【東京芸術劇場】「ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー」参加者募集!

ケルン市立劇場の演出家から、ドキュメンタリー演劇創作へのアプローチを学びます。演出やドラマトゥルクの仕事に興味のある方は、奮ってご応募ください!

東京芸術劇場では、ドイツのケルン市立劇場から、演出家のヌーラン・ダーヴィッド・カーリス氏とドラマトゥルクのスタヴルーラ・パナヨターキ氏を迎え、ドキュメンタリー演劇の創作手法を学ぶワークショップ・レクチャーを開催します。

移民・難民の出自を持つ市民との共同制作や、移民排斥事件を題材にした作品を手掛ける演出家ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス氏。2004年にドイツのケルンで起こった爆弾テロを題材に、現場周辺の住人らが出演した『Die Lücke(裂け目)』(2014)でセンセーションを巻き起こし、以降、ドキュメンタリー演劇の手法で高い評価を得ています。

今回、カーリス氏と、カーリス氏の創作を支えるケルン市立劇場(Schauspiel Köln)のドラマトゥルク、スタヴルーラ・パナヨターキ氏を招き、ドキュメンタリー演劇をどのように創作するのか、その手法をワークショップで体験しながら学びます。

Photo:Ana Lukenda/Schauspiel Köln 作品名『Die Lücke 2.0』(2021)Photo:Ana Lukenda/Schauspiel Köln 作品名『Die Lücke 2.0』(2021)

 今回は、ワークショップの他に、ドラマトゥルクの役割やドイツの劇場事情を紹介するレクチャーも同時開催します。この機会にぜひご参加ください。

※言語:ドイツ語(日本語通訳付)


■講師プロフィール

ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス Nuran David Calis

演出家、劇作家、映画作家

(c) costa belibasakis(c) costa belibasakis

1976年にトルコからのアルメニア・ユダヤ系移民2世として生まれる。2008年に最初の映画作品『Meine Mutter, mein Bruder und ich』が公開。2011年には最初の小説『Der Mond ist unsere Sonne』を出版。これまで多くの公共劇場での演出経験を持ち、古典作品を現代に応用する手法で知られる(『春のめざめ』『オセローX』など)。ケルンでの爆弾テロから10年を機に制作された住民らとの共同制作『Die Lücke(裂け目)』(ケルン市立劇場、2014)がセンセーションとなり、以降、ドキュメンタリー演劇の手法を用いた作品で知られる。2023年1月、ウクライナ難民の俳優と創作をした『EXIL』(ケルン市立劇場)を上演。

◎『EXIL』(2023)公演情報

https://www.schauspiel.koeln/spielplan/a-z/exil/(ドイツ語/英語)



スタヴルーラ・パナヨターキ Stawrula Panagiotaki

ケルン市立劇場ドラマトゥルク

(c)Jan Höhe(c)Jan Höhe

ギリシャ生まれ。ベルリン自由大学で現代ドイツ文学、新ギリシャ研究、第二言語としてドイツ語を学ぶ。2009~13年、ケルン市立劇場でドラマトゥルギー・アシスタントとして勤務。2016、2017年はベルリン演劇祭の監修およびドラマトゥルクを務める。これまで、インディペンデントグループ「costa compagnie」(ハイデルベルク劇場&管弦楽団)、ボン劇場など、様々な劇場や芸術団体で活動。2016/17シーズンから、ケルン市立劇場のドラマトゥルクを務めている。


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「ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー」

応募締切:ワークショップ&レクチャー:5月25日(木)17:00/レクチャーのみ:先着順・要事前申込

実施期間:2023年6月14日(水)~21日(水)

詳細:https://www.geigeki.jp/performance/event313/

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■内容

ドキュメンタリー演劇の創作につながる事前リサーチや当事者との関係構築、トピックの扱い方等、講師が実際に手掛けた作品を基に学びます。ワークショップの後半日程では、当事者との実践を交えて進行します。


【レクチャー】オンライン(Zoomウェビナーを使用)

6月14日(水)18:30~21:00 ①「ドイツの公共劇場とその公演制作―ケルン市立劇場を事例として―」

6月15日(木)13:30~16:00 ②「ドキュメンタリー演劇とは何か」

6月17日(土)18:30~21:00 ③「移民・難民問題への芸術的アプローチ」


【ワークショップ】会場:東京芸術劇場シンフォニースぺ―ス 他

6月15日(木)18:30~21:30 ①「テーマを見つけて構成する」

6月16日(金)13:00~17:00 ②「参加者の心理を考える」

6月17日(土)13:00~17:00 ③「自分の経験から演劇を立ち上げる」

6月18日(日)13:00~17:00 ④「クリエーション(1)」

6月20日(火)13:00~17:00 ⑤「クリエーション(2)」

6月21日(水)13:00~17:00 ⑥「クリエーション(3)・フィードバック」

※6月19日(月)は休み


■参加条件

・18歳以上(令和5年4月1日時点)で、演出家、俳優、パフォーマー、ドラマトゥルク等として活動している方、またはそれらを志す方。ワークショップとレクチャー共に全日程参加できる方優先。

・ワークショップとレクチャー共に全日程参加できる方優先。レクチャーはオンライン参加となります。

・インターネット環境をお持ちで、Eメール・Facebook・Zoom等で連絡・受講が可能な方。

■参加費=12,000円(税込)

■定員=15名(応募多数の場合は、書類選考あり。5月31日(水)までに参加の可否をお知らせいたします。)

■応募締切=5月25日(木)17:00


■お申込み=下記URLより、所定のフォームにて、必要事項をご入力の上、お申込ください。

https://ws.formzu.net/dist/S460068845/

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※レクチャーのみ(オンライン)

今まさにドイツで活動する演出家・ドラマトゥルクが最前線の状況をご紹介します。ぜひ、この機会にご参加ください。


レクチャー① 6月14日(水)18:30~21:00「ドイツの公共劇場とその公演制作―ケルン市立劇場を事例として―」

レクチャー② 6月15日(木)13:30~16:00「ドキュメンタリー演劇とは何か」

レクチャー③ 6月17日(土)18:30~21:00「移民・難民問題への芸術的アプローチ」


《各回共通》

会場:オンライン(Zoomウェビナーを使用)

参加費=1,000円(税込)

定員=100名(先着順・要事前申込)

申込方法=Peatixにてお申込みいただき、決済手続きまでお願いいたします。

https://peatix.com/event/3570529/


・詳細・申込受付

https://www.geigeki.jp/performance/event313/

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主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

協力:Schauspiel Köln、ゲーテ・インスティトゥート東京

※本事業は、クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョーの一環で実施しています。

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会社概要

URL
https://www.rekibun.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段北4-1-28  九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967
代表者名
日枝 久
上場
未上場
資本金
-
設立
1982年12月