ミレニアル世代のお金に関する調査。貯金意識が高く、投資や資産運用に興味あり(マクロミル調べ)
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果をお届けしています。
vol.150の調査テーマは「ミレニアル世代」。1980年代から2000年代初頭に生まれ、インターネットやSNS、スマートフォンに触れて育ち、情報リテラシーに優れていると言われています。購買や消費、お金事情について調査を行い、前後の世代と比較し特徴を探りました。
vol.150の調査テーマは「ミレニアル世代」。1980年代から2000年代初頭に生まれ、インターネットやSNS、スマートフォンに触れて育ち、情報リテラシーに優れていると言われています。購買や消費、お金事情について調査を行い、前後の世代と比較し特徴を探りました。
<HoNote通信 vol.150>
■世代の分類について
本稿では以下のように世代を分類し、25~38歳(ジェネレーションY)をミレニアル世代としています。比較のため、15~24歳のジェネレーションZ世代、39~53歳のジェネレーションX世代にも調査を行いました。
ジェネレーションZ 15〜24歳 330名
ジェネレーションY 25〜38歳 340名 ※ミレニアル世代
ジェネレーションX 39〜53歳 330名
■調査結果
【1】貯金意識は他の世代より高く、ひと月あたりの平均貯金額は25,996円
ミレニアル世代(25~38歳)の“お金の使い道”は、よく消費する項目順に※1、「外食・食費」86%、「ファッション・美容・インテリア」74%、「投資・貯金」60%、「書籍」37%、「映像関連」27%でした。世代間で比較をしてみると、ミレニアル世代は他世代の上位5つとほぼ同じ項目が並びましたが※2、「投資・貯金」をしている人が15ポイント多いことが特徴的でした。
「投資・貯金」の内訳を見ると、ミレニアル世代は「貯金」をしている人が55%と過半数にのぼり、他世代との比較を見ても貯金をしている人の割合が圧倒的に高いことがわかります。また、勉強や資格取得などの「自己投資」には15%、「投資・資産運用」には11%がお金を使っています。
※1:各項目は、以下の選択肢をまとめあげて集計しています。
外食・食費関連 : 「外食」「飲み会」「食品・お菓子」「飲料」「アルコール・お酒」
ファッション・インテリア・美容関連 : 「ファッション」「ジュエリー、アクセサリーなどの小物」「生活雑貨」「インテリア」「美容」
投資関連 : 「投資・資産運用」「貯金」「自己投資(勉強・資格など)」
書籍関連 : 「本・雑誌・漫画」「電子版の本・雑誌・漫画ダウンロード」
映像関連 : 「DVD・ブルーレイ」「映画・ドラマなどの動画ダウンロード」「月額定額制の動画サービス」「映画鑑賞」
※2:ジェネレーションXは5位に嗜好品がランクイン。
次にミレニアル世代の“お財布事情”について、いくつかの平均金額から特徴を見ていきます。
ひと月あたりの「貯金額」は25,996円、「自由に使える金額」は27,148円、「プライベートで使う金額」は22,746円。また、所持するお金としては、「財布に入っている金額」が10,276円、「電子マネーにチャージしている金額」が3,218円でした。
なお、ミレニアル世代とジェネレーションX世代(39~53歳)を比較すると、「貯金額」だけミレニアル世代の方がやや高くなっています。金融危機や格差拡大、気候変動の問題などが深刻化するといった、ミレニアル世代が育った厳しい社会情勢が影響しているのでしょうか。
●世代別のお財布事情
ベース:全体(n=1,000)
○ひと月あたりの平均的な貯金額
ジェネレーションZ ¥15,992
ジェネレーションY ¥25,996
ジェネレーションX ¥25,424
○ひと月に使える自由な金額
ジェネレーションZ ¥22,893
ジェネレーションY ¥27,148
ジェネレーションX ¥28,799
○ひと月にプライベートで使う平均的な金額
ジェネレーションZ ¥18,245
ジェネレーションY ¥22,746
ジェネレーションX ¥22,842
○財布に入っている平均的な金額
ジェネレーションZ ¥6,189
ジェネレーションY ¥10,276
ジェネレーションX ¥14,138
○電子マネーにチャージしてある平均的な金額
ジェネレーションZ ¥1,665
ジェネレーションY ¥3,218
ジェネレーションX ¥4,489
【2】44%が「投資・資産運用」に興味あり。上世代よりも多い
他の世代と比較して貯金意識が高いことがわかりましたが、「投資・資産運用」への興味についてはどうでしょうか。
