ミャンマーの全土停戦合意を歓迎 ユニセフ声明 【プレスリリース】
子どもたちにとって前進の足がかりに
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81409.html でご覧いただけます。
【2015年3月31日 ニューヨーク 発】
ミャンマー政府と16の少数民族武装組織の代表が全土停戦の合意に至ったことは、
世界でも最も長きにわたる内戦に苦しんできたミャンマーの子どもたちにとって、
喜ばしいニュースです。
内戦により、予防接種や教育などの基礎サービスは崩壊し、子どもたちの健全な心身の
発達が損なわれ、武力紛争の中で兵士として使われたり人身売買の被害にあうリスクが
高まったことにより、何百万人もの子どもたちの生活が脅かされました。
全土停戦合意は、ミャンマーの最も弱い立場にいる子どもたちにとって、新しい時代の
幕開けとなるかもしれません。それは例えば、自分たちの民族の言葉で質の高い教育を
受けられ、武力紛争に巻き込まれて子ども時代を失うことがない時代です。
ユニセフは、ミャンマーの子どもたちのために、すべての当事者とともにこの機会を
活かし、活動を続けていきます。
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■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Christopher de Bono, ユニセフ・バンコク,
TEL: +66 84 427 743 Eメール:cdebono@unicef.org
Melanie Sharpe, ユニセフ・ニューヨーク,
TEL: +1 917-251-7670 Eメール: msharpe@unicef.org
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