環境音楽のための環境で体感する 若狭真司によるサウンドインスタレーション「よあけのおと」Sony Park Miniで2024年6月15日(土)~30日(日)まで開催

https://www.sonypark.com/mini-program/list/053/

ソニー企業株式会社

 10坪の実験的POP-UPスペース Sony Park Mini(ソニーパークミニ)では、作曲家/アーティストの若狭真司による、漆黒の夜更けから薄明の朝に移りゆく“夜明け”の世界観を表現したサウンドインスタレーション「よあけのおと」を2024年6月15日(土)~30日(日)に開催します。

 ―しんしんと夜が更けていき、宇宙のような深い夜を抜け、空が目覚めて、朝が生まれる。

 本プログラムは、 “夜明け”をテーマとしたサウンドインスタレーションです。若狭真司の最新アルバム”DAWN”の構成楽曲を用いて、今回のプログラムのために再構築された、情緒と繊細さが融合する音像に、移りゆく光と振動を掛け合わせ、若狭が生み出す夜明けの世界観を、聴覚だけでなく視覚と触覚からも体感いただけます。

 世界観に没入するための空間として、Sony Park Miniならではの「環境音楽(アンビエントミュージック)を、展示された音楽作品として鑑賞するための最適な環境」をアーティストと共に作り上げました。12台のスピーカーとベンチの座面に設置されたソニーの「Active Slate」(※)によって、立体的な音や音のグラデーションに合わせた振動を体験できます。鑑賞者を包み込む音響に加え、空間を染める照明デザインが漆黒の夜更けから薄明の朝に移りゆく様相を光で演出。ここでしか体験できない”夜明け”を感じていただけます。

静けさと抑制を意識しながら、響き/テクスチュアに根差した

音と音楽の強度を信条としたクリエイションを手掛ける

作曲家/アーティストの若狭真司。

今回のプログラムでは、彼の新しい音楽作品である”DAWN”の

構成楽曲を用いたサウンドインスタレーションをインストールします。

銀座の地下空間から広がる、音のグラデーションをぜひお楽しみください。

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私にとって夜明けは、日没と同じく曖昧な光を放ちながら、

見える・聴こえる世界の輪郭をぼやかす、

この世とあの世、生と死が入り混じる薄明の時間帯として特別な感情を想起させる。

ただし日没と違い、夜明けは常に、ある種の希望と高揚感を引き連れてくる。

我々人間の生活サイクルや時間尺度においては、

日没が死ならば夜明けは誕生とも言い得る時間帯にあたり、

徐々に活動的に変転していく風景と共に、

いつでも未来を予感させる光で私を優しく包み込みながら立ち現れる。

 

また夜明けは光のみでなく、独特の音世界を持っている。

それは夜の終わり、起床した鳥たちが快活に囀り始める直前の、

その直後に訪れるカタストロフを強烈に予感させる、

ある種の痙攣にも似た緊張を伴った一瞬の静寂の最大値である。

その聴こえない音ならぬ音は、無音よりも静かな大音響を、

私の鼓膜の内側に鳴らしながら立ち現れる。

若狭真司

※多彩な振動フィードバックを実現するソニーの床型ハプティクス(触覚提示技術)「Active Slate」を使用。ソニーPCLが体験デザインと技術協力を行っています。

https://www.sonypcl.jp/solution/haptics.html


「よあけのおと」開催概要

名称:よあけのおと

日程:2024年6月15日(土)~30日(日) 11:00~19:00(予定)

場所:Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)

WEB:https://www.sonypark.com/mini-program/list/053/     #よあけのおと

※  展示スペース内のベンチのご使用に関して

展示スペース内のベンチには、ソニーの床型ハプティクス(触覚提示技術)「Active Slate」が使われており、座面が振動します。安全上の理由により、義足・歩行補助具・車いす等の利用が必要な方や妊娠中の方などは、振動のないイスもしくは指定のスペースにてご体験いただけます。6歳以下のお子様は、18歳以上の保護者の方と手をつないだ状態でご体験可能です。ハプティクスの体験注意事項、利用制限の詳細に関しては公式WEBページをご確認ください。

https://www.sonypark.com/mini-program/list/053/

プロフィール

Photo by KO-TA SHOUJI

若狭真司(わかさしんじ) 

音楽クリエイター/アーティスト。

CM・映画音楽、ファッションショーやアートエキシビションへの作品提供や制作を行う。自身のアーティストワークにおいては静けさと抑制を意識しながら、響き/テクスチュアに根差した音と音楽の強度を信条とし、これまでにArchives(Spain),Inner Ocean Record(Canada),Fluid Audio label(UK)等多数の海外レーベルから作品をリリースする。近年はテーマである薄明、死と、音楽の物質性、その触れ得なさへ、場を用いたアプローチを試みている。2024年6月7日に“夜明け”をテーマにした最新アルバム「DAWN」をLP、カセットテープ、ストリーミングサービスよりリリース予定。

Instagram  https://www.instagram.com/shinji_wakasa_works/

MUSIC  https://linktr.ee/shinjiwakasa

WEB  https://www.hitsujisound.com/


Sony Park Miniについて

Sony Park Mini は、本年2024年に完成を目指す新・Ginza Sony Parkのための実験の場として、東京・銀座の数寄屋橋交差点のほぼ真下に位置する西銀座駐車場の地下1階に佇む、10坪のPOP-UPスペースです。「アーティストの鼓動を感じるプログラムを起動し続ける」ことをコンセプトに、2022年3月のオープンからこれまで50回を超えるバラエティに富んだプログラムを開催。また、Sony Park Mini内に併設する「西銀座駐車場コーヒー」では、厳選したコーヒー豆の中から季節に合わせてセレクトをし、バリスタが丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーを提供しています。

施設名称:Sony Park Mini

場所:東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階

営業時間:プログラム 11:00~19:00 西銀座駐車場コーヒー 平日 8:00〜19:00、土日祝 11:00〜19:00

定休日:不定休

床面積:約30.0㎡(約10坪)

詳細はこちら

Sony Park MiniのWebサイトはこちら

西銀座駐車場コーヒーInstagram:https://www.instagram.com/nishiginzaparking_coffee/

@nishiginzaparking_coffee #西銀座駐車場コーヒー #nishiginzaparking_coffee

Ginza Sony Parkについて

Ginza Sony Parkは、ソニービル設立当初からの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、ソニービルの解体工事の途中2018年8月9日にオープンしました。年間を通して驚きや遊び心が感じられる様々なイベントや、音楽との偶発的な出会いを演出する「Park Live」などのプログラムを実施する、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」として、3年間で854万人のお客さまにご来園いただきました(2021年9月末時点)。

現在は建て替え工事を進めており、本年2024年に新・Ginza Sony Parkが完成する予定です。

Sony Park 公式Webサイト・SNSアカウント

Web:https://www.sonypark.com/ 

Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/

X(旧Twitter):https://twitter.com/ginzasonypark/

Facebook:https://facebook.com/ginzasonypark/

YouTube:https://youtube.com/ginzasonypark/

@ginzasonypark #GinzaSonyPark #SonyParkMini

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会社概要

ソニー企業株式会社

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URL
https://www.sonypark.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座四丁目2番11号 ヒューリック銀座数寄屋橋ビル7階
電話番号
-
代表者名
永野 大輔
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年04月