写真データの保存方法や管理について調査!バックアップをとる人や写真をプリントする人はどのくらいいる?(マクロミル調べ)
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果をお届けしています。
vol.147の調査テーマは「写真撮影と撮影データの管理」。高性能カメラ付きのスマートフォンやデジタルカメラが普及し、気軽に写真撮影ができるようになったものの、膨大な写真データの管理に苦労している人も多そうです。
そこで、撮影したデジタルデータの管理方法や、バックアップ状況、また、写真データをプリントする人の割合や平均金額や頻度などについて、全国の15~69歳の男女1,000名を対象に調査しました。
vol.147の調査テーマは「写真撮影と撮影データの管理」。高性能カメラ付きのスマートフォンやデジタルカメラが普及し、気軽に写真撮影ができるようになったものの、膨大な写真データの管理に苦労している人も多そうです。
そこで、撮影したデジタルデータの管理方法や、バックアップ状況、また、写真データをプリントする人の割合や平均金額や頻度などについて、全国の15~69歳の男女1,000名を対象に調査しました。
<HoNote通信 vol.147>
【1】写真は9割がスマホ・ガラケーで撮影。60代はコンパクトデジタルカメラと“併用“
普段、撮影に使うことが多い機器を尋ねると、1位は「スマホ、ガラケー」89%で、ダントツでした。続いて2位は「コンパクトデジタルカメラ」41%、3位は「デジタル一眼カメラ(デジタル一眼レフ、ミラーレスを含む)」15%でした。
年代別では、全体2位の「コンパクトデジタルカメラ」が10~20代では20%台であるのに対し、60代は61%と約3倍の差がみられました。60代ではスマホやガラケーだけではなく、コンパクトデジタルカメラを併用している人が多いのが特徴だと言えそうです。
【2】撮影シーン、“オールマイティ”なスマホ・ガラケーに対し、デジタルカメラは“特別な日”
次に撮影シーンを比較してみると、スマホ、ガラケーでは1位「旅行・街歩き」68%、2位「日常のワンシーン」63%、3位「レジャー」54%でした。それに対し、コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼カメラはともに1位「旅行・街歩き」、2位「レジャー」、3位 「お祝いごと」という順位で、「日常のワンシーン」を撮影する割合が20%台と低くなっています。幅広いシーンで使われているスマホ、ガラケーに対して、デジタルカメラを持ち出して撮影するシーンは旅行やお祝いごとなどの“特別な日”のようです。
【3】写真データのバックアップ、4割が「取っていない」
撮影したデジタルデータはどのように保存、管理されているのでしょうか。「スマホ・ガラケー、タブレットにそのまま保存」が最も多く81%で、次いで「PCに保存」45%、「撮影機器内のメモリーカードにそのまま保存」31%、「オンラインストレージサービス(Googleフォト、iCloud、OneDriveなど)に保存」16%、「外付けハードディスクなどの外部機器に保存」16%、「CD・DVDなどのメディアに保存」11%と続きました。
続いて、写真データのバックアップを取っていない人の割合とその理由を確認しました。バックアップを取っていない人は41%で、その理由は「バックアップをとるのが面倒くさいから」が54%で最多でした。
【4】写真プリントの方法は「家庭のプリンタでプリント」が最多。4割が「プリントはしない」
デジタル機器で撮影した写真のプリント状況について確認しました。
60%が「写真のプリントをする」と回答し、プリント方法は「家庭のプリンタを使ってプリント」33%が最も多く、次いで「写真屋さんでプリント」24% 、「コンビニでプリント」14%という結果でした。インターネットやアプリを使ったプリントサービスについては9%と利用率はまだまだ高くはないようです。
写真やお店、インターネットなどのプリントサービスを利用する1回あたりの費用は3,000円未満の人がほとんどで、平均金額は987円でした。
プリントする頻度のボリュームゾーンは、「3カ月に1度」18.9%、「半年に1回」28.4%、「1年に1回」27%と、で、合計すると7割以上の人が“3カ月から1年に1回”、店舗やネットサービスで写真データをプリントしているようです。
【5】写真の保管方法や整理についての困りごと。「データが多すぎ」「寝落ちで全部削除」「整理が面倒」・・・など
デジタルで気軽に撮影できる故にデータ量が多くなってしまったり、誤って消してしまったり…ということも…。
写真の保管方法や整理についての困りごとや失敗談などを尋ねてみたところ、たくさんのご意見が集まりましたので、一部抜粋してご紹介します。
(ベース:全体 n=1,000/自由回答、一部より抜粋)
○データが膨大過ぎて、管理ができない…。
○大切なデータが消えてしまった!
