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NVIDIA
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SAP と NVIDIA、世界の産業を支えるエンタープライズ アプリケーション全体での生成 AI 導入を加速へ

NVIDIA

NVIDIA AI ファウンドリ サービスと新しい NVIDIA NIM マイクロサービスで展開されたカスタマイズ LLM を使用し、顧客はSAP のクラウド ソリューションでビジネス データが活用可能に

ドイツ ウォールドルフおよびカリフォルニア州サンタクララ — 2024 年 3 月 18 日 — SAP SE(http://www.sap.com/) (NYSE: SAP) と NVIDIA(http://www.nvidia.com/) (NASDAQ: NVDA) は本日、SAP のクラウド ソリューションとアプリケーションのポートフォリオ全体でデータと生成 AI の変革力を活用する企業顧客の能力を加速することに焦点を当てたパートナーシップの拡大を発表しました。


両社は、SAP のJoule® コパイロット内や、SAP のクラウド ソリューションおよびアプリケーションのポートフォリオ全体にわたり、スケーラブルなビジネス固有の生成 AI 機能を含む、SAP Business AI を構築し、提供するために協業しています。これらの機能はすべて、SAP 生成 AI ハブによって支えられています。生成 AI ハブは、関連性が高く、信頼性が高く、責任あるビジネス AI を促進し、広範囲にわたる大規模言語モデル (LLM) への即時アクセスを提供します。


世界のビジネスを動かすアプリケーションに生成 AI を直接組み込むという SAP の継続的な取り組みの一環として、このパートナーシップは、顧客が組織全体で生成 AI 機能を大規模に導入できるよう支援することを目的としています。SAP はNVIDIA の生成 AI ファウンドリ サービス(https://www.nvidia.com/ja-jp/ai-data-science/generative-ai/)を使用し、ドメイン固有のシナリオに合わせて LLM をファインチューニングし、新しい NVIDIA NIM(https://nvidianews.nvidia.com/news/generative-ai-microservices-for-developers)™ マイクロサービスによりアプリケーションを展開します。SAP と NVIDIA は、2024 年末までに新しい統合機能を利用可能にする予定です。


SAP SE の CEO 兼執行役員の Christian Klein 氏は次のように述べました。「企業の顧客は真のビジネス価値をもたらす最先端のテクノロジの活用を望んでいます。SAP と NVIDIA のような戦略的テクノロジ パートナーシップは、ビジネスにおける AI の可能性と機会を最大化するテクノロジへの投資という当社の戦略の中核をなすものです。AI 機能を大規模に提供する NVIDIA の専門知識は、SAP が変革のペースを加速し、クラウドでの顧客により良いサービスを提供するのに役立ちます」


NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は次のように述べました。「SAP は、顧客のビジネス自動化を支援するカスタムの生成 AI エージェントに変換できるエンタープライズ データの宝庫です。NVIDIA と SAP は協力して、業務の強化に SAP を利用している世界中の何千もの企業にカスタムの生成 AI を提供していきます」


顧客の洞察を高めるためにビジネス データと生成 AI を活用

SAP と NVIDIA は、SAP Datasphere® ソリューションの最新リリース、SAP Business Technology Platform® (SAP BTP)、RISE with SAP® を含む SAP のクラウド ソリューションに生成 AI を統合するために協力する予定です。


SAP は、NVIDIA DGX™ Cloud(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/dgx-cloud/) AI スーパーコンピューティング、NVIDIA AI Enterprise(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/products/ai-enterprise/) ソフトウェア、および NVIDIA AI Foundation モデルを特徴とする NVIDIA の生成 AI ファウンドリ サービスを使用して、SAP BTP 内に追加の生成 AI 機能を構築する予定です。これらの新機能は、SAP による顧客向けの生成 AI の開発と展開の基礎となるように設計されており、SAP AI Core® および SAP Datasphere の生成 AI ハブでアクセスできることが期待されています。


