推し活・応援広告調査2024
自分の家族・恋人よりも推しを優先!?”推しの記念日”予算は1.4万円!準備期間1か月以上が45%!推しに贈る「応援広告」のポテンシャル市場は、769億円!
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全国規模、15~79歳 約2.5万人に推し活調査を実施。
株式会社ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:赤石 良治)の「jeki応援広告事務局(Cheering AD)」は、推し活の実態と応援広告の浸透状況を把握するため、全国規模で「推し活・応援広告調査2024」を実施しました。
本調査は3年目を迎え、今回は15~79歳の約2.5万人を対象に過去最大規模で実施しました。
調査の結果、推し活を行う4人に1人が推しの誕生日などの記念日を祝っており、「記念日を祝う」ことが推し活の定番となっていることが明らかになりました。さらに、推し記念日のお祝いにかける予算は平均1.4万円、また半年以上の準備期間をかける人が20%にのぼり、他の記念日(自分や家族・恋人、クリスマスなど)よりも重視されていることがわかりました。
また、推し記念日のお祝い手段として「応援広告」が第3位に選ばれ、そのポテンシャル市場は769億円に達することも判明しました。
調査結果から、応援広告を通じて推しの記念日を祝う文化が、ファン同士のつながりを深め、推しへの愛情を一層強める「記念日効果」を生み出していることがうかがえます。この「記念日効果」により、応援広告は単なるお祝いの手段にとどまらず、推しの魅力を広く届け、ファン同士の絆を育む重要な活動となり、コンテンツの発展にも影響を与える存在になっていると考えます。
※本リリースの「応援広告」は「交通広告・屋外広告」について聴取したものです。
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1.推し保持率
「好きで応援しているものがある人」は全体の53.3%を占め、そのうち26.3%が「推し」がいると回答しました。この結果から、「推し」と「好き」には異なる意識や感情があることがわかります。
また、「推しがいる」と答えた割合は、15~29歳の女性では56.9%、60~70代の女性ではそれぞれ約15%以上となりました。このことから、「推し」という存在が若年層に限らず、幅広い世代に広がっていることが明らかになりました。
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2. 「推し」と「好き」の意識の違い
「推し」は「好き」よりも応援への熱量が高く、幸せや成功を願う傾向にあることがわかりました。特に、推しを広めたいという気持ちや経済的な貢献意欲が強く、応援を通じて自身の幸せを感じるとともに、自己投資にもつながることがわかります。
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3. 推し活 実施内容
実際に行ったことがある推し活について調査した結果、推しの誕生日や記念日を祝うファンは28%で、4人に1人が実施していることがわかりました。また、グッズや痛バッグを持ち歩く(26.5%)、SNSで推しの発信をする(25.3%)といった活動と並び、記念日を祝うことが定番の推し活として浸透していることが明らかになりました。
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4.イベントにかける費用・期間
推しの記念日には、平均1.41万円をかけ、準備期間が1か月以上の人が45%にのぼることがわかりました。また、自分や家族の誕生日と比べても、推しの記念日には特にお金と時間をかける傾向が強く、半年前から準備を始める人も20%に達していることがわかります。
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5. 推しの記念日にすることベスト3
推しの記念日に行うことについて調査したところ、1位はSNSでの投稿、2位は市販のケーキを用意すること、3位は応援広告の企画・出資・見学であることがわかりました。応援広告とは、推しの誕生日や記念日にファンが広告主となって推しを祝う活動です。推しの特別な日を「広告」を通じてお祝いする文化が広がっていることが明らかになりました。
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6.【一般生活者/推し活実施者】応援広告認知度
応援広告の認知率は、推しの有無に関わらず19.5%に達していることがわかりました。特に推し活をしている人の認知度は59%と高く、実際に見たことがある人も27%にのぼります。推し活実施者の認知度は、昨年より14.7ポイント増加しており、推し活をする人々の間で応援広告がますます広く知られ、目にする機会が増えていることが明らかになりました。
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7.【一般生活者】全国の応援広告認知度
