アストラゼネカ、肺がん啓発プロジェクト「知ってもらいたい、肺がんのこと。」河村隆一さんによる初の完全オリジナル楽曲「何気ないその笑顔が...」11月2日(木)公開
~肺がんの啓発に向けた新たな取り組み、肺がん患者さん・ご家族を勇気づける一曲~
肺がん啓発プロジェクト
アストラゼネカは、2020年より、肺がんの早期発見に向け「肺がん啓発プロジェクト」を進めてきました。本プロジェクトは、肺がんと向き合う上で重要な「肺がんの早期発見」、「定期的ながん検診」の大切さの周知、また「女性や非喫煙者でも罹患する可能性がある」という見落としがちなポイントの認知拡大を目的とした取り組みです。
肺がんは初期症状が出にくく、咳や血痰、息苦しさなどを感じて診断を受けた時には進行していることが多くあります。がんの進行度合いによって治療負担や予後が大きく異なることから定期的ながん検診による早期発見が重要です。「肺がん啓発プロジェクト」では、専門医およびがん治療経験のある著名人などを招いた啓発イベントや、特設サイト「知ってもらいたい、肺がんのこと」での発信を通じて、肺がんの早期発見の促進や、治療・克服への勇気づけに繋がる取り組みを行ってきました。
プロジェクト参画3年目、河村隆一さん制作新楽曲について
今回の新楽曲「何気ないその笑顔が...」は、肺がんの患者さんやご家族を励ますことを目的とした、完全オリジナルの応援ソングです。楽曲制作を手掛けたアーティストの河村隆一さんも、肺がんに罹患した経験があり、復帰後、精力的に音楽活動を続けています。また、非喫煙者でありながら肺がんに罹患したこともあり、認知拡大のために2021年からアストラゼネカの「肺がん啓発プロジェクト」に参画しています。
11月2日より公開となるオリジナル応援ソングでは、自身の治療経験も振り返りながら、肺がん患者さんの声をもとにした楽曲となっています。また、同日公開のドキュメンタリー映像では、楽曲制作にあたり、肺がん患者さんやそのご家族に寄り添い、作詞・作曲を進める河村隆一さんの姿を追っています。
<肺がん応援ソング楽曲概要>
「何気ないその笑顔が...」
・公開日:11月2日(木)
・プロジェクト公式サイト:https://www.haigan-tomoni.jp/haigan_kenshin/project_k/
河村隆一さんドキュメンタリー映像
ドキュメンタリー映像では、完全オリジナル応援ソング「何気ないその笑顔が...」の制作を肺がん患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添いながら進める河村隆一さんの姿を追っています。また、ナレーターは、同じく肺がんの治療経験があり、河村さんとともに「肺がん啓発プロジェクト」に参画している、青木さやかさんが務めています。
<ストーリーボード>
河村隆一さんインタビューコメント
Q.楽曲制作プロジェクト開始を迎えた時の心境は
A.やっぱりワクワクしました、どんなプロジェクトでも。自分自身が「がん」を経験して、今すごく成長できた部分があって、このプロジェクトの中でも、自分の成長できるきっかけを見つけられたらいいなと思いました。
Q.ご自身の「がん」が見つかった時のこと
A.人間ドッグを受けたものの、健康だと思っているから結果を見るのに実は少しタイムラグがあったんですよ。たまたま、自分の子供が「パパ、これなんで見ないの?見たほうが良いよ、もし結果が悪かったら大変じゃない。」と言われ、結果を見てみたら悪い判定があったのでびっくりして…しっかりと検査を受けて、結果が来たらすぐに見て、要再検査があればできるだけ早いタイミングで再検査を受けるというのは、本当に大事だと思いました。
Q.がん患者さんのインタビューを聞いて感じたこと
A.僕もそうだったんですけど「がん」というものと向き合った時に、自分がどういう風に、この後の人生と向き合っていくのかって一瞬見失うんですよね。患者さん、みなさんもそうだと思うのですが、健康な人も、独りで生きているわけではないし、支えられて生きている。そして永遠はないけど、より一日一日を充実して生きるためにも、もちろんやらなきゃいけないこととかあるよね、っていうメッセージがうまく曲の中で作れたら良いだろうなと思いました。
Q.楽曲で表現したかったこと
A.「がん」が見つかったとしても、守れるものとか、支えられるものがあるということが、自分の人生に勇気みたいなものをくれている気がするんですよね。誰か仲間がいたり、家族がいたり、愛する人のために強くなれる部分はすごく大きいんだろうなと。それが、今回の楽曲で表現できたら良いなと思いました。
Q.タイトル「何気ないその笑顔が…」について
A.「何気ない笑顔」ってもしかしたら景色の一部のように感じていることもあるかもしれない、だけどある時「この笑顔を守っていけるよ、まだ」っていう現実の世界をちゃんと見られるようになるというか、それが「…」というちょっと時間がかかるんですよね、ワンステップ。そんな思いで書きました。
