ファミワン所属の公認心理師・臨床心理士の戸田さやかが、心理療法・カウンセリングの書籍の執筆に携わりました
『心理療法・カウンセリングにおけるスリー・ステップス・モデル「自然回復」を中心にした対人援助の方法』
「子どもを願うすべての人によりそい 幸せな人生を歩める社会をつくる」をビジョンに掲げ、法人の従業員向け福利厚生や自治体の住民向け支援を行うヘルスケアサポートサービス「ファミワン」 https://famione.com/benefit/ などを展開する株式会社ファミワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川勇介、以下当社)のユーザーの各種相談やファミワンのサービス設計を担う、公認心理師・臨床心理士の戸田さやかが、2024年8月に遠見書房より刊行の『心理療法・カウンセリングにおけるスリー・ステップス・モデル 「自然回復」を中心にした対人援助の方法』の執筆に携わり、戸田は第8章「1st stepを重視した改訂スリー・ステップス・モデルの実践」を執筆担当いたしました。
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d14333-449-0598a1bf57b1125262ddafd468cc4d04.pdf■「心理療法・カウンセリングにおけるスリー・ステップス・モデル 「自然回復」を中心にした対人援助の方法」の内容
心理療法の治療要因を突き詰めていくと,「共通要因」と「治療外要因」の存在が7割を占めると言われている。──この本は,そんなさまざまな心理療法に共通する治療要因を拡張させ,その後,治療外要因を増強させる戦略をもった臨床心理アプローチ「改訂スリー・ステップス・モデル」の理論と方法をまとめたものである。
2011年の東日本震災以降,編著者らは,被災者の悲嘆やトラウマ反応にこころを痛め,その中で生まれたのがスリー・ステップス・モデルで,多くの臨床家が実践でき,短期間で効果のあるアプローチであったという。その後,森田正馬の「自然回復」などの考えも取り入れ,トラウマ反応だけではなく,さまざまなこころの問題に対処できるよう磨かれたのが,改訂モデルである。
「改訂スリー・ステップス・モデル」は,アプローチの種類を問わず多くの心理療法家も実践できるものであり,この本に,そのABCがだれでもわかりやすくまとめられている。多くの臨床家にとって必読の一冊である。
■公認心理師・臨床心理士 戸田さやかのコメント
本書は、“クライエントにも支援者にも優しいセラピー”について、心理療法家・カウンセラーに向けて書かれた一冊です。クライエントの心が時間とともに回復していく「自然回復」に着目したカウンセリング・モデル、「スリー・ステップス・モデル」が解説されています。
私は第8章「1st stepを重視した改訂スリー・ステップス・モデル」を執筆させていただきました。このモデルにおいて1st stepがいかに重要であるか、そして、1st stepで紡がれる丁寧な会話がクライエントの自然回復の力を強調することについて、事例を中心にまとめました。
本書が多くの臨床家の手に届き、クライエントも支援者も肩の力を抜いた心理療法やカウンセリングが展開されれば、嬉しく思います。
戸田さやか プロフィール:公認心理師、臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士、ブリーフセラピスト・シニア。性や生殖補助医療の専門知識を用いながら、カップル・家族の心理支援をおこなっている。ファミワンではカウンセリングやアドバイス業務をはじめとしたユーザー対応、サービス設計を担当。また、企業や自治体向けのセミナーやイベントに数多く登壇している。
■書誌情報
【著者】若島 孔文【著】 鴨志田 冴子【著】 二本松 直人【著】
【刊行日】2024年8月
【定価】定価2,600円(+税)
【出版社】遠見書房
【ISBN】978-4-86616-201-0 C3011
【判型・頁数】150頁,A5判並製
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【編著者】
若島孔文(わかしま・こうぶん)
ブリーフセラピスト(シニア),家族心理士,臨床心理士,公認心理師
2000年,東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。その後,立正大学心理学部准教授を経て,2008年より東北大学大学院教育学研究科准教授,現在,同教授・心理支援センターセンター長。国際ブリーフセラピー協会研究員制度チーフトレーナー,International Academy of Family Psychology(国際家族心理学会)会長,日本心理臨床学会代議員,日本カウンセリング学会「カウンセリング研究」編集委員など。
