菓子・食品の大手上場製造業、カンロが「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを導入
主要3製品のCFPを算定し、信頼性の高い情報開示を通じて、サステナビリティ活動を推進
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、カンロ飴やピュレグミなどでおなじみの菓子・食品の大手上場製造業であるカンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 哲也、以下「カンロ」)に、「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを提供しました。
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CFP算定支援コンサルティング導入の背景と目的
カンロは、ハードキャンディとグミの製造・販売業を展開しています。メイン事業はBtoBtoC領域を中心に、国内の卸業者やスーパー、コンビニなどの小売店に製品を卸しています。BtoCの事業では、国内に直営店を展開し、自社運営のオンラインストアでも製品を販売しています。
2010年代からカンロは、CSR活動の一環として環境データを取得してきました。2016年からは省エネ法に基づいたScope1-2の算定・開示、2020年からは自社で構築したロジックでScope1-3を算定しています。
しかし、食品業界では、原材料の調達から製造、流通、販売、消費、廃棄まで多岐にわたるサプライチェーン全体の情報を収集することが困難です。カンロは、Scope3の算定に関して、販路が多岐にわたること、加えて2次データで算定していたことから、数値の正確性に課題があり、エビデンスを求めていました。自社のステークホルダーに、サステナビリティへの取り組みや、環境配慮製品への理解を深めてもらうにはCFP(カーボンフットプリント)やCO2削減貢献量などの数値を正確に示す必要があると考え、「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを導入しました。
「ASUENE」によるCFP算定の利点
カンロが「ASUENE」のCFP算定コンサルティングで感じた利点は、大きく2つです。
1.「ASUENE」のコンサルティングにより迅速かつ正確なCFP算定ができた
「ASUENE」のコンサルタントは、CFP算定に関する専門的な知見が豊富で、質問への対応が迅速なため、安心感がありました。「ASUENE」の完成されたフォーマットにカンロが保有していたデータを流し込み、コンサルタントと調整するシンプルなフローで、CFP算定をスムーズに進めることができました。
2.CO2排出量見える化の第一人者「ASUENE」だから、外部公表の信頼性を高められた
CO2排出量の見える化における第一人者である「ASUENE」とともにCFP算定を行ったことで、外部公表する際の信頼性が高まったと感じています。さらに、開発、経理、広報などの社内関係部署や経営層の理解も得られ、会社全体として、さらにサステナビリティ活動を推進しやすくなりました。
今後の展望
カンロでは、脱炭素プログラム「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC)」を通じて、3製品のCFPを算定、開示することができました。今後はカンロの目標である、脱炭素に配慮した製品を選択することが当たり前な世界に向け、CFP算定と開示の機運を高めていきたいと考えています。また、「ASUENE」のCFP算定支援コンサルティングを通じて蓄積したCFP算定のナレッジを他の製品にも活かし、サステナビリティ活動を推進します。CCNCを通じて開示した各店舗と連携して脱炭素に向けた取り組みを進め、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
<カンロについて>
社名:カンロ株式会社
代表:代表取締役社長 村田 哲也
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティビル37階
創業:1912年11月10日
事業内容:菓子、食品の製造および販売
「CFP算定コンサルティング」導入事例詳細
脱炭素領域の第一人者である「アスエネ」の活用で、信頼性の高いCFPを算定することができ、ナレッジも蓄積できた
https://asuene.com/interview/kanro
「ASUENE」導入事例はこちらからご覧ください。
アスエネについて
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「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
アスエネサービスサイト:https://asuene.com
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder&代表取締役CEO 西和田 浩平
<注釈補足>
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
*CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み
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