夏休みは8割以上の家族がお出かけ予定!猛暑を乗り切る対策は?/いこーよ総研ユーザーアンケート
いこーよユーザーアンケートをもとに2024年夏休み家族でのお出かけ意欲や傾向について調査・分析
夏休みお出かけ予定は8割以上
お出かけ先の人気は「プール」「花火大会」「テーマパーク・遊園地」「お祭り」
「お出かけ予定」と「実際のお出かけ」は暑さの影響で変わることも
夏休み旅行は国内が主
夏のお出かけの変化「屋外ではなく屋内」が約7割
お出かけの工夫「冷感グッズ」「水分の確保」は必須
まとめ
(本リリースは、「2024年夏休みの家族でのお出かけ調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら https://research.iko-yo.net/solutions/research/10969.html)
夏休みお出かけ予定は8割以上
まず、今年の夏休みに出かける予定があるかをユーザーアンケートで尋ねました。
「出かける予定がある・検討している」が84%で、「出かけない」という人は1%未満とごく僅か。夏休みのおでかけ意向は非常に高いことがわかります。
お出かけ先の人気は「プール」「花火大会」「テーマパーク・遊園地」「お祭り」
今年の夏休みに予定または検討している人に、お出かけ先はどこを予定しているかを尋ねました。
最も多かったのは「プール(51%)」で、つぎに「花火大会(50%)」が続き、夏ならではのお出かけ先が人気上位となりました。
その次に、「テーマパーク・遊園地」「お祭り」「公園・総合公園」と続いています。春休み、GWの人気お出かけ先として1位、2位であった「テーマパーク・遊園地」「公園・総合公園」ですが、やはり夏の暑さを懸念してか、プールなどに人気を譲っています。
「お出かけ予定」と「実際のお出かけ」は暑さの影響で変わることも
2023年夏休みに実際に出かけた先のジャンルと比較して見てみましょう。
最も人気だった「プール」は、昨年の夏も最も人気で、半数以上の人が実際に出かけていました。昨年は花火大会に出かけたという人も多く、「今年の夏行きたいところ」とほぼ同じ割合となっています。
一方で、人気上位の屋外施設である「花火大会」「テーマパーク・遊園地」「公園」「水族館」「動物園」などは、昨年実際に出かけたという割合は低めです。これらのジャンルは、昨年の夏休み前も「行きたい・行く予定」という声が多くあったにもかかわらず、結果としては、猛暑の影響で屋外や人混みのお出かけを避ける人が続出しました。夏休み前は「行こう」と思っていたとしても、実際は「行かなかった」「行けなかった」という人が多いということでしょう。
また、昨年は、今年と比較してみても「博物館・科学館・美術館」「ショッピング」「児童館」「映画館」といった屋内施設の人気が突出しています。昨年は予想よりもはるかに、屋内施設に人が流れたと考えられます。
この夏も、「予定」や「行きたい」という気持ちはあったとしても、実際の気候や暑さの具合を見て、お出かけ先を判断する人が多いことが推測できます。
夏休み旅行は国内が主
では、夏休みの旅行の予定はどうでしょうか。
「国内旅行を予定、検討している」という家族連れが6割以上でした。
海外旅行を予定しているという家族は1%で、ごく少数でした。昨今の物価高、記録的な円安がアウトバウンドに大きく歯止めをかけている様子が伺えます。
夏のお出かけの変化「屋外ではなく屋内」が約7割
昨今、夏の気温がより高くなってきている傾向にあります。そこで、以前と比べて夏のお出かけの仕方や行き先に変化はあるかを尋ねました。
その結果、「変化がある」と回答した人が6割以上にも及びました。
では、具体的にはどのような変化があるのでしょうか。
「屋外ではなく屋内の施設に行くようになった」という回答が最多で、70%近くにも及びました。とても多くの家族連れが、夏のお出かけは「屋外」をなるべく避け、屋内の施設を選ぶように変化してきています。
つぎに「屋外でも日差しを避けられる日陰や屋根などがある場所」が続いています。屋外で思い切り遊びたい気持ちはあるものの、子どもにとって長時間の屋外活動はとても疲れやすく、また熱中症も懸念されます。「屋外でも涼しさを確保できる場所は必須」と考える保護者が多く見られます。
さらに、「涼しい地域にお出かけ」「朝や夕方、夜にお出かけ」「屋外のお出かけ先は、夏には行かないようになった」という回答もそれぞれ約3~4割見られ、昨今の猛暑によるお出かけの変化は非常に大きいことがわかります。
お出かけの工夫「冷感グッズ」「水分の確保」は必須
最後に、夏のお出かけの仕方やお出かけ先について、どのような変化や工夫をしているか自由回答で聞いた結果を紹介します。(一部抜粋)
https://research.iko-yo.net/solutions/research/10969.html
まとめ
今年の夏休みにお出かけを予定している家族は8割以上で、夏休みのお出かけ意欲は非常に高いことが分かりました。
お出かけ先としては、「プール」「花火大会」などの夏ならではのお出かけ先が特に人気です。具体的な行き先まで決めているという人は約半数で、どこの施設に行くかをこれから決めるという人もまだまだ見られます。
昨年と今年を比較してみると、昨年は屋内施設の人気が突出していました。この夏は、「テーマパーク・遊園地」などが人気上位ですが、「行く予定」としていても、実際の気候や暑さの具合を見て、お出かけ先を変更する人も多いのではと考えられます。
また、夏休みの旅行については、国内旅行が主でした。海外旅行を予定している家族はごく僅かで、物価高や円安の影響が大きいと考えられます。
一方で、近年の猛暑の影響を受けて、お出かけの仕方にも変化が見られました。屋外よりも屋内の施設を選ぶという家庭が約7割に達し、暑さ対策が重要視されています。自由回答でお出かけ先の変化を尋ねると、「屋外を避ける」という回答の他、「水遊びできる場所へ行く」という声も多く挙げられました。お出かけの際の工夫としては「冷感グッズ」や「水分補給の持参」などが必須となっており、また「お出かけ時間をずらす」という家庭も多く見られました。
今年も猛暑が予想される中で、安全で快適な夏休みのレジャーの在り方が求められていることがわかりました。お出かけ施設は、夏休みの家族連れに対する暑さへの効果的な対策が必要とされていると言えるでしょう。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年6月3日~6月16日
サンプル数/285サンプル
調査分析/いこーよ総研
■「2024年夏休み家族のお出かけ調査レポート」全文はこちら
https://research.iko-yo.net/solutions/research/10969.html
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