<日本財団・B.LEAGUE> スポーツ × 社会・地域の課題解決とまちづくり 総額2.8億円/第1弾として10件(約1.1億円)が決定

~全国のプロバスケチームが子ども食堂・スポーツ格差是正・交流拠点創出等に着手~

公益財団法人 日本財団

 日本財団(東京都港区、会長 尾形 武寿)はこの度、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン 島田 慎二 以下「B.LEAGUE」)と共同で、地域や社会の課題解決を推進する取り組み(総額約2.8億円)の第一弾として、「まちづくり」をテーマに、計10件・106,476,000円となる事業の開始を発表しました。

左:日本財団 笹川理事長/右:B.LEAGUE 島田チェアマン

 2017年1月に連携協定を締結した両者はこれまで、震災復興の支援や新型コロナ対策活動、難病児や経済的に困窮している家庭へのスポーツ体験の提供、試合観戦及び選手との交流機会の創出等で協働し、各々の強みやリソースを活かした社会的な取り組みを推進してきました。今般、地域の子ども食堂やスポーツ施設運営等、B.LEAGUE加盟クラブが実施してきたまちづくり事業の先行事例等を活かし各地に広げるため、事業提案を全国のクラブから募集。子ども食堂の整備・スポーツ格差の是正・交流拠点の創出等、10道府県・10クラブの提案が採択されました。当財団からはまちづくり事業のノウハウ提供や活動費助成で各取り組みを支援します。

 当財団では2017年から、子どもや障害者支援、災害復興、環境問題等の領域で、スポーツやアスリートの力を活用して社会課題の解決を促進する「HEROs プロジェクト」を実施。選手やファンの参画を加速するためにプロスポーツリーグとの連携も進めており、2025年5月には日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と「サステナビリティ領域における連携協定」を締結しました。B.LEAGUEではこれまで、「PEOPLE(人類)/PEACE(平和)/PLANET(地球)」をテーマに掲げたCSR(社会的責任)活動「B.LEAGUE Hope(B.Hope)」を推進しており、当財団との連携による相乗効果で、取り組み規模・効果・社会的波及の拡大を目指します。

<登壇者コメント一部抜粋>

笹川 順平(日本財団 理事長)

 地方における子どもたちの体験格差は、私たちも是正したいと考えている社会課題の一つです。B.LEAGUEは、全国に40のクラブと約500万人の熱狂的なファンを有する、地域に根ざしたプロスポーツリーグですし、バスケットボールのファンは、野球やサッカーなど他のスポーツと比べて、20代・30代の若年層が多いことがわかっています。当財団としましては、この連携を通じて、若い世代をはじめ多くの方が社会的な取り組みに関わるきっかけを創出したく思います。

島田 慎二(B.LEAGUE チェアマン)

B.LEAGUEと日本財団は、今回の事業を通じて、スポーツ×地域課題解決型の「B.LEAGUE×まちづくり」のモデルケースを創出し、その機運を全国へ醸成していくことを目指します。B.LEAGUEのクラブは、「ヒトを動かすチカラ」「企業を巻き込むチカラ」「行政と共に突破するチカラ」「つなぐチカラ」というまちづくりにも貢献できるチカラを有しています。

しかし、まちづくりに取り組めているクラブは限られております。B.LEAGUEは、今回の本協定強化と本事業の推進を契機に、より一層、クラブのまちづくりに対する取り組みへの後方支援を強化し、拡大させてまいります。 最終的には、全国でクラブがまちづくりに貢献することで「感動立国」の実現を目指してまいります。

■日本財団について https://www.nippon-foundation.or.jp/

痛みも、希望も、未来も、共に。

日本財団は1962年、⽇本最⼤規模の財団として創⽴以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上⾦からの交付⾦を財源として推進しています。

<今回決定した事業一覧>

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会社概要

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URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-2-2
電話番号
03-6229-5131
代表者名
笹川陽平
上場
-
資本金
-
設立
1962年10月