大河ドラマで注目！今改めて知りたい「源氏物語」の世界を能楽で。

初心者の方におすすめの「グランシップ静岡能　能楽入門公演」を開催します。

静岡県

2024年8月5日 13時00分

　公益財団法人静岡県文化財団・グランシップでは、徳川家康が愛好したことで静岡県にもゆかりの深い能楽を、初めての方もお楽しみいただけるよう、観世流能楽師による解説付きの「能楽入門公演」を開催します。

　上演中に一時停止し、登場人物や場面の解説を挟むなど、他では見られないグランシップならではの構成で実施します。

グランシップ静岡能　能楽入門公演　

＜イベント概要＞

日時：2024年9月14日（土）　14:00開演

会場：静岡県コンベンションアーツセンター　グランシップ　中ホール・大地　

チケット料金：一般2,000円　こども・学生（28歳以下の学生）1,000円　※未就学児入場不可

お問い合わせ：

グランシップチケットセンター（054-289-9000）

グランシップホームページ（https://www.granship.or.jp/visitors/）

＜公演内容＞

●第1部

・能楽教室お稽古生の発表

　7～9月にかけて観世流能楽師の稽古を受けた小学生から大学生まで19名が仕舞を披露。

・仕舞「羽衣」　山階彌右衛門（観世流シテ方）

　静岡市の三保を舞台にした能「羽衣」の仕舞を披露。

・能のおはなし　　山階彌右衛門（観世流シテ方）

　ユネスコ無形文化遺産である能楽の基本的な解説、後半で上演される演目「葵上」のあらすじや登場人物について紹介。

●第2部

・ダイジェスト能「葵上」　シテ関根祥丸

［あらすじ］

光源氏の正妻・葵上は物の怪に悩まされ病床に伏していた。物の怪の正体を梓の弓で占わせると、弓の音に惹かれて六条御息所（シテ）の生霊が現れ、源氏の寵愛を失った恨みを語り、葵上を打ちすえて幽界に連れ去ろうとする。比叡山の横川小聖（ワキ）を呼び寄せ、加持祈祷を行なわせると、御息所が悪鬼の姿で現れ、葵上の病床に襲いかかろうとする。やがて小聖の前に祈り伏せられ、経の功徳によって、成仏に遂げるのだった。