープ1、2*³のCO₂排出量が、PAS 2060規格を満たした。
ブラザーグループは、環境目標「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の中で2050年度には、あらゆる事業活動におけるカーボンニュートラルの実現と、バリューチェーン全体のCO₂排出最小化を目指している。今後もグループ一丸となって、グローバルに持続的発展が可能な社会の構築に向けて環境への取り組みを強化していくとしている。
■ブラザーグループ 環境ビジョン2050 (2018年4月策定、2021年10月一部改定)
※環境ビジョン2050の内容
https://download.brother.com/pub/jp/news/2021/211006evision2050.pdf
*¹ 英国規格協会(British Standards Institution)
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で最も古い歴史を持つ国家規格協会。現在世界100カ国以上でISOを中心としたマネジメントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービスを提供し、ISOの認証件数は6万件を超える実績を誇る。
*² PAS 2060(Publicly Available Specification 2060)
英国規格協会(BSI)が発行するカーボンニュートラルを実現していることを証明する国際的な規格
*³ 炭素排出の3つの範囲(スコープ1、2、3)
スコープ1・・・事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
スコープ2・・・事業活動で使用する電気などを生み出す際に発生する間接排出
スコープ3・・・スコープ1、2以外の間接排出
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