アスエネ、CFP/LCA算定サービス「ASUENE LCA」英語版を提供開始

グローバルに広がるサプライチェーン全体で厳格化する国際環境規制に対応

アスエネ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：西和田 浩平、以下「当社」）は、CFP/ LCA算定サービス「ASUENE LCA」の英語版を提供開始しました。欧州を中心に環境規制が強化される中、グローバル市場でのCFP/LCA対応・開示を支援するために開発しました。今回の英語対応により、国内外でのCFP算定がしやすくなり、海外サプライヤーからの活動量データやCFPデータの回収もスムーズになります。

「ASUENE LCA」英語版開発の背景

近年、欧州を中心に環境規制が強化されており、特に、EUでは2026年以降「炭素国境調整メカニズム（CBAM）」の本格的な導入が予定されています。また2024年からは「欧州電池規則」によって、電池のCFP算定やLCA情報開示が義務化されています。こうした流れの中で、海外拠点がある企業や、グローバルにサプライヤーを持つ企業は、規制への対応が急務となっています。

CBAMが適用されると、日本企業が対象製品をEU域内に輸出する場合、輸入事業者からCFP/LCAの算定・開示を要請される可能性があります。企業はこの要請に備え、CFPの算定体制の構築が求められます。一方で、CFP/LCAを算定するには、国内外に広がるサプライチェーン全体の活動量データを収集する必要があります。

当社は、CFP/LCA算定に関するこれらの状況を受け、「ASUENE LCA」の英語版を開発しました。これにより言語の壁を超えたグローバル市場でのCFP/LCA算定・開示を支援し、環境規制への対応と、国際競争力の強化を後押しします。

英語版の詳細について

「ASUENE LCA」は、専門知識が豊富でなくても直感的に操作できる使いやすさが特長です。また、最短1分でCFP/LCAの算定をすることができます。信頼性の高いデータを簡単・迅速に開示することができ、企業の脱炭素対応を強力に支援します。

＜英語版の主な機能＞

・CFP算定：洗練されたUI/UXで、データ入力から報告書作成まで迷うことなく実施可能

・テンプレート機能：多様な製品のテンプレートを保有しており、スムーズなCFP/LCA算定を実現

・データ連携：バイヤー、サプライヤーとのCFPデータ連携

ASUENE LCAについて

アスエネLCAは、SuMPO独自開発の原単位を世界初搭載した算定サービスです。

初心者の方でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。

アスエネLCAサービスサイト：https://asuene.com/lca

アスエネ　会社概要

会社名：アスエネ株式会社

事業内容：

・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」

・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」

・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」

グループ会社：

・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」

・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」

資本金：75億2,700万円（資本剰余金含む）

代表者：Founder＆代表取締役CEO  西和田 浩平

創業：2019年10月

住所：東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階

海外法人：シンガポール、米国、タイ

URL：https://corp.asuene.com/

＜注釈補足＞

* CFP：Carbon Footprint of Products（カーボンフットプリント）の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み

* LCA：Life Cycle Assessment（ライフサイクルアセスメント）の略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法