アクセンチュア、Gemini Enterpriseを活用してエージェント型AIの導入支援をさらに強化

アクセンチュア株式会社

  • JCOM、ラディソンホテルグループ、米国の大手保険会社などが、複雑なビジネス課題の解決にGoogleのAI技術を活用

  • アクセンチュアとGoogle Cloudが共同で運用する「生成AIセンターオブエクセレンス」にてエージェント型AIの機能を拡充

  • アクセンチュアが開発した450以上のAIエージェントがGoogle Cloud Marketplaceで利用可能

【ニューヨーク発 】アクセンチュア(NYSE: ACN)とGoogle Cloudは、Gemini Enterpriseによるエージェント型AIソリューションを活用して、顧客企業の変革を推進する体制を強化することを発表しました。両社の戦略的提携に基づき、Google Cloudが幅広い業界で採用されてきた実績のもと、お客様企業のさらなる変革を加速します。

アクセンチュアは、GoogleのAIを企業内のあらゆる立場の従業員が業務プロセスで活用するためのエージェント型AIプラットフォーム「Gemini Enterprise」を活用し、企業のエージェント型AI導入を推進します。アクセンチュアのクラウドやAIに関する知見とGoogle Cloudの技術力を組み合わせ、両社はGoogleの最新AI技術で企業の業務効率化とビジネス価値創出を推進します。

アクセンチュアでGoogleビジネスグループを統括するスコット・アルフィエリ(Scott Alfieri)は次のように述べています。「Google Cloudと連携し、Gemini Enterpriseの先端AI機能を活用して顧客企業の変革を力強く支援します。先端技術を統合した基盤であるデジタルコアでデータとAIをシームレスにつなぎ、変革に向けた基礎を構築します。業務フローの集約、AIエージェント開発の加速、そして全社規模での変革を推進し、顧客企業の長期的な成長に寄与します」

Google Cloud のGSIパートナーシップ担当VPを務めるVictor Morales氏は次のように述べています。「Gemini Enterpriseにより、すべての従業員があらゆる業務プロセスにおいてGoogleの最新AIを活用できます。GoogleのAIに関する先進性とアクセンチュアの戦略的領域での専門性を組み合わせることで、顧客企業が直面する複雑な課題の解決とビジネス成果の創出を支援します」

アクセンチュアはGoogle Cloudとともに、共同で運用する「生成AIセンターオブエクセレンス(CoE)」のエージェント型AI機能を拡充し、顧客企業の変革支援をさらに強化します。本CoEではGoogle GeminiモデルとGemini Enterpriseを武器に、顧客企業がマルチエージェントシステムを連携・拡大してビジネス成果を創出できるよう支援します。

両社は、AIを活用して複雑なビジネス課題を解決し価値を創出しており、その取り組みは業界を問わず広がっています。主な事例は以下のとおりです。

  • JCOMは、アクセンチュアやGoogle Cloudと連携し、AIを活用して深い顧客理解に基づく顧客体験の向上を目指す「JAICOプロジェクト」を展開しました。Geminiを活用したこのプロジェクトはすでにカスタマーセンターで導入され、お客様とオペレーターの会話内容をAIが自動的に要約して月間数十万の要約データを生成し、対応効率と品質を向上させています。JCOMでは今後、生成AIの活用をさらに進め、リアルとデジタルを組み合わせることで、より一人ひとりに寄り添ったお客様体験の実現を目指します。

  • 世界100カ国以上で1,520以上のホテルを展開するラディソンホテルグループは、すべての顧客接点において、顧客の母国語で印象的な体験を提供することを目指しています。同社はアクセンチュアとGoogle Cloudと連携し、Vertex AIとGeminiモデルを活用して、多言語広告の個別最適化を自動化しました。これまで数週間を要していたプロセスを数時間に短縮し、収益性と業務効率を向上させました。また、BigQueryに蓄積された膨大なデータセットをAIモデルに学習させることで、広告チームの生産性は50%向上し、AIを活用したキャンペーンによる収益も20%以上増加しました。

  • 米国の大手保険会社では、Google Agentspaceにクラウドベースの社内コラボレーションツールやデータツールを統合し、全社的な情報基盤を構築しました。社員はひとつの会話型インターフェースを通して、複数のプラットフォームに点在する知見、文書、コミュニケーションログを迅速に取得できるようになり、業務効率化と顧客サービス向上を実現しました。

アクセンチュアは、エージェント型AIの進化と変革力を示すため、15業界を対象としたAIエージェント開発コンテスト「Google Agentic AI Codefest」を開催しました。コンテストで紹介された次世代型エージェントや会話型エージェント、AgentEngineエージェント、また、アクセンチュアが開発した450以上のAIエージェントが現在Google Cloud Marketplaceで提供されています。Google Cloud MarketplaceはGemini Enterpriseからも直接アクセスできるため、複数エージェントを一元で管理することができます。

アクセンチュアとGoogle Cloudは、顧客企業の人材リスキリングやスキルアップを包括的に支援するサービス「Accenture LearnVantage」のパートナーとして、新たな研修プログラムを提供し、顧客企業がGemini Enterpriseエージェントを迅速かつ効果的に活用できるよう支援します。

さらにアクセンチュアは、Gemini Enterpriseを社内に導入し、Google Cloud技術の社内活用と知見の共有を推進するとともに、業務プロセスの自律化に取り組みます。

アクセンチュアとGoogle Cloudによるエージェント型AIを活用した企業変革の詳細はこちらを参照ください。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のソリューションおよびプロフェッショナルサービス企業として、世界をリードする企業や組織の変革を支援しています。企業や組織の中核にデジタル技術を実装し、AIの力を最大限に活用して、比類なきスピードで全社規模の価値を創出しています。アクセンチュアは、約779,000人の人材、独自のアセットやプラットフォーム、そして強固なエコシステムとの連携を結集し、変革のパートナーとしてお客様を支援しています。世界で最もAIを活用し、価値創出に注力するとともに、働きがいのある企業であり続けることを最優先に掲げています。ストラテジー、コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、ソング、インダストリーXの領域をまたぐ体制と、深い業界知見を組み合わせたビジネスユニット「リインベンション(再創造)サービス」を通じて、お客様に革新的なソリューションとサービスを提供します。
アクセンチュアは、「テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する」というパーパスのもと、すべてのステークホルダーへ360度の価値を創造することを自らの成功の指標としています。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。

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経営・コンサルティング
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会社概要

アクセンチュア株式会社

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
-
代表者名
江川昌史
上場
海外市場
資本金
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設立
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