【いこーよファミリーラボ】コロナ禍以降にキャンプを開始した家族は55％！　キャンプに行けなくなった理由は「忙しさ」！　子育て世帯のリアルな悩みを紹介

アクトインディ株式会社

2024年7月19日 12時00分

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社（東京都港区代表取締役：下元敬道以下、アクトインディ）では、アンケート調査や取材からリアルな親子の行動を浮き彫りにする「いこーよファミリーラボ」にて、「子供と家族のキャンプ事情」の調査・分析を行いました。

【調査概要】
調査方法：インターネットアンケート

調査地域：全国
対象者：「いこーよ」会員

調査期間：2024年6月20日（木）～6月30日（日）23：59
サンプル数：571件
※グラフの構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならないものがあります。

■2020年のコロナ禍以降にキャンプを開始した子育て世帯が55％を越える

家族でキャンプをした経験があるファミリーに、子供とキャンプを始めた時期をたずねると、今年に入ってから（6.4％）、1年前（12.8％）、2年前（16.0％）、3年前（12.8％）、4年前（7.0％）という回答結果になり、2020年のコロナ禍以降にキャンプを始めた家庭が全体の55%を占めています。

コロナ禍にはソーシャルディスタンスを保つことが求められ、人が集まるイベントや屋内での活動が制限されたため、全国的にキャンプブームが起こりました。子育て世帯においても、やはりこの時期にキャンプを始めた家族が多いことがうかがえます。

■子育て世帯がキャンプを始めた理由1位「自然の中で子供と触れ合いたかったから」など自然やアウトドアを子供と体験したい親多数！

子供とキャンプを始めた理由を複数回答で聞いたところ、「自然の中で子供と触れ合いたかったから」、「子供にアウトドアの楽しさを教えたかったから」という「自然やアウトドア」を理由とした回答はそれぞれ約6割を占めます。

「子供に自然環境について学ばせたかったから」という答えも約30％あり、親がキャンプを通じて自然との触れ合いを通した教育的な効果を期待していることがうかがえます。

【子供とキャンプをしてよかったと感じた体験口コミ】

■テント設営や撤収など、こどもにも仕事を割り振り、家族一丸となって動くことで、ファミリーでの一体感が増しました。そのせいかはわかりませんが、大きくなっても家族仲がよく、思い出としてもキャンプ話がでます。父の虫に強い姿など、日常見せられない姿を見せることができたのも良かったと思います。

■他の家族と火を囲みながらお話しする時間や、寝袋で寝るなど、普段しない体験ができる。
■騒いでも隣近所に気を使わなくてもよくのびのびと遊べた。見たことのない虫をたくさん見つけられた。

■直近1年間でキャンプに行った回数は1位0回。8割が～2回まで

一方で、直近1年で子供とキャンプに行った回数を聞くと「0回」（42.3％）が最も多くなりました。

続いて「1回」（29％）、「2回」（12.8％）という結果に。キャンプを始めたものの、頻繁にキャンプをすることは難しい家庭が多いようです。

■キャンプに行けない理由は、「忙しさ」家族のスケジュール調整がカギ！

キャンプに行かなかった理由としては最も多く「忙しくて時間が取れない」があげられ、次いで「子供の学校や習い事の予定が多い」という回答が多く、キャンプに行けない理由は現代の家庭が多忙であることが影響していると考えられます。

■忙しいなかでも2024年内にキャンプに行く予定がある、行きたいと思っている家庭は7割超

実際にキャンプに行けている家庭は少ないものの、2024年内にキャンプに行く予定についての質問に対して、「予定はないがキャンプに行きたいと思っている」（37.4％）が最も多く、続いて「キャンプに行く予定がある」（35.8％）となり、合わせて7割以上の家族が、キャンプへの高い関心をもっているという結果に。