鴨志田冴子(かもしだ・さえこ)
臨床心理士
2023年,東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。現在,山形大学保健管理センター助教。
二本松直人(にほんまつ・なおと)
公認心理師,臨床心理士,ブリーフコーチ・エグゼクティブ,ブリーフセラピスト(シニア)
2023年,東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。2020年より,日本学術振興会特別研究員。その後2022年より,福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター助手。現在,同センター助教。医療創生大学非常勤講師,仙台医療センター附属仙台医療看護助産学校非常勤講師。
■福利厚生サービス「ファミワン」の概要
組織全体の風土づくり × 当事者の個別サポートの二軸でご支援
福利厚生サービス「ファミワン」は、「専門家によるセミナー/研修を通じての従業員のリテラシー向上や社内風土の醸成」、そして「オンライン健康相談による従業員個々のサポート」の両側面から、企業の健康経営や両立支援の促進、女性活躍推進を支援します。
「ファミワン」導入企業の社員/従業員は、オンライン上で時間や場所を選ばず、社外の看護師や心理士、キャリアコンサルタントなどの有資格者に多様なテーマについての相談が可能です。匿名でかつ内容を会社に知られずに相談できる環境を提供することで、心理的安全性を高めるとともに従業員満足度の向上が期待できます。さらに、早期に悩みを相談し自身の身体や心の状態に気づくことで、行動変容を促し、不調を未然に防ぐ効果も期待できます。
また、全従業員を対象に、プロフェッショナル講師陣によるセミナー/研修を提供し、会社全体のリテラシーを高めます。特に女性特有の健康課題に対しては、約7割の女性従業員が上司・周囲の理解を望んでいます*1。管理職や支える側の従業員など、当事者以外へ正しい知識を提供し、理解を促すことで支援の幅の拡大に貢献します。セミナー/研修のテーマは、各社のニーズや課題感に応じてカスタマイズ*2が可能です。
2018年9月より、法人向け福利厚生プログラムの提供を開始。小田急電鉄やTBS厚生会などへの福利厚生導入に加えて、ソニー、全日本空輸株式会社(ANA)、伊藤忠労働組合などへもセミナーを提供しています。自治体への提供としても、神奈川県横須賀市をはじめ、長崎県、東京都杉並区、世田谷区、広島県三原市、群馬県邑楽町など、都道府県単位から中核都市、そして数万人規模の市区町村まで幅広く提供を行っております。
※本サービスは医療行為ではないため、診断や処方は行いません。
▶︎ファミワン 法人向け福利厚生サービス https://famione.com/benefit
▶︎自治体向け「妊活LINEサポート事業」 https://famione.com/local/
*1 出所:働く女性のウェルネス向上委員会HPより(東京都実施,2023-5,都内で働く女性3500人+企業担当者200人へのアンケート調査結果)
*2 不妊治療の基礎知識、卵子凍結などプレコンセプションケアの啓発、月経・PMS、更年期などの健康課題、ライフプランや人間関係、メンタルケアまで多彩なテーマに対応
株式会社ファミワン
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
代表者 代表取締役 石川 勇介
設立日 2015年6月1日
URL https://famione.co.jp/
・ファミワン ヘルスケア相談 https://lp.famione.com/
・不妊治療net https://funin-info.net/
・卵巣年齢チェックキット FCheck https://fcheck.famione.com/
・子宮内フローラCHECK KIT https://flora.famione.com/
▶︎ファミワン 法人向け福利厚生サービス https://famione.com/benefit
▶︎自治体向け「妊活LINEサポート事業」 https://famione.com/local/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ファミワン 広報担当 Mail: info@famione.com TEL:080-2243-6995
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