その他の生成 AI の取り組みは以下が含まれます。

・Joule コパイロットの新機能: Joule は、NVIDIA と SAP によって構築されたRAG (Retrieval-Augmented Generation) (https://blogs.nvidia.co.jp/2023/11/17/what-is-retrieval-augmented-generation/)機能を活用でき、主要なハイパースケーラーまたは SAP 独自のクラウド環境に展開可能です。Joule は、自然言語の生成 AI コパイロットとして、時間のかかるタスクを自動化し、ビジネス クリティカルなデータを迅速に分析して、よりインテリジェントでパーソナライズされた体験を提供することで、顧客がビジネスの可能性を解き放つのを支援します。


・SAP S/4HANA Cloud、SAP SuccessFactors®、および SAP Signavio® を活用した革新的なユースケース: SAP と NVIDIA は、企業が資産を組み合わせてデジタル トランスフォーメーションを簡素化し、強化できる 20 以上の生成 AI ユースケースを検討中です。その中には、SAP S/4HANA Cloud のインテリジェントな請求書照合によりエンタープライズ リソース プランニングを自動化できる生成 AI 機能、SAP SuccessFactors を活用した人事のユースケースの改善、そしてSAP Signavio からの新しい生成 AI 洞察の加速、ビジネス上の推奨事項のより適切な処理、SAP の顧客サポート プロセスの最適化が含まれます。


・SAP Datasphere による AI データ ソースの統合: SAP BTP 上に構築された SAP Datasphere は、エンタープライズ環境全体で意味的に豊富な SAP データとサードパーティ データの統合と統一ビューを可能にし、顧客が市場の変化に迅速に適応し、より効率的でより適切な情報に基づいた意思決定を行えるように支援します。SAP Datasphere を使用すると、顧客は AI および機械学習 (ML) モデルを使用して高品質のデータ ファブリックに自信を持ってアクセスできます。SAP Datasphere 向けの SAP の連合機械学習 (FedML) 機能を加速するために、NVIDIA と SAP は、NVIDIA アクセラレーテッド コンピューティング プラットフォームと NVIDIA RAPIDS(https://blogs.nvidia.co.jp/2023/11/17/what-is-retrieval-augmented-generation/)™ など NVIDIA AI Enterprise データ サイエンス ソフトウェアのサポートにより、データ サイエンティストのデータへのアクセスを容易にし、ML ワークロードのパフォーマンスを強化します。


ABAP プログラミング言語での LLM の使用: 開発者によるドメイン固有の言語コードの作成を支援するために、SAP は NVIDIA AI ファウンドリ サービスを使用して LLM のチューニングを支援する予定です。これは、SAP の生成 AI モデルの使用に基づいて構築され、同社の ABAP Cloud モデルと SAP Cloud Application Programming モデルを通じて ABAP を使用する開発者を支援します。


NVIDIA AI Enterprise が SAP のクラウド ソリューション全体でプロダクション グレードの生成 AI を強化

SAP のクラウド ソリューションにモデルを展開する準備ができ次第、SAP は NVIDIA NIM 推論マイクロサービスや NVIDIA NeMo Retriever™ マイクロサービスを含む NVIDIA AI Enterprise ソフトウェアを使用する予定です。

NVIDIA NIM を使用すると、SAP のアクセラレーテッド インフラストラクチャ全体で推論パフォーマンスを高速化して最大化できます。SAP は、NVIDIA NeMo Retriever マイクロサービスを使用して、生成 AI アプリケーションが SAP ソフトウェア上で実行されているデータにより安全にアクセスして、正確度と洞察を向上できるようにする RAG 機能を追加する予定です。顧客は、SAP データとサードパーティ データの両方で RAG を使用する計画をたてることができます。

SAP と NVIDIA のパートナーシップについて詳しくは、フアンの GTC 基調講演のアーカイブをご視聴ください。(https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/

SAP News Center(https://news.sap.com/) にアクセスしてください。@SAPNews(http://twitter.com/sapnews/) で SAP をフォローしてください。


※本発表資料は米国時間 2024年 3 月 18日に発表されたプレスリリース(https://nvidianews.nvidia.com/news/sap-nvidia-generative-ai-enterprise-applications)の抄訳です。


NVIDIA について

1993年の創業以来、NVIDIA( https://www.nvidia.com/ja-jp/ )( NASDAQ:NVDA)はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、各種産業のデジタル化を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/


SAPについて

SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com)

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業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂2-11-7 ATT New Tower13F
電話番号
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代表者名
大崎 真孝
上場
未上場
資本金
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設立
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