○PCやオンラインストレージを駆使してバックアップを取っているという方にもこんな悩みが…
○とにかく面倒…
○その他こんな悩みも
皆さん工夫して整理をされているものの、膨大なデータ量、誤操作によるデータ削除、バックアップシステムの理解が難解、など理由で苦労をされているようです。
▼”もっと詳しいデータグラフ集”を、以下URLから無料ダウンロードいただけます!
■ご覧いただけるその他の調査結果
・撮影したデジタルデータの写真はどのように共有するか
・動画を撮影する際に使用しているカメラ、機器
・撮影した動画データの保存場所 ・・・など
▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間 2018年7月17日(火)~2018年7月18日(水)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
■Topics
- 写真は9割がスマホ・ガラケーで撮影。60代はコンパクトデジタルカメラと“併用“
- 撮影シーン、“オールマイティ”なスマホ・ガラケーに対し、デジタルカメラは“特別な日”
- 写真データのバックアップ、4割が「取っていない」
- 写真プリントの方法は「家庭のプリンタでプリント」が最多。4割が「プリントはしない」
- 写真の保管方法や整理についての困りごと。「データが多すぎ」「寝落ちで全部削除」「整理が面倒」・・・など
【1】写真は9割がスマホ・ガラケーで撮影。60代はコンパクトデジタルカメラと“併用“
普段、撮影に使うことが多い機器を尋ねると、1位は「スマホ、ガラケー」89%で、ダントツでした。続いて2位は「コンパクトデジタルカメラ」41%、3位は「デジタル一眼カメラ(デジタル一眼レフ、ミラーレスを含む)」15%でした。
年代別では、全体2位の「コンパクトデジタルカメラ」が10~20代では20%台であるのに対し、60代は61%と約3倍の差がみられました。60代ではスマホやガラケーだけではなく、コンパクトデジタルカメラを併用している人が多いのが特徴だと言えそうです。
【2】撮影シーン、“オールマイティ”なスマホ・ガラケーに対し、デジタルカメラは“特別な日”
次に撮影シーンを比較してみると、スマホ、ガラケーでは1位「旅行・街歩き」68%、2位「日常のワンシーン」63%、3位「レジャー」54%でした。それに対し、コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼カメラはともに1位「旅行・街歩き」、2位「レジャー」、3位 「お祝いごと」という順位で、「日常のワンシーン」を撮影する割合が20%台と低くなっています。幅広いシーンで使われているスマホ、ガラケーに対して、デジタルカメラを持ち出して撮影するシーンは旅行やお祝いごとなどの“特別な日”のようです。
【3】写真データのバックアップ、4割が「取っていない」
撮影したデジタルデータはどのように保存、管理されているのでしょうか。「スマホ・ガラケー、タブレットにそのまま保存」が最も多く81%で、次いで「PCに保存」45%、「撮影機器内のメモリーカードにそのまま保存」31%、「オンラインストレージサービス(Googleフォト、iCloud、OneDriveなど)に保存」16%、「外付けハードディスクなどの外部機器に保存」16%、「CD・DVDなどのメディアに保存」11%と続きました。
続いて、写真データのバックアップを取っていない人の割合とその理由を確認しました。バックアップを取っていない人は41%で、その理由は「バックアップをとるのが面倒くさいから」が54%で最多でした。
【4】写真プリントの方法は「家庭のプリンタでプリント」が最多。4割が「プリントはしない」
デジタル機器で撮影した写真のプリント状況について確認しました。
60%が「写真のプリントをする」と回答し、プリント方法は「家庭のプリンタを使ってプリント」33%が最も多く、次いで「写真屋さんでプリント」24% 、「コンビニでプリント」14%という結果でした。インターネットやアプリを使ったプリントサービスについては9%と利用率はまだまだ高くはないようです。