Q.視聴者へのメッセージ
A.人生とか、命とかちょっと大きすぎるテーマに切り込むのは、非常に難しいなと思いながら実は着手したのですが、すごく小さな小さな一人のパーソナルな想いというところに着手していくことで、逆に世界中の人に共有してもらえるテーマに辿り着けたら良いなと、ただそれだけを願って楽曲を制作しました。
河村隆一プロフィール
1990 年代を代表するロックバンド、LUNA SEA のヴォーカリストとして世に知られる。1997 年、ソロ活動を開始。同年に発売された4 枚のシングルは 全て大ヒットを記録(特に2 枚目のシングルである「Glass」は自身初となるミリオンセラーを達成)し、 自身初のフルアルバム『Love』は今現在も男性ソロアーティストアルバム売り上げ歴代1 位である。全国アリーナツアーを今秋10月より開催。
2019年に早期の「肺腺がん」と診断され、手術を受ける。治療後もミュージシャンとして活躍しながら、2021年からはアストラゼネカ「肺がん啓発プロジェクト」に参画し、肺がんの早期発見の重要性や、自身の経験も踏まえ、治療や罹患後の復帰へ向けたエールを伝える活動を続けている。
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肺がんについて
肺がんは、男女共にがんによる死因の第1位であり、すべてのがんによる死亡の約5分の1を占めています¹。日本では、2022年に約1,320,000人が肺がんと診断され、肺がんによる予測死亡数は約78,100人にのぼりました²。肺がんの最大の原因は喫煙ですが、喫煙をしていない人でも肺腺がんという肺がんに罹患する人が多いことが報告されています。早期肺がんは、体系的な検診が行われていない場合、偶発的に撮像された画像で発見され、診断されることがほとんどです³‘⁴。
肺がん領域におけるアストラゼネカについて
アストラゼネカは、疾患の早期発見と早期治療を通じて、肺がん患者さんを根治に導く治療を提供するとともに、治療耐性や病勢進行した状況においても効果が期待できる治療法を追求すべくサイエンスの限界に挑戦し続けていきます。また、新たな治療ターゲットを定義し、革新的なアプローチを研究することで、患者さんにとって最も高い治療効果が期待できる医薬品を特定し、提供していくことを目指しています。アストラゼネカはLung Ambition Alliance(LAA)の創設メンバーであり、LAAは、イノベーションを促進し、肺がん患者さんの治療を含め、治療を超えた人々に意味のある改善を提供するために取り組んでいます。
なお、11月は世界的に「肺がん啓発月間/Lung Cancer Awareness Month」であり、世界肺癌学会(IASLC)により、11月17日は「肺がん撲滅デー」に制定されています。
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.com または、ソーシャルメディア@AstraZenecaをフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。フェイスブックAstraZeneca.Japan とインスタグラム AstraZeneca / アストラゼネカもフォローしてご覧ください。
References
1.World Health Organisation. International Agency for Research on Cancer. Lung Fact Sheet. Available at https://gco.iarc.fr/today/data/factsheets/cancers/15-Lung-fact-sheet.pdf. 2023年9月アクセス時点
公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計’22」https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/statistics/pdf/cancer_statistics_2022.pdf.
Sethi S, et al. Incidental Nodule Management – Should There Be a Formal Process? Journal of Thorac Onc. 2016:8;S494-S497.
LUNGevity Foundation. Screening and Early Detection. Available at
https://lungevity.org/for-patients-caregivers/lung-cancer-101/screening-early-detection. 2023年9月アクセス時点
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