第24回石炭投資促進セミナーを開催
クイーンズランド州政府駐日事務所代表の安達健氏
講師の加納寛之氏
JOGMECでは、石炭資源の安定供給を図るため、産炭国政府機関の要人、石炭開発企業の役員、石炭分野の専門家等を招き、産炭国の石炭政策の動向、石炭開発状況および石炭需給動向等について情報提供を行う「石炭投資促進セミナー」を開催しています。
JOGMECはクイーンズランド州政府と、エネルギー・資源全般における両者の関係強化を目的とした「包括的・戦略的パートナーシップに係る覚書」(Memorandum of Understanding: MOU)を締結しており、本セミナーは両者の協力事業の一つとして位置付けられています。
昨年11月にクイーンズランド州議会で成立した改正鉱物・エネルギー資源法は、リハビリテーションに係る資金拠出スキームの変更と、「段階的なリハビリテーション・閉山計画」の作成を各鉱山に対し新たに義務付けるもので、リハビリテーションの仕組みの大幅な見直しとなります。これを受けて、改正の要点について、ブリスベン日本商工会議所理事で、クレイトン・ユッツ法律事務所のパートナー弁護士でもある加納寛之氏を講師に迎えたセミナーを開催しました。
本セミナーには、クイーンズランド州に権益を有する商社、鉄鋼会社等を中心に、石炭のみならず金属鉱山事業を営む会社からも参加がありました。質疑応答では、改正鉱物・エネルギー資源法の重要な概念である”Scheme manager”, “Non-use management area”等について更に踏込んだ議論を行いました。
JOGMECは、今後もセミナー・調査等の実施により、石炭資源の安定供給のため有益な情報等を提供してまいります。石炭資源開発に係る最新情報につきましては下記のウェブサイト「石炭資源情報」をご覧いただくか、メールマガジン「JOGMEC石炭通信」配信サービスが利用できます。
■石炭資源開発に係る最新情報提供について
石炭資源情報ウェブサイト
http://coal.jogmec.go.jp/
メール配信サービス(石炭資源情報ウェブサイト)
http://coal.jogmec.go.jp/mailmagazine/index.html
セミナーの様子
→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000050.html?mid=pr_190305
すべての画像