アマナ、生成AIを “ブランドに最適化する” 新ソリューション「AI Creative Architecture」を発表
〜 企業のブランド表現を、AI時代の制作基準へアップデート 〜
コミュニケーション変革をクリエイティブで実現する株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:金子剛章、以下「アマナ」)は、生成AIを企業のブランド運用に実装するための新ソリューション「AI Creative Architecture(エーアイ・クリエイティブ・アーキテクチャ)」を発表しました。
本ソリューションは、アマナが現場で培ってきたクリエイティブ制作の知見と、生成AIのスピード・再現性を組み合わせ、企業が“ブランドらしい”表現を継続して生み出せる制作環境をつくるために設計されています。

▼ 背景|広がるAI活用、その一方で深まる「ブランドらしさ」の課題
生成AIによって、画像・動画はかつてないスピードで制作できるようになりました。しかし現場では、次のような課題が生まれています。
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AIツールごとに “ブランドらしさ” の再現精度が変わる
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クリエイターによって生成結果の品質にばらつきが出る
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生成物をブランドガイドラインにどう紐づけるか不明瞭
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ローカル環境での生成品質を安定させづらい
制作のスピードは上がる一方で、ブランドとしての一貫性をどのように保つかが大きなテーマになりつつあります。
アマナはこの課題に対し、生成AIを「単なる制作支援」ではなく、ブランド運用に組み込むための「仕組み」として位置付け、今回のソリューションを開発しました。

▼ サービス概要|ブランドの構築から制作・運用までを支える4つの領域
① AI Brand Design
ブランドの美意識をAIに翻訳し、一貫した生成を可能にする基盤づくり
AIガイドライン(らしさAI):ブランドイメージ(光・色・構図)を分解・構造化し、再現性を担保するパラメータやルールを策定。
世界観構築ワークフロー:AIモデル別のチューニングセットを整備し、ブランド独自の世界観を固定化する制作フローを構築。
スコアリングシステム:生成物のクオリティがブランドの基準を満たしているか、客観的に評価・選別する仕組みを導入。
② AI Creative Studio
設計した美意識をコンテンツ化、 高品質・多展開の実現
グラフィック/ムービー生成:生成画像の改善やバリエーション制作を行い、グラフィックから動画まで高品質にコンテンツ化。
マルチチャネル展開:メディア最適化に加え、ローカライズや季節変更など、AIならではの価値を活かしたコンテンツ展開。
クリエイターネットワーク:クリエイターが品質管理に伴走。AIモデル別の生成手順書を整備し、安定した制作体制を構築。
③ AI Creative Partner
AI全般の課題を解く伴走パートナー
AIリサーチ・PoC/概念実証:①②の定型サービス以外の固有課題に対し、リサーチから検証(PoC)、プロトタイプ制作までを設計。
要件定義・共同運用:経営や現場の課題を整理。クリエイター伴走や共同運用を通じて、最適なAI活用のかたちを模索・実装。
④ AI Risk Management
安心してAIを活用するための教育・基盤整備
AI利活用ガイドライン作成:著作権リスクの整理やプロンプト管理ルールなど、企業として安全に運用するための基準を策定。
勉強会・ワークショップ:基礎知識の習得から実践スキルの向上まで、組織全体のAIリテラシーを高める教育プログラムを提供。

▼ 今後の展望|AIと人の協働による、新しいブランド開発モデルへ
生成AIは、表現のつくり方を大きく変えています。アマナはその変化を、効率化ではなくクリエイションの進化として受け止めます。私たちには、アートディレクター、フォトグラファー、レタッチャー、CGアーティスト、キャスティングなど、表現をつくり続けてきた数百名のクリエイターがいます。彼らの感性と判断こそが、AI時代のブランド表現の“基準”になるべきだと考えます。アマナは、AIをクリエイターの新しい道具として解き放ち、ブランド表現の未来を更新していきます。
▼ A³|amana AI Architects
本ソリューションの開発・運用は、アマナ社内のAI専門組織「A³|amana AI Architects(エースリー)」が担います。A³は、クリエイティブ、AI技術、データマネジメントの専門家が集い、“ブランドらしさ”を理解した上で、AI導入設計から生成ワークフロー、表現開発までを統合的に支援。人の感性とAIの論理を組み合わせ、再現性のあるブランド表現と、新しい創造の両立を実現します。
エグゼクティブプロデューサー 林 宏介
Web黎明期より、大手企業の広告プロモーションからCX(顧客体験)設計まで幅広く従事。 前職では取締役としてクリエイティブ組織を管掌し、展示体験やAI領域へ事業を拡大。カンヌライオンズやACCグランプリなど国内外のアワードを多数受賞。 現在は経営視点と技術知見を基に、アマナのクリエイティビティとAI技術を融合。企業のブランド体験を革新するソリューション開発と、次世代の表現創出を推進する。
クリエイティブディレクター 堀口 高士
事業構想大学院大学 修士課程(Master of Project Design)修了。
家電、モビリティ、食品、飲料、通信、インフラなど幅広い業界の企業が抱える、さまざまなコミュニケーション課題をクリエイティブで解決するディレクターとして活動している。
サービス詳細
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お問い合わせ
株式会社アマナ A³|amana AI Architects 担当:林・堀口
E-mail:a3@amana.jp
▼ 株式会社アマナについて
1979年に広告写真の制作会社として設立。その後、スチールや動画 (TVCM、WEB 動画等)、CG(レタッチ、3DCG、アパレル CG)といったビジュアル制作をプロデュースし提供する国内最大規模の制作会社へと事業を拡大しました。現在は、豊富なクリエイティブ資源や年間 15,000 件にのぼる案件で培ったナレッジを活用しながら、クライアント企業の価値が伝わり、人々を動かすコミュニケーション変革をクリエイティブで実現することに取り組んでいます。さらに、アマナが独自に開発した商材(ソリューション)を組み合わせることで、企業のコミュニケーション施策や DX(デジタルトランスフォーメーション)推進をサポートするなど、クライアントと共に企業の価値を高めるプロジェクトを数多く手掛けています。
株式会社アマナ 会社概要
代表者:代表取締役 金子 剛章
所在地:東京都品川区東品川2-2-43
設 立:1979年4月
資本金:100百万円
従業員数:(連結)430 名 ※2025 年 1 月 1 日現在
事業内容:
コミュニケーションデザイン事業(コミュニケーション領域における戦略・企画立案、ブランドデザイン&アクティベーション、インナーコミュニケーション、コンテンツマーケティング、コンテンツ制作・編集、プロトタイピング、ムービー/グラフィック制作、WEB制作、その他各種プロモーション施策の立案など)
URL:https://amana.jp/
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