今回、全国調査を初めて実施し、推し活の有無を問わず一般生活者ベース全国の認知度を公開します。最も認知度が高いのは東京で25.6%、応援広告の掲出数も最多でした。一方、認知度が最も低かったのは福井県ですが、それでも12.7%と10人に1人が認知している結果となりました。推しの有無に関わらず、応援広告の認知が全国的に広がっていることがわかります。
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8.応援広告の実施理由と見たきっかけ
応援広告の実施理由として最も多かったのは、「ファン同士で盛り上がりたいから」であり、実施後、80%のファンがファン同士のつながりが深まったと感じています。広告を見に行ったきっかけとしては、SNSを見て移動した層が多く、約2割が新幹線や飛行機を利用して広告を見に行っています。このように、「応援広告を見に行く行動」が推し活の一部として定着しつつあることが確認されました。
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9.応援広告の効果
応援広告実施後、主催者・出資者の86.8%がイベント参加やCD購入などの推し活への支出が増加し、89.1%が推しをさらに応援したくなったと感じています。また、応援広告を見た60%が応援対象者に興味を持ち、74%が推しをもっと応援したいと回答しています。応援広告は、出した人だけでなく、見た人にも影響を与え、コンテンツ活性化につながる効果があることがわかります。
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10.応援広告のポテンシャル市場規模は約769億円
応援広告のポテンシャル市場は約769億円と試算され、推し活市場規模(約8,000億円)の約10%、屋外広告・交通広告費(約4,338億円)の約18%に相当します。企業ではなく一般のファンが広告主となる応援広告は、今後さらに拡大していく傾向にあると考えられます。日本における応援広告は、駅ポスターの掲出が主流ですが、近年では推し電車や飛行機ラッピングなど、多様で大規模な広告展開へと広がりを見せています。
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「推し」は単なる「好き」を言い換えた流行語ではなく、推しの幸せを願い、その魅力を広めたいという深い想いがあります。さらに、その応援が自身の幸せにもつながることが、推し活の特徴的な側面です。推しの記念日を祝う行動は、推しの幸せを願うだけでなく、自身の幸せにもつながる象徴的な行動といえます。
今回の調査では、記念日のお祝い方法として「応援広告を掲出する」が3位にランクインしました。これは、推しを多くの人に広めたいというファンの強い願いが、具体的な行動として表れていることがわかります。さらに、推しの記念日を迎えるために、半年以上準備をかけるファンが20%いることも明らかになりました。
応援広告の掲出には一般的に3か月から半年を要し、その準備を通じて推しへの想いが深まり、仲間とのつながりも強化されます。実際、応援広告実施後、約8割のファンが「イベント参加」や「グッズ・CD購入」など他の推し活が活性化したと回答しています。また、応援広告を見た人の6割が推しに興味を持ったと答えており、新たなファン層の拡大にもつながっています。
推しの記念日を「応援広告」を通じ祝うことは、ファン同士のつながりを強め、推しへの愛を深めるだけでなく、その魅力を広く届ける活動「記念日効果」を生み出します。
私たちは、応援広告掲出を通じて記念日をお祝いしたいファンをサポートし、「記念日効果」でファン同士のつながりを育み、コンテンツがさらに活性化する世の中を創ってまいります。
「推し活・応援広告調査2024」 調査概要
調査主体 株式会社ジェイアール東日本企画 jeki応援広告事務局「Cheering AD」
調査手法 :インターネットアンケート調査
調査期間 :2024年12月26日~2025年1月9日
調査エリア :全国
調査対象者 :15~79歳の男女
サンプル数 :24,136
過去の調査結果については、下記をご参照ください。今後も継続的に調査を実施し、推し活・コンテンツ市場および一般消費者による広告出稿文化の拡大に貢献してまいります。本調査の詳細データやその他の推し活関連データ、共同研究にご興味がございましたら、どうぞご連絡ください。今後も「Cheering AD」サイトにて、調査データを定期的に発信していきます。
「推し活・応援広告調査2022」:https://cheering-ad.jeki.co.jp/blogs/news/news-release2023
「推し活・応援広告調査2023」:https://cheering-ad.jeki.co.jp/blogs/news/news-release2024
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Cheering AD公式サイト :https://cheering-ad.jeki.co.jp/
Cheering AD公式X(旧Twitter):https://twitter.com/jeki_ooh
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