ミレニアル世代の15%が「とても興味がある」、29%が「まあ興味がある」と回答し、合計44%が興味を持っています。また興味を持っている人の割合は、他年代よりも6~10ポイント高いことがわかります。投資や資産運用を実際に行っている人の割合は上の世代よりも低いですが、興味を持っている人は多いことが見て取れます。
【3】SNSの情報に影響を受けて買い物をする人が半数。特に「Instagram」から影響を受けやすい
SNSの情報は購買行動にどの程度影響しているのでしょうか。
ミレニアル世代の51%(「かなり影響を受ける」7%、「まあまあ影響を受ける」44%)が買い物時にSNSの情報に影響を受け、その半数強が「Instagram」に最も強く影響を受けていると感じています。他の世代と比べると、TwitterやLINEといったSNSからの影響度合いは、それほど高くはないようです。
▼”もっと詳しいデータグラフ集”を、以下URLから無料ダウンロードいただけます!
https://honote.macromill.com/report/20181002/?utm_source=release&utm_medium=page-link&cid=SL-PR
■ご覧いただけるその他の調査結果
以下の世代で、回答結果を比較しています。
Generation Z :15歳-24歳 ヤングミレニアル
Generation Y :25歳-29歳 ミドルミレニアル
Generation Y :30歳-38歳 オールドミレニアルGeneration X :39歳-53歳
・支払い方法(現金、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードなど)
・現金以外で支払う理由
・買い物に至るきっかけ
・買った商品のSNS上での情報拡散
・購買意欲・消費意欲
・シェアリングエコノミーの利用経験と利用意向
・エンタメの利用状況 ・・・など
▼調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15~53歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、世代ごとの人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2018年8月20日(月)~2018年8月21日(火)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
■Topics
- 貯金意識は他の世代より高く、ひと月あたりの平均貯金額は25,996円
- 44%が「投資・資産運用」に興味あり。上世代よりも多い
- SNSの情報に影響を受けて買い物をする人が半数。特に「Instagram」から影響を受けやすい
■世代の分類について
本稿では以下のように世代を分類し、25~38歳(ジェネレーションY)をミレニアル世代としています。比較のため、15~24歳のジェネレーションZ世代、39~53歳のジェネレーションX世代にも調査を行いました。
ジェネレーションZ 15〜24歳 330名
ジェネレーションY 25〜38歳 340名 ※ミレニアル世代
ジェネレーションX 39〜53歳 330名
■調査結果
【1】貯金意識は他の世代より高く、ひと月あたりの平均貯金額は25,996円
ミレニアル世代(25~38歳)の“お金の使い道”は、よく消費する項目順に※1、「外食・食費」86%、「ファッション・美容・インテリア」74%、「投資・貯金」60%、「書籍」37%、「映像関連」27%でした。世代間で比較をしてみると、ミレニアル世代は他世代の上位5つとほぼ同じ項目が並びましたが※2、「投資・貯金」をしている人が15ポイント多いことが特徴的でした。
「投資・貯金」の内訳を見ると、ミレニアル世代は「貯金」をしている人が55%と過半数にのぼり、他世代との比較を見ても貯金をしている人の割合が圧倒的に高いことがわかります。また、勉強や資格取得などの「自己投資」には15%、「投資・資産運用」には11%がお金を使っています。
※1:各項目は、以下の選択肢をまとめあげて集計しています。
外食・食費関連 : 「外食」「飲み会」「食品・お菓子」「飲料」「アルコール・お酒」
ファッション・インテリア・美容関連 : 「ファッション」「ジュエリー、アクセサリーなどの小物」「生活雑貨」「インテリア」「美容」
投資関連 : 「投資・資産運用」「貯金」「自己投資(勉強・資格など)」
書籍関連 : 「本・雑誌・漫画」「電子版の本・雑誌・漫画ダウンロード」
