約4割が、新型コロナウイルスの流行で、「地震対策への意識が高まった」
新型コロナウイルスと、地震対策に関する実態調査
~約8割が、地震時に「避難所が、3密でないか不安」~
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『新型コロナウイルスと、地震対策に関する実態調査』の結果を発表します。本調査は20歳から69歳の男女1,000名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全25ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■自宅で地震対策を行っている人は、5割に届かず
自宅で何らかの地震対策を行っている人は、43.7%でした。地震対策を行っている人に、その内容を聞いたところ、最も多かったのは「非常食や飲料水の備蓄」(64.8%)、次いで「家具の転倒防止対策」(57.7%)、「非常用持ち出し袋・リュックの用意」(51.5%)でした※1。
※1 複数回答あり。
■「非常用リュック」を持っていない理由は、「どれが良いかわからない」
「非常用持ち出し袋・リュック」を持っていない人にその理由を聞いたところ、「どれが良いかわからない」(34.9%)が最も多いという結果になりました。次いで多かった理由は「中身の用意に手間がかかる」(30.2%)、「置き場がない」(26.4%)でした。
※複数回答あり。
■約4割が、新型コロナウイルスの流行で、「地震対策への意識が高まった」
地震対策を行っている人のうち、新型コロナウイルスの流行により、地震対策について「意識が高まった」人は16.2%、「やや高まった」人は30.4%でした。あわせて46.6%の人が意識が高まったと回答しました。一方、「変化はない」人は49.7%、「低くなった」人は0.0%、「やや低くなった」人は0.9%でした。
■約8割が、地震時に「避難所が、3密でないか不安」
地震対策を行っている人に、地震が起きた際、3密になっていないか不安に思う場所を聞いたところ、最も多くの人から挙がったのは「避難所」(82.6%)、次いで「病院」(64.5%)、「炊き出し配布所」(53.1%)でした。
※複数回答あり。
■地震時、3密の場に行かなくてすむように、約6割が「食料品を備蓄」
地震時、3密になりそうな場所に行かなくてすむように準備している人は37.0%でした。準備の内容としては、「食料品を備蓄」が最も多く(58.0%)、次いで「飲料を備蓄」(55.4%)、「マスクを購入」(42.0%)でした。
※複数回答あり。
調査名:『新型コロナウイルスと地震対策に関する実態調査』
調査期間:2020年6月19日(金)~6月21日(日)
調査対象:20歳~69歳の男女1,000名
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