【ホテルオークラ東京】チャリティーイベント『第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展』本館建替え前、最後の開催
美の宴 琳派から栖鳳、大観、松園まで
秘蔵の名品アートコレクション展は、「芸術」「チャリティー」「ホテル」の3つを柱にしたメセナ活動の一環として、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」の構想のもと、1994年より独自の視点からテーマを掲げ開催してきたチャリティー絵画展です。
本年は、「美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで」とし、人々が集い、祝い、心通わせる場「宴(うたげ)」に焦点をあて、さまざまに描かれる宴のさまを3つのテーマからお愉しみいただきます。
江戸期から現代にいたるまで、「宴(うたげ)」とは、祝い事に際して、飲食をともにし、様々な会話を交し合うことで懇親を深める場でした。 今回の美術展はテーマに相応しく、これまで数多くの国際会議や晩餐会等国際交流の表舞台となってきた90mの大壁面「三十六人家集三十七帖」で知られる宴会場「平安の間」で開催いたします。見どころは、近代日本画の傑作とされる竹内栖鳳《アレ夕立に》と今村紫紅《護花鈴》のほか、「琳派」を代表する酒井抱一、端正な美人画で知られる上村松園など、人と人との結びつきや巡り合いを表現した秀作約70点が集います。
第一章 ~奏でる~
宴に欠かせぬ音楽。
かたちのない「音」は音を奏でる人々の姿から、美しい音色を感じ取ることができます。
江戸時代から近代にいたるまでの、音を奏でる人々の姿を描いた絵画をご紹介します。
第二章 ~舞い踊る~
宴を華やかに彩る舞。
踊り手は、舞台の上で、あるいは人々の集う場で、美しく舞い踊ります。
「伝統の舞」「モダンな舞」と題し、近代絵画に描かれた舞い踊る人々の姿をご覧いただきます。
第三章 ~集う~
最後の章は「集う」と題し、江戸時代から近年にいたるまで、人々が宴に集い、季節の節目など
かけがえのないときを楽しむさまを主題とした絵画をご紹介します。
<21回目を迎える独自の絵画展>
ホテルオークラ東京の創業者 大倉喜七郎(1882-1963)は、横山大観などの日本画家たちを全面支援し、1930年にイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催するなど美術をはじめとする芸術への造詣が深く、「ホテルは人々が集い、文化・芸術が交流する場である」という強い理念を抱いていました。
その思いを継承し、ホテルオークラ東京では1994年より毎年独自のテーマのもと80~90点程の作品を全国各地の企業・個人所蔵家・美術館より収集し、秘蔵の名品と言われる数々の作品をご紹介する「秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催してまいりました。
創業者 大倉喜七郎 第1回よりチャリティーイベントとして開催し、第20回までに公開した絵画は1,580点、延べ約51万3千人以上のお客様にご来場いただき、総寄付金額は約1億7千2百万円に達しました。同展における純益の全ては日本赤十字社等を通じて、社会貢献のために寄付いたします。
<本年の展覧会の見どころ>
「宴(うたげ)」とは古今東西、日本でも西洋でも飲食をともにしながら人々の懇親を深める場でした。ある時には信仰行事の一環として、またある時には季節の節目を祝う機会として、そして、人生の記念となる機会として、宴は人々を集わせる特別な機会だったのです。宴はまた、楽奏と舞楽の晴れの場でもありました。美しい音楽と魅惑的な踊りは、宴席を彩る「華」となり、宴を一層盛り上げたのです。
第21回を迎える「秘蔵の名品アートコレクション展」は、このような「宴(うたげ)」そのものを主題とした絵画作品に焦点を当て、音楽を楽しむ人々、その音に合わせて舞い踊る人々、そして、そのような華やかな宴席で楽しむ人々の姿を、江戸期から近代の日本絵画を中心に展観いたします。
今年度のアートコレクション展は、ホテルオークラ東京本館のなかで最も大きく豪華な「平安の間」で開催されます。この会場の最後の宴の機会として、「美の宴」展をお楽しみください。
監修:金原 宏行(豊橋市美術博物館 館長)
熊澤 弘(美術史家/武蔵野音楽大学 講師)
『第21回 記念特別展 秘蔵の名品 アートコレクション展』 開催概要
【名 称】 第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展 美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで
【開催期間】 2015年8月3日(月)~8月20日(木) 18日間
【開催時間】 9:30~18:30(最終入場18:00) ※8月3日(月)は12:00~
【会 場】 ホテルオークラ東京 宴会場「平安の間」(本館1階)
【主 催】 企業文化交流委員会
委員長: 池田 正己 株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長
委員: 森田 富治郎 第一生命保険株式会社 特別顧問
委員: 齋藤 宏 みずほフィナンシャルグループ 名誉顧問
委員: 宮田 亮平 東京藝術大学 学長
委員: 松下 正幸 パナソニック株式会社 代表取締役副会長
委員: 大崎 磐夫 公益財団法人 大倉文化財団 理事長
【協 賛】 株式会社ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
【後 援】 文化庁、観光庁、港区、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、
一般社団法人日本経済団体連合会、読売新聞社
【協 力】 公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、社会福祉法人NHK厚生文化事業団、株式会社山元
【監 修】 金原 宏行 豊橋市美術博物館 館長
熊澤 弘 美術史家・武蔵野音楽大学 講師
【学 芸 員】 神津 瑛子
【学術協力】 薩摩 雅登 東京藝術大学 教授
譲原 純子 大倉集古館 主任学芸員
【入 場 料】 5月7日(木)より前売券販売開始
入場券)一般 ¥1,300(前売券¥1,000)/大学・高校生 ¥1,000(前売券¥900)中学生以下無料
ランチセット券)¥5,000 または¥7,000(前売券のみ)
【販売場所】 ・ホテルオークラ東京(本館・別館フロント、本館コンシェルジュデスク、
別館ギフトサロン、各レストラン・バー)
・チケットぴあ(入場券Pコード:989-490)・ローソンチケット(Lコード:31840)
・Yahoo!電子チケット(Pass Market)・JTB、JTB総合提携店各店舗
・JTBエンタメチケット ・e+(イープラス)
※ランチセット券の販売はホテルオークラ東京のみの取り扱いとなります。
【事 務 局】 株式会社ホテルオークラ東京 営業企画部
【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。 本館につきましては、2015年8月末に営業を休止し2019年春新装オープン予定となります。別館においては2015年9月以降もご宿泊、宴会場などの施設は営業を継続、さらに3つのレストラン・バーを本館より移設し飲食施設の充実を図ってまいります。
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