【鶴岡高専】「中学生ものづくり体験講座」を開催

独立行政法人国立高等専門学校機構

2025年2月27日 10時00分

　鶴岡工業高等専門学校（山形県鶴岡市校長：太田　道也以下「鶴岡高専」）は、2025年2月11日（火）、「中学生ものづくり体験講座」を開催しました。

　本講座は、自分の手で実際にいろいろなものを作ることでものづくりの楽しさ、科学の面白さを味わってもらおうと平成21年にスタートし、14回目の開催となる今回は山形県内各地から11名の中学生が参加しました。

◆４つのコースに分かれてものづくりを体験

　講座では、「機械系」「電気系」「情報系」「化学系」の４つのコースに分かれてものづくりを体験しました。

【機械系】スマートフォンスタンドを作ろう！
【電気系】金属探知機を作ってみよう！
【情報系】オリジナルのテトリスを作ろう！
【化学系】超低温の世界を感じよう！

　はじめは見慣れない機器や材料、プログラミング言語に若干戸惑う様子もありましたが、鶴岡高専技術職員の丁寧な指導により、原理や仕組みを学んだ後、どのコースも職員と交流しながら、楽しんでものづくりを体験しました。

　終了後、参加者からは「仕組みは難しかったが、丁寧にご指導いただき、わかりやすく、楽しくものづくりができた。」「日常でも機械などに関心を持ち生活していきたい。」「楽しかったからまた参加したい。」などのコメントがありました。

◆鶴岡工業高等専門学校について

　鶴岡工業高等専門学校は、1963年（昭和38年）に鶴岡市に創設され、これまで8,000名を超える卒業生を輩出し、卒業生は地域産業発展や技術革新の牽引役となって多方面で活躍しています。

　2015年（平成27年）には、産業構造の高度化に対応できる人材の育成を目指し、従来の4学科から「創造工学科」の1学科4コース制に改組、「理魂工才」「自学自習」を校訓に、「自ら学び自ら試行しながら、目先のことだけにとらわれず、その基本となる原理を深く考え、実践を通して工学のセンスを身につける」ことを目指しています。