アスクル、CDP2024年度「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に4年連続で選定
アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡 晃、以下「アスクル」)はこのたび、国際環境非営利団体CDPより、2024年度のサプライヤー・エンゲージメント評価(以下「SEA」)において最高評価を獲得し、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に4年連続で選定されました。
当社は2016年に「2030年CO2ゼロチャレンジ」宣言以降、原材料調達からお客様への商品お届けまでサプライチェーン全体でのCO2削減を目指す取り組みを進めるとともに、近年ではサプライヤーとも協力し、商品製造時のCO2排出量の可視化にも取り組んでいます。
SEAは、気候変動問題に対する企業のサプライチェーンへの働きかけを評価する指標で、CDP気候変動質問書における4つの主要分野の質問(ガバナンス、目標、スコープ3排出量算定、サプライヤーとの協働)への回答内容等から評価されます。CDPはSEAにおいて、最高評価を獲得した企業を「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」として表彰。なお、当社は2月に発表されたCDP「気候変動Aリスト」にも選定されています。

■アスクルの環境への取り組みとサプライヤー・エンゲージメント
アスクルは<仕事場とくらしと地球の明日(あす)に「うれしい」を届け続ける。>というパーパス(存在意義)のもと、持続可能な社会の実現に向け、お客様、社会、そして地球環境にとって最も効率的で環境に配慮した流通プラットフォーム(エコプラットフォーム)を構築すべく環境方針を策定し取り組みを進めています。事業全領域において独自に環境方針を策定、活動を推進しています。具体的な目標としては、2030年までにスコープ1+2で88%削減(2021年比)、スコープ3では25%削減(2021年比)(※)を設定。サプライヤー・エンゲージメントについては、購入した商品およびサービスを対象とした排出量ベースで、90%に該当するサプライヤーが2028年度までに科学に基づいた目標を設定することとしています。
当社はGHGプロトコルのスコープ3基準に基づき、商品の原料調達からお客様に届くまでの一連のプロセスを15のカテゴリに分類・体系化しそれぞれのCO2排出量を算定。この結果をもとに、サプライチェーン全体の排出量を算定・把握しています。中でも、精力的に推進するサプライヤー・エンゲージメントの取り組みは、商品製造時のCO2排出量が多い部分や削減の可能性の高い部分を可視化し、サプライヤーと協働で効率的な削減対策を実行しています。
また2022年には、当社ECサイトで取り扱うオリジナル商品のほぼ全てにおいて、環境配慮度合いをスコアで可視化しました。全 30 項目からなる独自の環境配慮への評価基準を定義し、原材料や設計、供給・製造するサプライヤーの取り組みをスコア化。また近年はナショナルブランド商品についても55社のサプライヤーの賛同を得て環境スコア化しており、サプライヤーとともにより環境に配慮した商品をお客様に届けるため、本取り組みを推進しています。
(※) スコープ3の削減施策:サプライヤー・エンゲージメント(サプライヤーの90%(CO2排出量)にSBTに準拠した目標の設定
アスクルは今後も事業活動を通じた環境課題、社会課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献し企業価値の向上を図ってまいります。
<参考>
●サステナビリティ環境報告(気候変動・脱炭素)
https://askul.disclosure.site/ja/themes/91#model02
●サステナビリティ環境報告(環境配慮商品・サービス)
https://askul.disclosure.site/ja/themes/92
●統合報告書「ASKUL Report 2024」
https://www.askul.co.jp/corp/assets/pdf/ir_2024j.pdf
<関連プレスリリース>
●2025年2月12日:CDP「気候変動Aリスト(最高評価)」企業に選定
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