京都芸術大学、起業家育成プログラム開始。「KUA認定ベンチャー」第一号はスキルマッチングサービスを運営する株式会社Portableに決定。
学校法人瓜生山学園京都芸術大学(京都市左京区 / 学長:吉川左紀子)は、在学生が運営する株式会社Portableを「KUA認定ベンチャー」第1号として認定しました。
目的と概要
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本学では、「KUAアートインキュベーターズ」を発足し、自らキャリアを選択できる”サバイバル能力”の育成を目的とした起業家的人材育成を行っています。
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その支援の一環として、2022年度から「アート・アントレプレナーシッププログラム」を企画運営し、起業・副業・個人事業(フリーランス)などに関心の高い学生を対象に実践をもとにした成長機会を提供しています。
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学内外の有識者(起業家・専門家・VC)により構成した審査会での審査を通過したベンチャー企業を「KUA認定ベンチャー」として認め、その成長を支援しています。
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2024年6月に、本学クロステックデザインコース所属の小林真大さんが代表取締役を務める株式会社Portableが、「KUA認定ベンチャー」第1号として認定されました。
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この認定を受けることで、大学から事業運営に必要なさまざまな支援を受けることができます。
・支援内容について
KUA認定ベンチャーに対して提供される支援内容は以下の通りです:
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起業、経営、財務等に係る相談
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税理士、弁理士の紹介
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支援プログラム、教育講座等の提供
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本法人の管理施設内を利用した活動に関する支援
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営業活動及びマーケティング、広報の支援
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事業検証支援
※支援・義務の内容に関しては、変更となる場合があります。
・株式会社Portableについて
株式会社Portableは2023年4月に設立され、美大生特化型スキルマッチングサービス「Portable」を展開しています。このサービスは、企業と学生をつなぎ、産学連携プロジェクトやクリエイティブな仕事の機会を提供するクラウドソーシングプラットフォームです。
これまでに60~70社の企業から依頼を受け、全国の美大・芸大から300人以上の学生が「Portable」に登録しています。企業からの依頼内容は、デザインやイラスト制作だけでなく、撮影、Webサイトの制作・デザイン、ハンドメイド制作など多岐にわたります。
学生は自分のスキルをプラットフォーム上に公開し、企業はそれを見て依頼を行います。キャラクターデザインや資料作成など、幅広い依頼に対応できるため、学生は自身のスキルを存分に活かすことができます。
代表へのインタビュー記事はこちら 「京都芸術大学 瓜生通信」 https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1258
京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)
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