陶芸家・藤原和氏が監修する備前焼ブランド「zikisai」を集客支援型越境ECバナー「ZenLink」が支援開始

備前焼の文化と技を、次世代と海外へつなぐ新たな取り組み

ZenGroup株式会社

2025年6月25日 10時00分

越境ECをトータルで支援するZenGroup株式会社（所在地：大阪府大阪市）が運営する集客支援型越境ECバナー「ZenLink」は、陶芸家藤原和氏の監修による備前焼の公式オンラインショップ「zikisai」の海外向け販売のサポートを開始しました。人間国宝に連なる藤原家が守り続けてきた備前焼の技と感性を、世界中の人々に届ける取り組みを支援します。

■集客支援型越境ECバナー「ZenLink」導入の背景

藤原和氏は、人間国宝である父・祖父と同じ窯に立ち、日本の陶芸文化と真摯に向き合い続けてきました。近年では、自ら監修を行い、弟子たちが制作する“日常に馴染む備前焼”を「zikisaiブランド」として展開。コロナ感染症の拡大をきっかけに、オンラインでの販売もスタートしました。

海外からの注文も増え、国ごとの配送条件や関税対応といった煩雑な手続きに、多くの時間と労力を要するようになりました。販売業務を一人で担う藤原氏にとって、越境販売の負担は大きくなっていたといいます。

こうした課題を解決する手段として、「ZenLink」の導入を決断。「ZenLink」は、決済・海外発送・関税対応など、複雑な越境EC業務を一括で代行するサービスで、初期費用・月額費用・販売手数料といった固定費は一切不要。サービス利用料として、売上の10％のみで利用が可能です。

「ZenLink」を導入したことで、越境販売業務を安心して任せられる体制が整い、海外の方々にもスムーズに商品を届けられる環境が構築されました。

■今後の海外市場展開について

ZenGroup株式会社は、「zikisai」の海外市場への進出を支援し、海外ユーザーの嗜好や文化的背景を丁寧に汲み取りながら、「zikisai」ブランドの魅力をより深く伝えていくことを目指します。器に込められた技術や歴史的背景、備前焼特有の風合いや表情など、単なる商品の枠を超えた文化的価値を発信し、グローバルな共感を生み出すことを共に目指してまいります。

「ZenLink」をはじめとするZenGroup株式会社は、「世界の越境EC販売額の20％を日本に」というミッションを掲げ、世界の越境ECにおける日本の販売額シェア20％の実現を目指しています。「zikisai」における「ZenLink」導入により、伝統工芸品を安心・簡単に海外へ届けたいというお客様のニーズに応え、海外ユーザーのさらなる満足度向上も図ってまいります。

【藤原和様コメント】

この度、ZenGroup株式会社の支援を受けて、備前焼のような伝統工芸を、より簡単に世界に届けられるようになったことを非常に嬉しく思います。私ひとりで販売まで担うのは限界がありましたが、ZenLinkのような信頼できるパートナーに任せることで、本来集中すべき“ものづくり”に力を注げるようになりました。備前焼の“型”や精神を、次の世代、そして世界へとつなげていくために、これからも販売の仕組みを見直しながら、より良い形を模索していきたいと考えています。