TIS、PCI DSS準拠のアプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」を提供開始

~ 高セキュリティ環境での開発環境から運用・維持サービスまでを月額70万円からでトータルに提供 ~

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、PCI DSS※1に準拠したセキュアな環境で運用業務も含めて提供するクラウド基盤サービス「ROUNDAHEAD(ラウンドアヘッド)」シリーズの第2弾サービスとして、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP※2(ラウンドアヘッド・バイ・シーエーピー)」を提供開始することを発表します。
 「ROUNDAHEAD by CAP」は、最短で1ヵ月の短期間と月額70万円からの低コストで、冗長化・最適化された安全な環境でアプリケーション開発ができるプライベートクラウドマルチプラットフォームです。Webサービスを提供するための開発環境から本番環境の提供、システム運用までを24時間365日の体制で提供します。
 アプリケーション開発者は、開発環境の構築、サーバーやミドルウェアの調達、設定、運用監視設定、セキュリティ機能の実装といった管理作業から解放され、プログラム開発に専念することができます。

<「ROUNDAHEAD by CAP」の全体構成>


 「ROUNDAHEAD by CAP」を活用することで、企業は高額で維持費が掛かるPCI DSSなどの環境を自社で整えた場合と比較して約40%(TIS社内利用での従来比)の維持コストの削減が可能になります。また、外部接続回線から開発環境、実行環境までの全て機能や環境が、1インスタンスあたりの費用に含まれているため、契約から利用開始までは、最短で約1ヵ月とスピーディに利用がスタートできます。

 TISは、高セキュリティ、高可用性が必要なWebアプリケーションや、PCI DSS準拠が必要なアプリケーションをクラウドで提供したい企業を中心に「ROUNDAHEAD by CAP」を提供していき、2021年までに10社への導入を目指します。

※1 PCI DSS:クレジットカード会員情報を取扱う事業者向けの国際セキュリティ標準
※2 CAP:Cloud Application Platformの略。システム開発において、稼働システムの構成や移行などに対し優先的にクラウドを検討する「クラウドファースト」の考え方を適用するためのアプリケーション動作環境。「クラウドを前提としたアジャイル開発」に必要な機能をすべて仮想的にプラットフォーム上で提供することで、ソフトウェア開発者がシステム/ネットワーク構成や運用を意識することなく、冗長化され最適化された安全な環境下で、サービス提供可能とする仕組みの全てを提供する。

■「ROUNDAHEAD by CAP」提供の背景
 ビジネスを取り巻く環境の変化が加速する昨今、自社ビジネスの市場や顧客ニーズを捉え、すばやくこの流れに合致させたITサービスを市場にリリースすることが、多くの企業に求められています。

 そこでTISでは、スピーディなサービス開発と市場投入を支援するため、アプリケーションの開発から本番運用までを提供し、24時間365日のシステム運用を併せたクラウドサービスとして「ROUNDAHEAD by CAP」を提供します。

■「ROUNDAHEAD by CAP」の概要
 「ROUNDAHEAD by CAP」では、「アプリケーションインスタンス提供サービス」「インターネット回線提供サービス」「開発ツール提供サービス」「PCI DSS運用サービス」などをPCI DSSV3.2に完全準拠したクラウド環境として提供します。「ROUNDAHEAD by CAP」の基本サービスは以下になります。 

 

<提供価格>
・月額70万円(税別)~(基本料金40万円、1インスタンス30万円)
 ※初期環境整備に必要な価格は利用規模に応じて別途必要となります。

<「ROUNDAHEAD by CAP」の提供基盤>
 「ROUNDAHEAD by CAP」は、PCI DSS、FISC※3対応の安全なTISのデータセンターとプライベートクラウドIaaS基盤上で提供しています。また、PaaS基盤として、Pivotal Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Rob Mee、以下Pivotal)が提供す

 

る、世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向け商用版PaaSソフトウェアの「Pivotal Cloud Foundry」を採用しています。

※3:FISC:金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準

「ROUNDAHEAD by CAP」の詳細は、以下URLをご参照下さい。
 https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/cap/

■Pivotalについて
 2013年に設立されたPivotalは、クラウドネイティブ・プラットフォームとツール、メソドロジーを組み合わせ、世界の大手企業が変化に適応し優れたソフトウェアを構築するかを支援しています。同社のテクノロジーはソフトウェア開発者の生産性を向上させ、同社のミッションである「世界の企業がソフトウェアの構築方法を変革する」ことを遂行しています。
https://pivotal.io/jp/

■「Pivotal Cloud Foundry」 について
 Pivotalが提供する「Pivotal Cloud Foundry」は、世界で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向けのPaaSソフトウェアです。クラウド・アプリケーションのスピーディな配備性能、 セキュリティ機能、本番運用に耐えうるスケーラビリティを予め備えています。開発者は開発工程において、管理作業から解放されることで、サービス提供までの期間を大幅に短縮し、さらに継続的な改善も容易になります。

■「ROUNDAHEAD」シリーズについて
 「ROUNDAHEAD」は、PCI DSSに準拠したセキュアな環境で運用業務も含めて提供可能なクラウド基盤サービスです。API(Application Programming Interface)マネジメント基盤サービス「ROUNDAHEAD for API」と、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」で構成されています。
https://www.tis.jp/service_solution/roundahead/

■「PAYCIERGE」について
 TISのリテール決済ブランド「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」は、リテール決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い、安心できるしくみを提供するリテール決済ソリューションの総称です。日々進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせ再整理した新コンセプト「PAYCIERGE 2.0」では、アライアンス活用による「つながり」の強化 、オープンAPI基盤による「つながり」の強化 、海外市場での展開など、「つながり」をテーマにビジネスの成功を幅広くお手伝いします。詳細は以下、URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/

TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。


【本件に関するお問合わせ先】
TIS株式会社 サービス事業統括本部 ペイメントサービス事業部
PAYCIERGE総合窓口
TEL:03-5337-4275 E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月