「ヤシノミ洗剤」で知られる衛生用品メーカー「サラヤ」が「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを導入
約5か月でCFP算定を完了。サステナブルなブランドとして環境負荷の開示を目指す
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、サラヤ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:更家 悠介)に、「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを提供しました。

CFP算定支援コンサルティング導入の背景と目的
サラヤは、家庭用から業務用まで幅広く石鹸や洗浄剤・消毒剤などの衛生用品・サービスを提供している企業です。環境に配慮した製品づくりからサステナブルなブランドとして知られ、生活者からも高い評価を受けています。しかし、同社は製品の環境負荷を定量化できていないという課題がありました。そこで、植物由来の甘味料「ラカント」のCFP(カーボンフットプリント)*を算定し、生活者にどのように脱炭素に取り組んでいるかをしっかりとPRすることにしました。
「ASUENE」によるCFP算定の利点
サラヤが「ASUENE」のCFP算定コンサルティングで感じた利点は、大きく2つです。
1. 知見ゼロからでも、スムーズに算定を進める体制を構築できる
今回、CFP算定を担当したコンシューマー事業本部は、これまでScope1-3の算定を行ってきたサステナビリティ推進本部とは異なり、全くの未経験からスタートしました。しかし、調達部門・仕入れ部門へのアプローチから始めることなど、適切な助言を適切なタイミングで得られたことで、必要なデータをスムーズに収集する体制を整備することができました。結果として、全社横断的なデータ蓄積の仕組みを構築できたことは、今後のCFP算定の基盤となる重要な成果となりました。
2. 伴走型コンサルティングで、CFP算定の理解を深められる
アスエネのコンサルタントは、環境への取り組みに関する技術的な知識だけでなく、他社事例や社会的な背景にも精通しています。算定の根拠を丁寧に説明してくれるため、初心者でも納得しながら進めることができます。このことにより、CFP算定の知識やロジックを社内に定着させられたことは、大きな収穫です。
今後の展望
サラヤは今回「ラカント」のCFPを算定し環境配慮型製品であることをCO2の削減貢献量で開示することができ、「いのちをつなぐサラヤ」のメッセージを生活者に届けることができました。今後も「ASUENE」を活用し、主力製品「ヤシノミ洗剤」のCFP算定に取り組んでいくことを目指しています。これにより、製品のCO2排出量を見える化し、さらなる環境負荷削減に貢献する予定です。また、社会全体の脱炭素化を促進するため、他企業と連携して脱炭素化啓発を進め、持続可能な社会づくりに寄与していきます。
サラヤ株式会社について
会社名:サラヤ株式会社
代表者:代表取締役社長 更家 悠介
設立:1952年
本社:大阪府大阪市
WEBサイト:https://www.saraya.com/
「ASUENE」導入事例詳細
サラヤ株式会社導入事例:「ヤシノミ洗剤」で知られる衛生用品メーカー「サラヤ」が「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを導入
https://asuene.com/interview/saraya
「ASUENE」導入事例はこちらからご覧ください。
「ASUENE」について

「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・SX*コンサルティングの豊富な実績
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://asuene.com
「ASUENE ESG」について

「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。
<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネESGサービスサイト:https://asuene.com/rating
「ASUENE CAREER」について

「ASUENE CAREER」は、GX・ESG人材特化型ダイレクトリクルーティングプラットフォームです。
<主な特長>
・GX・ESG関連領域において最大級の求人数
・即座に人事担当者から連絡やスカウトが来る
・業界理解を深めるセミナーや説明会が多数
アスエネキャリアサービスサイト:https://asuene.com/career
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder&代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、Pavilion Capital、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital、三井住友銀行、SPARX、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ、村田製作所、RICOH Innovation Fund、NIPPON EXPRESSホールディングス、MetaProp、KDDI Green Partners Fund、脱炭素化支援機構、ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合、JERA 等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
海外法人:シンガポール、米国、タイ
【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を。」を実現するため、国内・海外で全ポジションの採用を強化しています。
採用サイト:https://corp.asuene.com/recruitment
<注釈補足>
*CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み
* GHGプロトコル:温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準
* 国内No.1:調査対象(CO2排出量見える化サービス、調査内容:調査対象各社のCO2の排出量見える化サービスについて累計導入社数を調査、調査方法:ヒアリング調査、調査対象時点:2023年7月末時点、調査実施:株式会社東京商工リサーチ)
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:* SX:Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の略。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える取り組み
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