マイニング・インダバ2019においてJOGMECセッション「電気自動車時代におけるサプライチェーンの変革」を開催
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2019年2月5日、南アフリカ共和国ケープタウンで行われたアフリカ最大の鉱業大会「Mining Indaba 2019」において、JOGMECセッション「電気自動車時代におけるサプライチェーンの変革」を開催するとともに、ジャパンブースでアフリカでの活動をアピールしました。
JOGMECセッション「電気自動車時代におけるプライチェーンの変革」(以下、JOGMECセッションという。)は、近年の電気自動車の普及に伴い注目されているコバルト、ニッケル、白金族などの鉱物資源が豊富に賦存するアフリカの資源国、資源会社や電気自動車に関わる我が国の自動車メーカーや電池メーカーとの情報共有の場を提供することを目的として開催しました。また、展示会場では、ジャパンブースを共同で出展しJOGMECや本邦企業等のアフリカでの取組をアピールしました。
1.JOGMECセッション(注)の概要
細野理事長より、電気自動車の普及に伴いコバルトなど新たな鉱種が注目されているこの時期に電池材料をテーマとしたセッションを開催する意義が示されました。
講演では、関経済産業副大臣から、気候変動の面からの電気自動車の普及の重要性が示され、車載電池材料の安定供給確保が重要となり、それを実現するために官民が連携してこれらの車載用電池に必要な鉱物資源を確保すべく施策を講じていることが紹介されました。
続いて、エンドユーザーである本田技研工業株式会社の貝原常務から、今後のハイブリッド車を含めた電動車の世界的な普及見込みと、2030年までの同社の電動車展開の方向性および普及に向けたバリューチェーン全体に対する取り組みの重要性が示されました。
最後に、パナソニック株式会社の田中部長から、車載用電池メーカーとしてのシェア拡大の経緯や、今後の車載用電池需要の増加に備えた生産拠点の拡充および原料調達などの企業戦略が紹介されました。
(注) JOGMECセッションは、今回のMining Indaba 2019のテーマの一つとして2日間にわたって行われた「Battery Metals Day」の最初のセッションとして、アフリカ資源国、コバルト・ニッケル・白金族などを生産する鉱山会社、投資銀行等から約200名が参加。Battery Metals Dayは、近年、鉱物資源産業においても注目されているコバルト、ニッケルなどの電池材料に焦点をあてたもの。これまで鉱物資源開発の上流企業中心のMining Indabaにエンドユーザーが参加・講演し、資源国とエンドユーザーが互いに何を求めているのか等の意見交換をする場としてJOGMEC等の提案により新たな試みとして実現。
2.ジャパンブースでのJOGMEC事業の紹介
展示会場においてJOGMECは経済産業省、JBIC、阪和興業株式会社とともに共同で「ジャパンブース」を出展し、JOGMECのこれまでのアフリカにおける人材育成等の活動やリモートセンシング技術を紹介する3D地形プロジェクションマッピング装置の展示等を行い、多くの参加者から高い関心を集めました。
JOGMECは、アフリカ最大の鉱業大会Mining Indabaに、電気自動車の普及に伴う鉱物資源確保などをテーマとする時宜を得たセッションを企画するなど積極的に参加し、今後も本邦企業とアフリカ資源関係者との橋渡しの場を提供するなどアフリカにおける活動を加速させ、我が国の資源確保に貢献していきます。
→ 全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000134.html?mid=pr_190219
1.JOGMECセッション(注)の概要
細野理事長より、電気自動車の普及に伴いコバルトなど新たな鉱種が注目されているこの時期に電池材料をテーマとしたセッションを開催する意義が示されました。
講演では、関経済産業副大臣から、気候変動の面からの電気自動車の普及の重要性が示され、車載電池材料の安定供給確保が重要となり、それを実現するために官民が連携してこれらの車載用電池に必要な鉱物資源を確保すべく施策を講じていることが紹介されました。
続いて、エンドユーザーである本田技研工業株式会社の貝原常務から、今後のハイブリッド車を含めた電動車の世界的な普及見込みと、2030年までの同社の電動車展開の方向性および普及に向けたバリューチェーン全体に対する取り組みの重要性が示されました。
最後に、パナソニック株式会社の田中部長から、車載用電池メーカーとしてのシェア拡大の経緯や、今後の車載用電池需要の増加に備えた生産拠点の拡充および原料調達などの企業戦略が紹介されました。
(注) JOGMECセッションは、今回のMining Indaba 2019のテーマの一つとして2日間にわたって行われた「Battery Metals Day」の最初のセッションとして、アフリカ資源国、コバルト・ニッケル・白金族などを生産する鉱山会社、投資銀行等から約200名が参加。Battery Metals Dayは、近年、鉱物資源産業においても注目されているコバルト、ニッケルなどの電池材料に焦点をあてたもの。これまで鉱物資源開発の上流企業中心のMining Indabaにエンドユーザーが参加・講演し、資源国とエンドユーザーが互いに何を求めているのか等の意見交換をする場としてJOGMEC等の提案により新たな試みとして実現。
2.ジャパンブースでのJOGMEC事業の紹介
展示会場においてJOGMECは経済産業省、JBIC、阪和興業株式会社とともに共同で「ジャパンブース」を出展し、JOGMECのこれまでのアフリカにおける人材育成等の活動やリモートセンシング技術を紹介する3D地形プロジェクションマッピング装置の展示等を行い、多くの参加者から高い関心を集めました。
JOGMECは、アフリカ最大の鉱業大会Mining Indabaに、電気自動車の普及に伴う鉱物資源確保などをテーマとする時宜を得たセッションを企画するなど積極的に参加し、今後も本邦企業とアフリカ資源関係者との橋渡しの場を提供するなどアフリカにおける活動を加速させ、我が国の資源確保に貢献していきます。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000134.html?mid=pr_190219
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