一穂ミチさんの『光のとこにいてね』が、第30回 島清恋愛文学賞を受賞!

株式会社文藝春秋

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)が刊行した一穂ミチさんの『光のとこにいてね』が、第30回 島清(しませ)恋愛文学賞を受賞しました。なお、上田岳弘さん『最愛の』(集英社)と同時受賞となります。

島清恋愛文学賞は金沢学院大学が主催する賞で、大学生が候補作の検討に携わる全国に例のない文学賞です。今年の選考委員は、村山由佳さん、桜木紫乃さん、島田雅彦さんの三名です。

直近の受賞者は吉田修一さん、吉川トリコさん、山本文緒さん、綿矢りささん、三浦しをんさんほか。

■『光のとこにいてね』 作品概要

小瀧結珠(ゆず)は七歳のある日、母に連れられて郊外の寂れた団地を訪れていた。

母は目的も告げず、その団地にある、謎の男の部屋に消えてしまった。

結珠はそこで、自分と同じ歳の少女・果遠(かのん)に出会う。

ぼさぼさの髪にみすぼらしい服の女の子。

医師の父を持ち、裕福な家庭に育つ結珠とは何もかもが違い、それゆえに二人は急速に仲を深める。

毎週のように団地に連れていかれることになった結珠は、母に「ここに来ていることは誰にも話しちゃだめ」と言われながら、果遠と秘密の友達関係を結ぶのだったが……。  

 

■作者プロフィール

一穂ミチ(いちほ みち)

2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。ボーイズラブ小説を中心に作品を発表して読者の絶大な支持を集める。21年に刊行した、初の単行本一般文芸作品『スモールワールズ』が2022年本屋大賞第3位、吉川英治文学新人賞を受賞したほか、第165回直木賞候補になるなど話題に。主な著書に『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『うたかたモザイク』など多数。最新作『ツミデミック』でも第171回直木賞候補にノミネートされている。本書『光のとこにいてね』は22年に刊行され、これまで「キノベス!2023」第2位、第168回直木賞候補、2023年本屋大賞第3位に選出されている。

■書籍情報

書名:『光のとこにいてね』

著者:一穂ミチ(いちほ みち)

初出:「別冊文藝春秋」2021年5月号~22年9月号

発売:2022年11月7日、文藝春秋より刊行

定価:1,980円(税込)

ISBN: 978-4-16-391618-7         

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916187

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会社概要

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URL
http://www.bunshun.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211
代表者名
飯窪成幸
上場
未上場
資本金
1億4400万円
設立
1923年01月