母指・手関節専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ サムスパイカ」を11月1日(金)より新たに発売

-ギプスシーネの固定力とサポーターの快適性を両立-

日本シグマックス株式会社

▲2024年11月1日(金)より新たに発売する、母指・手関節専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ サムスパイカ」

医療、スポーツ、ウェルネスの分野で人々の身体活動を支援する日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鈴木洋輔)は、適切な位置でのギプス固定が難しい母指・手関節でもスピーディーな処置が可能な母指・手関節専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ サムスパイカ」を11月1日(金)より新たに発売いたします。

■ハイブリッドシーネシリーズについて

ハイブリッドシーネシリーズは、「ギプスシーネの固定力」「サポーターの快適性」、2つの機能を掛け合わせた新しいギプス包帯です。

当社は創業当初から整形外科向けサポーターとギプス包帯を製造・販売してまいりました。その中で寄せられた「スピーディーにギプス処置をしたい」、「ギプス固定をしている期間、患者様の日常生活に生じる不便を少なくしたい」といった医療現場からのご要望にお応えし2017年に専用ギプスシーネと膝サポーター型のシーネホルダーがセットになった、「ハイブリッドシーネ ニー」を発売いたしました。

▲ハイブリッドシーネシリーズはこれまで4製品ラインアップ

その後、2019年発売の手関節専用「ハイブリッドシーネ リスト」、足関節専用「ハイブリッドシーネ アンクル」に続いて、2023年には体幹部専用「ハイブリッドシーネ スパイン」をラインアップしております。

■ハイブリッドシーネ サムスパイカ 開発の背景

 母指の骨折時には母指が動かないようにギプス包帯を使用して固定する「サムスパイカ固定」の処置を行うことがあります。この時、母指を適切な位置で固定する必要がありますが、他の身体の部位に比べてギプス処置が複雑で、「サムスパイカ固定のためのギプス処置に時間がかかってしまう」「処置を簡便化したい」といったお声を医療従事者より頂いておりました。

▲ギプスを使用したサムスパイカ固定の様子

 そこで、ギプス包帯でサムスパイカ固定を行う際の医療従事者の処置簡便化、またギプス固定中の患者様の負担軽減を考慮した母指・手関節専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ サムスパイカ」を開発・発売いたしました。

「ハイブリッドシーネ サムスパイカ」は、専用シーネをシーネホルダーにセットして装着するだけでスピーディーなギプス処置が可能です。また、手のひら側の専用シーネと、手の甲側のアルミステーを配置したシーネホルダーを採用し、母指・手関節の固定に必要なサポート力を備えています。さらに、シーネホルダーはオープンタイプ設計で装着しやすいデザインにし、実際に装着される患者様の快適性も考慮いたしました。

▲専用シーネとステーの配置

■ハイブリッドシーネ サムスパイカ 製品特徴

1.スピーディーな処置が可能な母指手関節専用のギプス包帯

水に反応して固くなる特性を持つ水硬化性樹脂を含ませた専用シーネを、水に濡らして軽く絞り、シーネホルダーにセットし装着するだけでスピーディーなギプス処置が可能です。

 シーネはあらかじめフィットしやすい形状にカットされて不織布カバーに覆われているため、加工が不要で手が汚れることもなくスムーズに処置ができます。

▲患部にフィットする専用シーネを差し込むだけで簡単に装着可能

2.オープンタイプで手の形状や患部の状態を問わず装着しやすい

シーネホルダーはオープンタイプで母指を曲げずに装着可能。手を通して各種ストラップをとめるだけなので、痛みのある状態でも着けやすく患者様の負担を軽減するデザインです。

▲3STEPで装着可能
▲母指・手関節部を包み込むシーネホルダーと各種ストラップにより手の形状や患部の状態に合わせてフィット感の調整が可能です。
▲ストラップはコカンから抜けにくい仕様になっているため、処置後は手を通すだけで簡単に装着できます。

3.衛生的に使用可能

サポーター型のシーネホルダーのため、においや蒸れが気になるときに患部の状態によっては清拭したり、洗ったりすることができ、患者様に快適に装着いただけます。また、シーネホルダーは洗濯できるため衛生的に装着できます。

 ※脱着の可否については、患部の状態に合わせて医療従事者より患者様への指導をお願いします。

■ハイブリッドシーネ サムスパイカ 製品情報

・販売名:ハイブリッドシーネ サムスパイカ

・一般的名称:ギプス包帯(JMDNコード:33056000)

・医療機器分類:一般医療機器

・医療機器届出番号:13B2X00187000049

・発売日:2024年11月1日(金)

・メーカー希望小売価格:各サイズ7,000円(税別)

・1箱入数:1セット

・適用範囲(手首周囲):

 左Mサイズ:13~16cm、左Lサイズ:16~19cm

 右Mサイズ:13~16cm、右Lサイズ:16~19cm

■ハイブリッドシーネシリーズ 製品特集ページ https://www.sigmax-med.jp/medical/hybrid_schiene/about

ハイブリッドシーネシリーズ 製品特集ページでは、ハイブリッドシーネシリーズの製品特長や装着手順について画像と併せて記載しております。また、サイトページ内には、装着手順動画もご準備しております。

※国内の医療関係者の方へ情報を提供することを目的としたページです

【ハイブリッドシーネシリーズ ラインナップ】

▲ハイブリッドシーネ ニー
▲ハイブリッドシーネ リスト
▲ハイブリッドシーネ アンクル
▲ハイブリッドシーネ スパイン

■日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/

所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1

創業:1973年6月1日

資本金: 9,000万円

代表取締役社長:鈴木 洋輔

社員数:241名(2024年3月末)

売上高:127.3億円(2024年3月期)

日本シグマックスは「身体活動支援業※」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」の中でも「整形外科分野」に特化して、各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品、冷却療法のためのアイシングシステム、治療・診断のための医療機器など、特徴のある製品を提供してまいりました。「スポーツ分野」ではスポーツ向けケア・サポートブランド『ZAMST』を中心に国内外で高い評価を受けております。また日常生活を支える「デイリーケア」、労働者の身体をサポートする「ワーカーズケア」といった分野で『MEDIAID』ブランド製品を拡大展開しております。

※身体活動支援業:運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業(当社による造語)

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会社概要

日本シグマックス株式会社

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URL
https://www.sigmax.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル7F(総合受付8F)
電話番号
-
代表者名
鈴木洋輔
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1973年06月