衣類の廃棄処分をなくすために、藍染で新たな価値を。 「SAVE the BLUE~Upcycle Project~」 7月1日(土)より開始

ライフスタイルブランド×染師×コーセーによる3社協業プロジェクト

株式会社コーセー

株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、当社を代表するグローバルブランド『雪肌精』が取り組む環境保全活動、雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトの一環として、新たに「SAVE the BLUE~Upcycle Project~」を2023年7月1日(土)より開始します。


 Upcycle Projectは、衣類の廃棄処分をなくす取り組みとして藍染でアップサイクル(新たな価値を与え再生)するプロジェクトです。今回は、汚れがついてしまった商品や試着用サンプルなど、そのままでは販売することができない衣類をサステナブルライフスタイルブランド 「O0u(オー・ゼロ・ユー)」から譲り受け、「BUAISOU」の藍染によりアップサイクルし、『雪肌精』が再販売するプロジェクトです。雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトは、「雪肌精」の青いボトルから連想される"青い"地球を守る取り組みとしてスタートしました。 Upcycle Projectでは、藍の栽培から染色までを一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」によって、ひとつひとつの衣類に"藍色"で新たな命を吹き込んでいきます。アップサイクルされた服は2023年7月1日より、当社のコンセプトストアMaison KOSÉ銀座にて展示・抽選販売を開始します。売上は今後の「SAVE the BLUE」の活動資金に充てられます。


  • 共通の価値から生まれた異色のコラボレーション

Upcycle Projectは、本企画の趣旨に賛同いただいたサステナブルライフスタイルブランド「O0u」との協業のもと実現しました。O0uは、長く愛用できるデザインを軸にサステナブル素材を積極的に使用することを宣言しており、土壌分解性の高い天然素材を採用するなど、新しい生活様式や価値観のもとで誕生したライフスタイルブランドです。今回、『雪肌精』の「地球に還す」という考え方に共感いただき、衣類のアップサイクルに対する関心が高まることを目的として協賛いただくことになりました。どれだけ注意を払っていても、展示中や試着の際に汚れがついてしまうなど、販売に相応しくない状態になってしまう衣類があります。今回のプロジェクトでは、そうした衣類を藍染でアップサイクルしています。


藍染は、徳島県を拠点に、藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行っている「BUAISOU」との協業で実現。藍を育て、収穫して乾燥させ、発酵し、約1年がかりで天塩にかけてつくりあげる手作りの天然藍の染料、蒅(すくも)。その蒅と木灰、貝灰、麩のみで仕込んだ染め液で、それぞれの服に合わせて染める回数を変えるなど、一枚一枚丁寧に染められています。世界にひとつしかないアイテムへと生まれ変わっています。



汚れて着られなくなってしまった衣類でも、藍色に染めることできれいに甦らせることができ、さらには独自の風合いを生み出すことができます。こうした観点から、”染めること”での衣類のアップサイクルが近年注目されています。


  • パートナー企業

株式会社アダストリアが設立した子会社「ADOORLINK(アドアーリンク)」にて展開するライフスタイルD2Cブランド「O0u(オー・ゼロ・ユー)」。憧れよりも共感を、個別よりもユニバーサルに、多様性に加えてそれを包み込むやさしさを持ち、自身が服に合わせるのではなくありのままの自分自身に合わせることを価値観に持つ、地球にも自分にも誠実でやさしいブランドです。サステナブルな素材や製造技術にこだわったライフスタイルアイテムをD2Cで展開しています。

 公式ブランドサイト https://o0u.com


藍の本場である徳島県上板町を拠点に活動を行なっている藍師・染師「BUAISOU」。原料となる藍の栽培をはじめ、蒅(すくも)造り、染色、デザイン、製作まで昔から分業制であった藍染業を一貫して行い、藍染のオリジナル商品の製作、コラボレーション、国内外での展示やワークショップなどにも取り組み、様々な手法で天然藍の魅力を伝えています。蒅と木灰汁、ふすま、貝灰のみで発酵させた藍液で染めた藍は、深く美しい発色と高い堅牢度が特徴です。

公式ブランドサイト https://www.buaisou-i.com/


  • 衣類の廃棄にまつわる現状

日本の衣料廃棄物は年間50万㌧を超えると推計されています(※1)。ファストファッションの充実などによって、安く、より気軽に衣類を購入できるようになりましたが、その反面廃棄される衣類の量は増加傾向にあり、廃棄の際のCO2排出量が増加するなど、環境への負荷は高まっています。1枚の衣類を長く、大切に着ることができるようにすることで、ゴミを減らすことができ、温暖化防止のためにできる重要なアクションのひとつです。

(※1)「ファッションと環境」環境省(2020年)より

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/meeting_materials/assets/consumer_education_202_210820_05.pdf


  • 店舗詳細

販売場所:

Maison KOSÉ銀座

所在地:東京都中央区銀座7-10-1

展示/抽選販売申し込み期間:2023年7月1日(土)〜 8月31日(木)

衣類の数に限りがあるため、購入希望者の中から、展示終了後に抽選で選ばれた方に販売する形式となります。実際の服をご覧いただいた上でご応募いただきたいため、購入の申し込み方法は店頭でのみのご案内となります。


  • 雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトについて

美しい地球で育まれた自然の恵みを配合している『雪肌精』は、地球に対する恩返しの気持ちを込めて、2009年から自然保護活動に寄附する支援活動や、地球の環境保全に対する関心を高め、理解を深める啓発活動に取り組む、雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトを展開しています。


沖縄の海にサンゴを育成

2009年から14年続く沖縄のサンゴ育成活動。海の生物の4分の1が暮らすサンゴを移植する活動を行なっています。


再エネへの切り替え支援で雪を守る

北アルプス山麓に広がる山岳リゾートHakuba Valleyで使用される電力の再生可能エネルギーへの切り替えを支援するプロジェクト。温暖化の原因となる二酸化炭素の削減に貢献する、雪肌精ならではの“雪”を守る活動です。


  • 雪肌精ブランドについて

『雪肌精』は、透明感のある肌に導く和漢植物エキス配合の化粧水として1985 年に誕生、その確かな肌効果と使い心地の良さから、世界中のお客さまに支持されています。現在は、カテゴリーの追加や販路の拡大により「雪肌精 みやび」、「雪肌精」、「雪肌精 シュープレム」、「雪肌精 クリアウェルネス」の4つのシリーズ体系で展開。「あなたが美しくなると、地球も美しくなる」というブランドメッセージのもと、売上の一部を環境保全活動に役立てる、雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクト等のサステナビリティ推進活動にも長年にわたり取り組んでいます。『雪肌精』はコーセーの重点グローバルブランドの1つとして、16の国と地域(日本、中国、韓国、台湾、香港、フランス、ミャンマー、タイ、カンボジア、マレーシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、カナダ、アメリカ、スペイン)で展開しています。

◇雪肌精 ブランドサイト : https://sekkisei.jp/

◇「SAVE the BLUE~Upcycle Project~」サイト:

https://sekkisei.jp/site/p/savetheblue_upcycleproject.aspx


※お客さまからのお問い合わせは、 0120-526-311 でお受けしています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社コーセー

155フォロワー

RSS
URL
https://corp.kose.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋3-6-2
電話番号
03-3273-1511
代表者名
小林一俊
上場
東証プライム
資本金
48億4800万円
設立
1948年06月