写真やお店、インターネットなどのプリントサービスを利用する1回あたりの費用は3,000円未満の人がほとんどで、平均金額は987円でした。
プリントする頻度のボリュームゾーンは、「3カ月に1度」18.9%、「半年に1回」28.4%、「1年に1回」27%と、で、合計すると7割以上の人が“3カ月から1年に1回”、店舗やネットサービスで写真データをプリントしているようです。
【5】写真の保管方法や整理についての困りごと。「データが多すぎ」「寝落ちで全部削除」「整理が面倒」・・・など
デジタルで気軽に撮影できる故にデータ量が多くなってしまったり、誤って消してしまったり…ということも…。
写真の保管方法や整理についての困りごとや失敗談などを尋ねてみたところ、たくさんのご意見が集まりましたので、一部抜粋してご紹介します。
(ベース:全体 n=1,000/自由回答、一部より抜粋)
○データが膨大過ぎて、管理ができない…。
- PCで動画をDVDにコピーしたくてもデータ量が多すぎて1枚に入るデータが少なく、何枚もDVDを使わなくてはいけないこと。(31歳、女性)
- スマホの容量をかなり占領してしまっているので、移動させたいが、時間がかかるのでやる気がおきない。(33歳、女性)
- アルバムを整理したいが、写真量が多すぎてなかなかできない。(37歳、女性)
○大切なデータが消えてしまった!
- SDカードの容量がいっぱいになりカメラ本体に保存していたら本体が壊れて写真の一部のデータが無くなってしまった。(29歳、女性)
- バックアップする前に、寝落ちしたときに誤って全部を削除してしまって、それより前に保存していた写真データをすべてなくしてしまった。(44歳、女性)
- プリントしてアルバムにしているが、後で焼き増ししたい写真が出て来たときに、元になるデータを消去してしまっていて出来なかった。(64歳、女性)
○PCやオンラインストレージを駆使してバックアップを取っているという方にもこんな悩みが…
- クラウドサービスを契約しているが、デバイスが多く、どこまでクラウド上に保存されているのかがわからない。ルールを決めていないので整理できていない。(32歳、女性)
- スマホからPCへデータをコピーした後、またスマホにデータを追加されていくので、次にPCにデータを移す時どのデータを移したのかわからなくなることが多い。(44歳、女性)
- iCloudで保存したいけれど、アカウントの管理に不具合があり他の家族のものも一緒に混ざってしまう現象が起きている。(50歳、性)
○とにかく面倒…
- カメラからPCに移した後、ファイルの整理が面倒くさい。(40歳、女性)
- データがいっぱいになると、見たいときにすぐに画像を出せない。簡単にフォルダに分けられるようにならないか、そんなアプリを探している。(29歳、女性)
○その他こんな悩みも
- 一眼レフカメラのサイズの大きい写真はそのままスマホに送れないのでサイズ変換が手間です。変換ソフトにも詳しくないので、やり方がわからず困っています。(30歳、女性)
- 古いビデオカメラが壊れてしまい、たくさんあるテープが再生不能に。整理ができなくなってしまった。(49歳、女性)
- カメラのメモリーカードをパソコンに挿入したままカメラを持って外出した。(60歳、男性)
皆さん工夫して整理をされているものの、膨大なデータ量、誤操作によるデータ削除、バックアップシステムの理解が難解、など理由で苦労をされているようです。
▼”もっと詳しいデータグラフ集”を、以下URLから無料ダウンロードいただけます!
https://honote.macromill.com/report/20180911/?utm_source=release&utm_medium=page-link&cid=SL-PR
■ご覧いただけるその他の調査結果
・撮影したデジタルデータの写真はどのように共有するか
・動画を撮影する際に使用しているカメラ、機器
・撮影した動画データの保存場所 ・・・など
▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間 2018年7月17日(火)~2018年7月18日(水)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像