佐賀を舞台にした漫画作品『棕櫚の木の下で』漫画家「メグマイルランド」さんが山口知事を訪問されます
佐賀県フィルムコミッションでは、佐賀を舞台にした作品作りの支援やPRを行う「佐賀Story創出事業」に取り組んでいます。この度、佐賀を舞台とした漫画作品『棕櫚(しゅろ)の木の下で』の第2集が、2025年9月8日(月曜日)に発売されたことから、その報告のため、作者であるメグマイルランドさんが山口知事を訪問されます。

同作は、佐賀のなにげない子ども時代の日常を、ネイティブな佐賀弁で懐かしくも心地よく表現した漫画であり、株式会社マガジンハウスが運営するマンガwebサイト「SHURO」で連載中です。
作者のメグマイルランドさんは、小学生時代を佐賀で過ごし、同作以外にも、その記憶を元に描いた漫画『水辺のできごと』が文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出されるなど、注目を集める漫画家です。


1.日時
2025年9月22日(月曜日)15時30分~15時45分
2.場所
来賓室(佐賀県庁 新館4階)
3.訪問者
メグマイルランド 漫画家、画家
関谷 武裕 株式会社マガジンハウス 漫画編集部 部長、マンガwebサイト「SHURO」編集長
4.作品解説
『棕櫚の木の下で』:小学5年生の南里ソテツと同じクラスの鍋島かりんが出会い、交流し、共に成長していく日々を描いたボーイ・ミーツ・ガール。舞台は少し昔の佐賀。のどかな風景や佐賀弁が登場し、ほっこりとした空気感が広がります。子供時代を追体験するような“あるある“エピソードは、懐かしさとおもしろさを同時に呼び起こします。一見すると何気ない日常を描いた作品ですが、その裏には数々の伏線が張り巡らされています。細やかなエピソードが後に回収されることで、緻密に計算されたストーリーの妙が光る――それが本作最大の魅力です。
5.作者プロフィール
「メグマイルランド」:小学生時代を佐賀で過ごし、その記憶を元に描いた漫画『水辺のできごと』が文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出され、注目を集める。他、自主制作など多数。
『棕櫚の木の下で』作品概要
第1集:2024年8月発行
少し昔の佐賀が舞台のボーイ・ミーツ・ガール。
のどかな風景と佐賀弁、子ども時代あるあるが懐かしくて心地よい漫画。

つい忘れてしまうけれども、見るものすべてが輝いていたあの頃──
小学生の南里ソテツは、同じクラスの鍋島かりんに出会い、自分たちを取り巻く世界の様々なことを知っていく。自分の名前の由来である植物のこと。モールス信号で言葉を使わず気持ちを伝えることができること。すごいとか嬉しいとか気まずいと切ないとか、些細な感情を自分以外の誰かと共有すること。季節が移り変わる佐賀の風景の中で描かれていく2人の日々のエピソードは、なんでもない日常のように見えるが、それはとても特別でかけがえのない時間だった──
第2集:2025年9月8日発売
毎日は小さな冒険と輝きに満ちている。
あるがまま生きる子どもたちをやさしく見つめた傑作 第2集。

季節は夏から冬へ。舞台は少し昔の佐賀。通学路、駄菓子屋、夜の外出、鍵っ子の友達、インスタントラーメンの味。ありふれた日々は記憶となり、言葉なくとも心を結んでいくソテツとかりん。ふたりの物語は静かに動き始める──
■推薦文
記憶の底に残っていた幼い頃の日々を思い出している。
方言は時や空間を超える触媒でもある ——— 奈良美智(現代芸術家)
言葉に置き換えられない感情や微細な揺らぎを見切ることなく丁寧に掬い上げ、読み手にそのまま届けてくれる稀有な作品で、びっくりした。手触りや温度のようなものがじんわりと残る読後感は、唯一無二と言ってもいい ——— 石川直樹(写真家)
■マガジンハウスのマンガwebサイト「SHURO」で連載中!
現在、本編の一部を試し読みができますのでぜひご覧ください。
『棕櫚の木の下で』作中の佐賀の景色



「佐賀県フィルムコミッション」について

2005年に佐賀県庁内に設立。映画、ドラマ、CM、プロモーションビデオやWeb動画などの映像コンテンツのロケ誘致を行い、地域と一体となった映像作品づくりを支援し、また映像を通じた佐賀県の情報発信を行っています。
映画やドラマづくりに地元の方が参加し、楽しんでもらうことで地域活性化や話題づくりを促進し、その映像作品を通じて地元の方が改めて佐賀の良さを再認識したり、新たな魅力の掘り起こしにつなげたりすることも重要な目的のひとつです。
また、佐賀を舞台にした作品作りの支援やPRを行う「佐賀Story創出事業」にも取り組んでいます。
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