子どもの睡眠時間中学生以上は8時間未満が約半数、睡眠不足の原因トップはYouTube/いこーよ総研ユーザーアンケート

いこーよユーザーアンケートをもとに子どもの睡眠時間や、悩み、その原因や対策について調査・分析

アクトインディ株式会社

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、子どもの睡眠時間や、悩み、その原因と思われることとその対策などについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。

<トピックス>

  • 睡眠時間の全年齢で最多は「8時間以上9時間未満」

  • 13歳以上で約半数が8時間未満の睡眠に

  • 睡眠に関する悩みは6割が「ある」、3歳以上では7割以上が悩みあり

  • 2大悩みは「夜遅くまで起きている」「朝なかなか起きない」

  • 乳児時期は悩みの種類が多く、3歳以上からは悩みの多数は夜遅くの就寝

  • 睡眠不足の原因トップは「YouTubeなどの動画視聴」

  • 「テレビ視聴が原因」は小学生時期が多数、「ゲーム」「SNS」は高学年から

  • 対策は「早めに寝れるようにする」「生活リズムを整える」

  • まとめ

(本リリースは、「子どもの睡眠についての悩み調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


  • 睡眠時間の全年齢で最多は「8時間以上9時間未満」

まず、子どもの普段の睡眠時間はどれくらいかをユーザーアンケートで尋ねました。


最も多い時間帯は「8時間以上9時間未満」でした。つぎに、「9時間以上10時間未満」という回答が続いています。半数以上の子どもが、8時間から10時間ほどの睡眠をとっていることがわかりました。

出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

  • 13歳以上で約半数が8時間未満の睡眠に

睡眠時間は子どもの年齢ステージによっても大きく変わってきます。年齢別に見た結果はどうでしょうか。


2歳以下では、半数以上の子どもが10時間以上の睡眠を確保していることがわかります。

しかし、その長時間睡眠は年齢が上がるにつれ大幅に減少しています。幼児期の3〜5歳では、10時間以上睡眠を確保している子どもは3割強まで減っていました。

6〜8歳では、「9時間以上10時間未満(38%)」「8時間以上9時間未満(31%)」が多数でした。

9~12歳では、9時間以上睡眠を確保している子どもは約20%まで減少。反対に、「7時間以上8時間未満」という回答が増加していました。

さらに、13歳以上では、8時間未満の睡眠時間が半数を超えています。

出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

  • 睡眠に関する悩みは6割が「ある」、3歳以上では7割以上が悩みあり

つぎに、子どもの睡眠不足や就寝・起床時間に関する悩みはあるかを聞きました。


6割以上の保護者が「ある」と回答しています。詳細はこちらをご覧ください。

https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


  • 2大悩みは「夜遅くまで起きている」「朝なかなか起きない」

「悩みがある」という方に、具体的にどんな悩みか聞きました。


全年齢で最も多かったのは、「夜遅くまで起きている」で約半数。やはり、子どもが遅くまで起きていることに悩む家庭は少なくありません。

つぎに、「朝なかなか起きない」が続き、この2つの悩みが他の回答に大きく差をつける結果となりました。

3~4番目は、「休みの日に起きる時間や寝る時間が遅くなる」「寝つきが悪い」が続いています。

出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

  • 乳児時期は悩みの種類が多く、3歳以上からは悩みの多数は夜遅くの就寝

年齢ステージごとに上位の悩みを分析しました。


0~2歳では、「寝つきが悪い」が最も多い悩みでした。詳細はこちらをご覧ください。

https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


  • 睡眠不足の原因トップは「YouTubeなどの動画視聴」

子どもの睡眠不足や就寝・起床時間の不規則さは、どのようなことが原因になっていると思うかを尋ねました。


「YouTubeなどの動画を遅くまで見ている」が約50%で、2位以下に差をつけて最多でした。次に、「遅くまでテレビを見ている」が32%で、動画視聴の原因が続いています。

また、「親の都合などで夜ご飯の時間が遅くなっている」という声も目立ちました。

出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ出典:2024年5月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

  • 「テレビ視聴が原因」は小学生時期が多数、「ゲーム」「SNS」は高学年から

年齢ステージ別に睡眠不足となる原因を分析しました。


0〜2歳で最も多かったのは、「子どもの運動不足」でした。他の年齢ステージでは、上位にあまり見られなかった原因です。詳細はこちらをご覧ください。

https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


  • 対策は「早めに寝れるようにする」「生活リズムを整える」

最後に、悩みに対してどのような対応や対策をしているか、自由回答で聞きました。(一部抜粋)

詳細はこちらをご覧ください。

https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


  • まとめ

子どもの睡眠時間は、年齢とともに減少する傾向にありました。2歳以下では半数以上の子どもが10時間以上の睡眠を確保しているものの、3~5歳になるとその割合は大きく減少しています。小学校高学年になると「8時間未満」の睡眠の割合が増加し、13歳以上ではその割合は約半数となりました。


そして、6割以上の保護者が子どもの睡眠についの何かしらの悩みを抱えていることもわかりました。さらに、3歳以上になると子どもの睡眠について悩みを抱える保護者は7割近くに増えます。


どんな悩みかを聞くと、0~2歳の乳幼児期では、「寝つきが悪い」「朝早く起きすぎる」など、さまざまな悩みが見られたことが特徴的でした。

一方、3歳以上になると、「夜遅くまで起きている」「朝なかなか起きない」という2つの悩みが圧倒的多数。その原因で非常に多かったのは「YouTubeなどの動画視聴」でした。「テレビ」「ゲーム」「SNS]という回答も多く、デバイス視聴が子どもの就寝時間に大きく影響しています。

また、3~5歳の未就学児では、親の都合で寝るのが遅くなっているという様子も見られました。


保護者の方の対策としては、「早めに寝れるようにスケジューリングする」「生活リズムを整える」という声が多く挙げられました。


日本の子どもは他国に比べ、睡眠時間が短いと言われています。子どもの睡眠の質を向上させ、健康的な成長を促すために、デバイス視聴との付き合い方や生活リズムを整えるなど、積極的に睡眠の環境作りを行っていく必要があるかもしれません。


■「子どもの睡眠についての悩み調査レポート」全文はこちら

https://research.iko-yo.net/solutions/research/10871.html


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【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月

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代表者名
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未上場
資本金
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設立
2003年06月