映像関連 : 「DVD・ブルーレイ」「映画・ドラマなどの動画ダウンロード」「月額定額制の動画サービス」「映画鑑賞」
※2:ジェネレーションXは5位に嗜好品がランクイン。
次にミレニアル世代の“お財布事情”について、いくつかの平均金額から特徴を見ていきます。
ひと月あたりの「貯金額」は25,996円、「自由に使える金額」は27,148円、「プライベートで使う金額」は22,746円。また、所持するお金としては、「財布に入っている金額」が10,276円、「電子マネーにチャージしている金額」が3,218円でした。
なお、ミレニアル世代とジェネレーションX世代(39~53歳)を比較すると、「貯金額」だけミレニアル世代の方がやや高くなっています。金融危機や格差拡大、気候変動の問題などが深刻化するといった、ミレニアル世代が育った厳しい社会情勢が影響しているのでしょうか。
●世代別のお財布事情
ベース:全体(n=1,000)
○ひと月あたりの平均的な貯金額
ジェネレーションZ ¥15,992
ジェネレーションY ¥25,996
ジェネレーションX ¥25,424
○ひと月に使える自由な金額
ジェネレーションZ ¥22,893
ジェネレーションY ¥27,148
ジェネレーションX ¥28,799
○ひと月にプライベートで使う平均的な金額
ジェネレーションZ ¥18,245
ジェネレーションY ¥22,746
ジェネレーションX ¥22,842
○財布に入っている平均的な金額
ジェネレーションZ ¥6,189
ジェネレーションY ¥10,276
ジェネレーションX ¥14,138
○電子マネーにチャージしてある平均的な金額
ジェネレーションZ ¥1,665
ジェネレーションY ¥3,218
ジェネレーションX ¥4,489
【2】44%が「投資・資産運用」に興味あり。上世代よりも多い
他の世代と比較して貯金意識が高いことがわかりましたが、「投資・資産運用」への興味についてはどうでしょうか。
ミレニアル世代の15%が「とても興味がある」、29%が「まあ興味がある」と回答し、合計44%が興味を持っています。また興味を持っている人の割合は、他年代よりも6~10ポイント高いことがわかります。投資や資産運用を実際に行っている人の割合は上の世代よりも低いですが、興味を持っている人は多いことが見て取れます。
【3】SNSの情報に影響を受けて買い物をする人が半数。特に「Instagram」から影響を受けやすい
SNSの情報は購買行動にどの程度影響しているのでしょうか。
ミレニアル世代の51%(「かなり影響を受ける」7%、「まあまあ影響を受ける」44%)が買い物時にSNSの情報に影響を受け、その半数強が「Instagram」に最も強く影響を受けていると感じています。他の世代と比べると、TwitterやLINEといったSNSからの影響度合いは、それほど高くはないようです。
▼”もっと詳しいデータグラフ集”を、以下URLから無料ダウンロードいただけます!
https://honote.macromill.com/report/20181002/?utm_source=release&utm_medium=page-link&cid=SL-PR
■ご覧いただけるその他の調査結果
以下の世代で、回答結果を比較しています。
Generation Z :15歳-24歳 ヤングミレニアル
Generation Y :25歳-29歳 ミドルミレニアル
Generation Y :30歳-38歳 オールドミレニアルGeneration X :39歳-53歳
・支払い方法(現金、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードなど)
・現金以外で支払う理由
・買い物に至るきっかけ
・買った商品のSNS上での情報拡散
・購買意欲・消費意欲
・シェアリングエコノミーの利用経験と利用意向
・エンタメの利用状況 ・・・など
▼調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15~53歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、世代ごとの人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2018年8月20日(月)~2018年8月21日(火)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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