「ニコン Z 9」が「DGPイメージングアワード2022」で「総合金賞」を受賞
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)のフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 9」が、DGPイメージングアワード実行委員会が主催する「DGPイメージングアワード2022」において、最高位となる「総合金賞」を受賞しました。
「DGPイメージングアワード」とは、メーカーからエントリーされたデジタルカメラやフォトアクセサリーを対象に、デジタルカメラを中心とした、「撮る」「観る」「残す」「編集する」といった、デジタルイメージングにまつわるあらゆるソリューションを対象とした、デジタルイメージングの総合アワードです。
審査委員により厳正な審査が行われ、部門ごとにもっとも評価の高かった製品が「金賞」として選出されます。金賞に選出されたすべての製品の中から、最も優秀であると評価された製品に贈られる「総合金賞<写真撮影部門>」に、「ニコン Z 9」が選出されました。
また、「ニコン Z 9」に搭載した、従来のファインダーの見えを超える「Real-Live Viewfinder」および「被写体検出[オート]」設定の開発および「Z 9」への実装に対し、新設された画期的なイノベーションとなる技術や企画に選出される「技術/企画賞」が贈られました。
■「ニコン Z 9」の主な特長
・ニコンの最先端技術を結集させ、静止画・動画ともにニコン史上最高の機能・性能を備えた、「ニコン Z シリーズ」初のフラッグシップモデル
・新開発の積層型CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 7」により、ニコン史上最強のAF性能を実現
・世界最多※1の9種類の被写体検出(人物、犬、猫、鳥、自転車、バイク、車、列車、飛行機)に対応
・動画撮影においては、世界最長※1約125分※2の8K UHD/30p※3の動画を、外部レコーダーを使わずカメラボディー内のメモリーカードに記録可能
・縦横4軸チルト式の画像モニターにより、縦位置、横位置問わずハイアングルおよびローアングルでの撮影が容易になり、ユーザーの利便性が大幅に向上
・従来の光学ファインダー(OVF)や電子ビューファインダー(EVF)の見えを超える電子ビューファインダー「Real-Live Viewfinder」を新たに搭載
なお、「Z 9」は、2022年10月26日に公開したファームウェアVer.3.00において、動画・静止画撮影に関する新機能が追加され、また、ユーザーの声に応えて操作性や各種表示機能なども向上し、さらなる進化を遂げました。動画機能では、レンズの望遠端を超えるズーミングが高画質のまま行える「ハイレゾズーム」※4や、「高周波フリッカー低減」対応など、新機能を追加。静止画機能では、ニコンDXフォーマットで約60コマ/秒の高速連続撮影を可能にする「C60」を「ハイスピードフレームキャプチャ+」※5に追加。
ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。
※1 2021年10月28日時点で発売済みのミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。
※2 「Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18d」使用、温度23℃時、電源オフからオンに切り替えて撮影し
た場合。動画撮影時は高速書き込み速度のCFexpress Type Bカード推奨。
※3 FXベースの動画フォーマットのみ。
※4 「ハイレゾズーム」は、動画モード、撮像範囲「FXフォーマット(36×24)」、動画記録ファイル形式が「ProRes 422 HQ 10-bit(MOV)]、「H.265 10-bit(MOV)」、「H.265 8-bit(MOV)]、「H.264 8-bit(MP4)]でのみ可能。設定には制限があります。
※5 AF/AE追従。JPEG NORMALに固定。連続撮影可能コマ数は高速連続撮影よりも少なくなります。推奨カードの使用をおすすめします。
■「ニコン Z 9」の「総合金賞」受賞理由
(DGPイメージングアワード審査委員長 山田久美夫氏コメント)
-一眼レフの弱点を全て克服した、歴史に名を残すミラーレス-
ニコンが満を持して世に送り出した「ニコン Z マウント」を採用した初のフラッグシップ。それがこの「Z 9」です。従来のEVFや一眼レフのミラーアップによる像消失で見られなかった瞬間まで、全ての瞬間を表示できる「Real-Live Viewfinder」の搭載に加え、メカニカルシャッターも撤廃。一眼レフの強みや弱みを知り尽くしたニコンが、一眼レフを超えるカメラを作ろうと全力で作り上げた「ニコン Z マウントシステム」の象徴であり、一眼レフの弱点を全て克服したミラーレスとして歴史に名を残すモデルだといえるでしょう。
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